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身内だけを招待して行う結婚式「家族婚」を挙げることにした場合、結婚式に招待できない友人や職場の人にどのように結婚の報告をしたらよいのでしょうか。
結婚を報告する時に気を付けることや、そのまま使える文例をご紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
家族婚を伝えるときに気をつけること
友人
友人に結婚の報告をする際は、大きく5つの内容を伝えるようにしましょう。
- 結婚報告(入籍日)
- 結婚式を家族婚にすること
- 結婚式に招待するかしないか
- 二次会などの有無
結婚報告
まずは、結婚の報告をします。「この度、ご縁があって結婚することになりました。 相手はかねてからお付き合いしていた○○さんです。」という文面が一般的。入籍日は伝える場合も、伝えない場合もありますが、既に入籍をしている場合は○月〇日に入籍しました。という報告もあると丁寧な印象を与えることができます。
結婚式を家族婚にすること
友人に結婚の報告をする場合、結婚式を楽しみにしてくれている方は多くいます。特に親しい友人や、以前に結婚式に招待してくれた友人であれば「結婚式はどうするんだろう」と気になっている人もいるはず。
そのため友人に結婚報告をするときには「結婚式を家族婚にする予定」ということをしっかりと伝えましょう。「結婚式にぜひ招待したかったけれど、家族のみで挙式をすることになったので」と断りがあれば、「結婚式を挙げるのになぜ招待してくれなかったのか」と誤解を招かずに済みます。
結婚式に招待するかしないか
家族婚であっても親しい友人を招待することがあります。その場合は「家族婚で身内だけで結婚式をする予定なのだけど、ぜひ友人として参加してほしい」と一言添えておくと参加する友人も気持ちよく参加できるはずです。
二次会の有無
結婚式は家族婚にする場合も、別途二次会や食事会だけ設定することもあるでしょう。その場合は「結婚式は家族のみで挙げる予定なんだけど、友人を集めて二次会をやりたいと思っています。ぜひ参加していただけたら嬉しいです!」と一言添えると良いでしょう。結婚式に参加できなくても、結婚相手を紹介する場を設けることで嬉しく思う友人も多いはずです。
上司
職場の上司に結婚の報告で伝えるべきことは多いようですが、どれも必要なことなので忘れずに早めに報告するようにしましょう。まずは直属の上司に報告をしてから、上司の指示に従って関係者に報告するようにするとトラブルが起きにくくなります。
- 結婚すること
- 結婚後の働き方
- 結婚式をするのかしないか
- 上司を結婚式に招待するかしないか
- 結婚式にともなう休暇をとるのか
- 妊娠しているか
結婚後の働き方
結婚後に働き続けるのか、退職するのかを早めに伝えることが大切です。結婚を機に退職する場合は引継ぎなどの時間も考慮して早め早めに報告するようにしましょう。
結婚式をするのかしないか・上司を招待するのかしないのか
家族婚をする場合にきちんと伝えなくてはいけないのが結婚式に上司を招待するかどうかです。招待しない場合は、報告時に「身内のみでささやかにおこなうことになりました」と招待できない理由を伝え、「招待できなくて申し訳ありません」とお詫びを丁寧にしましょう。上司も結婚式への出席時は会社への申請などの手続きをする場合があるため、結婚式の招待については曖昧なままにしないようにしましょう。
結婚式には身内以外の出席者は招待しないということをきちんと伝えましょう。上司との関係性にもよりますが、親しい場合「後日、結婚相手を改めて紹介させていただきます」などのフォローをしておくのもよいかもしれません。
家族婚を伝えるタイミングと報告の仕方
もともと家族婚を行うと決めている場合は、入籍の報告と同じタイミングで結婚式についても伝えるようにしましょう。入籍後に家族婚をすることが決まった場合は、結婚式を挙げる日が決定してからでも問題ありません。
友人や上司に家族婚を伝えるときは、直接会って報告をするのがおすすめです。顔を見て話すことで誠意が伝わりやすくなります。直接会うことが難しい友人には電話やメールでもよいでしょう。メールの場合は、招待できない理由やお詫びの気持ちを、一人一人にきちんと伝えましょう。
家族婚の報告、伝え方文例
家族婚の報告をするときの文例をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
友人
この度、ご縁があって結婚することになりました。
相手は以前から付き合っていた〇〇君です。 結婚式は海外で家族のみで行うことにしました。 本当は〇〇ちゃんを招待したかったんだけど、ごめんね。 別の日に親しい人を招いて二次会を開催しようと思っているんだけど来てくれるかな? 二次会の予定がきちんと決まったらまた連絡します!
上司
お忙しい中お時間を取っていただきありがとうございます。
私ごとなのですがこの度、ご縁があり結婚することになりました。
相手の方は、友人を通じて知り合った方です。
結婚式はお互いの家族と話し合い、親族のみでささやかにおこなうことになりました。
◯◯さんにはお世話になっているので、結婚式に出席していただきたかったのですが 招待できず申し訳ございません。
結婚式を挙げる予定の◯月に、◯日ほど休暇をいただきたいと思っております。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
結婚後につきましてはこれまで通り勤務していきますので、今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。
友人や会社の上司への報告の仕方と例文!家族婚の場合まとめ
家族婚をおこなう場合、友人や上司には招待できない理由とお詫びをきちんと伝え、その後のフォローが大切になります。二次会を設定したり、後日相手を紹介する場を設けても良いかもしれませんね。
結婚式に招待しない場合も、直接会って話すことで誠意が伝わりやすくなります。
今後の付き合いが円満にいくような家族婚の報告をしましょう。