素敵なウエディンググローブが見つかる!選び方と組み合わせアイデア

ウエディンググローブ©natu – shutterstock.com

花嫁が結婚式で身につけるウエディンググローブ。花嫁衣装のアイテムの一つですが、最近ではグローブなしという選択をする花嫁もいます。そもそもなぜ花嫁はウエディンググローブをつけるのでしょうか。その意味を紐解きつつ、自分のイメージにぴったりな素敵なグローブと出会うためのグローブの選び方や、参考にしたい先輩花嫁のドレスとグローブの組み合わせアイデアをご紹介します。

ウエディンググローブを着用する意味

花嫁がグローブを身につける意味はいくつかあります。一つ目は、「露出を避ける」というもの。神聖な結婚式の場では過度な露出を避けるのがマナーとされていてるため、グローブを着用し花嫁の肌を隠す意味合いがあるそうです。二つ目は、結婚前の花嫁は無垢で汚れのない存在であると考えられていることから「無垢を表す」という意味があります。また、挙式でおこなわれる指輪交換の際に花嫁がグローブを外す行為には「今からあなたのものになります」といった花嫁の誓いの意味が込められています。
グローブを身につけるのには大切な意味がいくつかありますが、結婚式で必ず着用しなくてはいけないという決まりはないようです。最近では、「式場やドレスの雰囲気に合うものがない」「せっかくのネイルが見えなくなってしまう」「つけると逆に重たい印象になってしまうから」など、グローブなしを選択する花嫁も多くいます。その他に、グローブをつけることでクラシカルな雰囲気になってしまうので、カジュアルな結婚式をおこないたい花嫁は着用しないこともあるようです。グローブをつけるかは自由に選択ができますが、キリスト教会でおこなう場合など会場によっては、必ず着用しなければいけないこともあるので注意をしましょう。

ウエディンググローブの種類

ウエディンググローブの形は大きく分けて、二種類あります。

手袋タイプ

ウエディンググローブ©mnimage – shutterstock.com

結婚式でよく見かけることのある5本の指に分かれた手袋タイプのグローブ。指輪の交換の際のグローブを外すことの意味合いもある手袋タイプは、儀式を大切にしたいという方におすすめです。

フィンガーレスグローブ

ウエディンググローブ©Tymonko Galyna – shutterstock.com

指の部分がなく、手の甲から腕まで生地があるタイプのグローブ。親指や中指に輪っかを引っかけて留めるタイプもあり、指先が出ているためグローブを外さず指輪の交換ができるのが特徴です。

素材

サテン

サテンとは光沢のある生地のことをいいます。なめらかな手触りと光沢感で気品溢れる大人な女性を演出してくれます。

オーガンジー

軽くて透明感のある生地。柔らかさもあるため、清楚で女性らしい印象にしてくれます。

レース

何本かの糸を使ってすかし模様にしたもの。グローブはシンプルなデザインが多いですが、レース素材は手元が華やかになりゴージャスな印象に。選ぶレースのデザインによっては可愛い印象になるものも。

長さ

ロング丈

肘上までの長さ。グローブは長ければ長いほど上品でフォーマルな印象になるため、格式高い結婚式にはぴったり。さらに、ロンググローブは腕を細く見せる効果もあります。

ミディアム丈

肘下までの長さ。どんなドレスにも合わせやすいのが特徴です。しわになりにくく、腕の曲げ伸ばしが楽なのもメリット。素材やデザインによって上品にもカジュアルにも印象を変えられるので、さまざまな会場に対応しやすい長さです。

ショート丈

手首までの長さ。ショート丈のグローブは軽やかな印象になるため、ガーデンウエディングのようなカジュアル度が高い結婚式におすすめ。夏の屋外でおこなう場合、暑さ対策としてショート丈を選ぶ方もいます。

ウエディンググローブの選び方

ドレスの袖に合わせる

グローブはドレスの袖の長さで選ぶとバランスがよくなります。袖のないビスチェタイプやタンクトップタイプの肌の露出が多いドレスは、ロング丈がおすすめ。オフショルダータイプのドレスは、ミドル丈にするとバランスもよく合わせやすいです。ドレスの袖が7分丈や長袖の場合はグローブをしないか、ショート丈を着用するとバランスがよいでしょう。

会場の雰囲気に合わせる

露出を避けるのがマナーの格式高い教会では、ロング丈を選びましょう。形や素材も正統派の手袋タイプのサテン生地がおすすめです。ホテルや専門式場では、お二人の結婚式の雰囲気に合わせて、フィンガーレスグローブにしたり装飾にこだわったりしてもよいでしょう。カジュアルな会場であれば、ショート丈や遊び心を取り入れて凝ったデザインのグローブも素敵です。

色選び

グローブの定番となる白の色みには、ホワイト、オフホワイト、アイボリーの三種類があります。グローブは基本的にドレスの色と合わせるのがよいでしょう。

おすすめのウエディンググローブ

シンプルロンググローブ

王道のロンググローブ。シンプルだからこそ花嫁の気品さを演出してくれるのでしょう。光沢のあるドレスや、同じサテン生地のドレスに合わせることで大人のイメージに。

ミディアムグローブ

サテン生地のミディアム丈のグローブに、デザインを取り入れることで上品さと可愛らしさを演出。

リボン付きグローブ

大きなリボンの付いたオーガンジー素材のグローブ。やわらかな素材のドレスに合わせることで、より可愛らしい花嫁にしてくれます。

レースショートグローブ

レース素材のグローブは、ショート丈にすることでカジュアルで華やかな印象に。上品さも残したいという方におすすめです。

ショート丈フィンガーレスグローブ

ネイルが映えるショート丈フィンガーレスグローブ。ヘッドドレスとグローブの雰囲気を合わせることで統一感もあり、可愛らしい印象に。

ロング丈フィンガーレスグローブ

ロング丈は重くなりがちですが、オーガンジーの生地を選ぶことでやわらかな雰囲気にしてくれます。さらに全体にデザインがほどこされていることで、上品な印象になります。

グローブなし

ウエディングドレスの袖が長くデザインがある場合は、グローブなしでも。ドレスの魅力を引き立たせたい花嫁におすすめです。

素敵なウエディンググローブが見つかる!選び方と組み合わせアイデアまとめ

花嫁のグローブは、形から素材までさまざまなデザインがあります。選ぶグローブで雰囲気が変わるので、自分がなりたい花嫁をイメージしながらドレスと合わせてみましょう。好きなデザインを重視しすぎても、会場や挙式の雰囲気にあってなければイマイチな印象になってしまうことも。トータルバランスを考えながら結婚式当日を意識して素敵なグローブを見つけてみてください。