©Yuliia Mazurkevych – shutterstock.com
家族婚のような少人数ウエディングの席次はどのようにしたらよいのでしょうか。通常の披露宴とはゲストの人数が違うため、席の順番やテーブルのレイアウトに悩んでしまいます。
家族との親睦を深めるため、ゲスト全員に楽しんでもらえるような席の並び方を考えたいですよね。家族婚の席次の考え方や、テーブルに合わせたパターンをご紹介します。
目次
家族婚での席次の考え方
家族婚は少人数のため会場も小さく、テーブルの数も少ないので席次表は必要ないのではと考える方も多いようです。しかし、席が決まっていないとゲストがどこに座ってよいのかわからず困ってしまうこともあります。
家族婚は少人数ウエディングに慣れていない年配の方が多いことがあるため、ゲストが困らないよう席を決めておく配慮も必要になります。
高砂は必要?
結婚式はテーブルの配置や席次の決め方でも雰囲気が変わります。家族婚は通常の披露宴とは違い、ゲストも少人数なので席のレイアウトがしやすいのが特徴です。高砂を用意してもよいですし、メインテーブルをなしにして新郎新婦がみんなの席に回れるよう、格テーブルに席を用意しておくこともおすすめ。
家族婚の席次は、家族がどのようにしたら楽しんでもらえるのかを考えながら準備を進めていきましょう。
家族婚の席次の決め方
席順は、一般の披露宴では新郎新婦との関係の近さによって決められます。新郎新婦に近いのが「上座」一番遠い「下座」にあたるのが親族の席になります。家族婚の席次では上座となる主賓や上司がいません。そのため「上座」に誰に座ってもらうべきか悩む人もいるようです。家族のみの場合か、親族がいるかどうかで決めると分かりやすくなります。
家族のみの場合
- 上座に「兄弟、姉妹」
- 下座に「両親」
親族がいる場合
- 上座に「親族」
- 下座に「両親」
家族婚の席次表パターン
テーブルの配置方法はゲストの人数に合わせて決めるとよいでしょう。10名ぐらいの場合は、長テーブル。20名ぐらいであれば円卓、2本流しがおすすめです。10名以下の場合は、全員の顔が合わせられる話しやすい円卓もよいでしょう。
テーブルと座れる人数が合っていないと一人一人のスペースが狭くなったり隙間が空きすぎてしまったりしてしまうこともあるため、ゲストの人数に合わせたテーブル選びをしましょう。
円卓
10名以下
ゲストが10名以下の場合、一つのテーブルを囲むのもおすすめです。みんなの顔を見ながら話すことができるので、より家族との親睦が深まるでしょう。
メインテーブルあり
20名ほどのゲストがいる場合、円卓もおすすめです。メインテーブルを設置することでどの席からも新郎新婦が見え、お二人からもゲストの全員の顔が見やすくなります。披露宴に近いスタイルにしたい方におすすめです。
メインテーブルなし
こちらはメインテーブルをなくし、新郎新婦が各テーブルを順番に周るスタイルになります。テーブルごとゆっくり話しをしたいカップルにはおすすめです。
長テーブル
誕生日席
長テーブルを使い、お誕生日席に新郎新婦の席を設置するレイアウトになります。メインテーブルを設置しなくても主役のお二人の顔がゲストから見やすくなります。
新郎新婦を囲んで
新郎新婦が真ん中に座り、両側に親が座ることで両家の顔合わせのようなスタイルに。新郎新婦が主役というよりも、家族との交流を意識したレイアウトになります。
2本の流しテーブル
20名ほどゲストがいる場合は、一つの長テーブルだと全員の顔が見づらくなってしまいます。その場合2本の流しテーブルを使い、メインテーブルを設置することでゲストの顔が見えやすく交流もしやすくなります。
人数に差がある場合の席次の決め方
お互い招待する人数に差が出てしまったとき、少ない家族側のテーブルが空いてしまうことがあります。その場合、テーブルの数を減らしたり、長テーブルであれば短くし、少ないところに席を割り振るとよいでしょう。
テーブルを短くする
人数の差が少ない場合、テーブルを囲むのもおすすめです。
相手側の席に移動
人数の差が多い場合、相手側の席に移動するのもよいでしょう。その場合、兄弟や姉妹夫婦に移動してもらうのもよいかもしれません。
家族婚の席次はどうする?テーブル別の決め方やパターンまとめ
家族婚は少人数のため席次を決めるのに困ってしまいます。ですが、少ないからこそお二人のイメージする家族婚に合ったレイアウトがしやすいのも魅力です。
どのようなスタイルで結婚式をしたいかを考え席次を決めていくのがよいでしょう。家族婚でも席次表を作り、お互いの家族が楽しめるようレイアウトしていきましょう。