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最近ではカジュアルなスタイルでおこなうお披露目パーティが人気ですが、大勢の前ではなく親族のみに二人が結婚したことをお披露目するカップルも増えてきています。しかし、親族のみで結婚お披露目会をしたいけれど「どのような内容でおこなえばよいの?」「演出は?」と悩む方もいるのではないでしょうか。親族のみで楽しい時間を過ごすための、当日の流れや演出アイデアをご紹介します。
目次
親族のみでおこなう結婚お披露目会
最近は通常の挙式と披露宴をおこなわずに、お二人が結婚したことを親族や友人・知人にお披露目する会としてカジュアルなスタイルでおこなうウエディングパーティをする方が増えています。親族のみを招待してお披露目会をおこなうカップルの中には、盛大な披露宴は苦手だけれど親族にはきちんとお披露目をしたいという方や、身内のみでアットホームにおこないたいという理由で選ぶ方が多いようです。親族のみのお披露目会では、両家の親族同士の親睦を深めたいと歓談時間を多くとるパーティ形式にする方や、結婚式を家族の大切な儀式としてとらえ、セレモニーの要素をとりいれた演出を多くするカップルもいます。
親族のみでおこなう結婚お披露目会の当日の流れ
お披露目会の流れは、通常の結婚式とほとんど変わりはありません。
1. 受付
2. ウエディングパーティ
3. 送賓
受付
親族のみでおこなうお披露目会では、兄弟・姉妹に受付を頼むことが多いです。事前にご祝儀をいただいている場合、受付を設けないこともあるようです。
パーティ内容
どのようなお披露目会にしたいかによって、パーティ内容は変わってきます。結婚式要素をとりいれるのか、歓談中心に進めるのかによって所要時間も変わってくるため、親族のみのお披露目会であってもきちんとプログラムを決めておくことが大切です。
送賓
親族のみのお披露目会だから送賓はいらないのではと考える方もいるかもしれませんが、最後に参加してくれたことへの感謝を伝える場を設けたほうがよいでしょう。ゲスト一人一人にプチギフトを渡しながら「ありがとう」という気持ちを伝えるのもおすすめです。
親族のみでおこなう結婚お披露目会の演出アイデア
親族のみでおこなう結婚お披露目会では、親族同士の関わりを大切にするためゆっくりと歓談を楽しむ時間を作りたいというカップルが多くいます。そのため、必ずしも演出をしなくてはいけないわけではなありません。ですが、2時間ほどあるお披露目会で「会話が続かず会場が静まり返ってしまったらどうしよう」と心配な方は、演出を取り入れたプログラムを考えるもおすすめです。
人前式
挙式をおこなわないカップルは、親族の前で結婚の誓いをする「人前式」もおすすめです。ゲスト参加型なので、アットホームな雰囲気でおこなうことができます。
親族紹介
親族のみのお披露目会では、親族との親睦を深める場ともなるため両家で紹介し合うのもよいでしょう。新郎新婦が親族紹介をしてもよいですし、親族に新郎新婦との思い出とともに自己紹介をしてもらうのもおすすめです。
ウエディングケーキ入刀
披露宴では欠かせないケーキ入刀ですが、お披露目会でも盛り上がる演出の一つです。ファーストバイトや両親へのラストバイトもおこなうことができます。
ムービー上映
派手な演出は苦手という方は、ムービー上映がおすすめです。生い立ちや幼い頃の写真、映像を流しながら、みんなで思い出を振り返るのもよいでしょう。
テーブルラウンド
ゆったりとした時間を過ごすことのできるお披露目会だからこそ、各テーブルを回りながらゲスト一人一人と話をしたり、写真を撮ったりしてもよいでしょう。
両親への花束贈呈
親族の前で手紙を読むのは恥ずかしいけれど両親への感謝を形にしたいという方は、記念品や花束贈呈もおすすめです。
親族のみでおこなう結婚お披露目会の服装について
お披露目会の服装はおこなう会場や内容によっても変わってきます。披露宴のように必ずしも正装でなくてはいけないわけではなく、カジュアルなパーティ形式だからウエディングドレスは着ないという花嫁もいますし、せっかくだからとタキシードやウエディングドレスを着る方もいます。決まりがないため、「ウエディングドレス姿が見たい」という両親の希望や「両親に晴れ姿を見せたい」という場合はドレスを着るのもよいでしょう。花嫁がドレスを着る場合は、新郎や両親も格を合わせるのがおすすめです。両家で格が違うということも避けたほうがよいので、事前に当日の服装について両親とも話し合っておくとよいでしょう。お披露目会に参加するゲストに対しては、服装に困らないよう「平服でお越しください」などドレスコードをきちんと伝えておくと親切です。
親族のみでおこなう結婚お披露目会の流れと演出アイデアまとめ
親族のみでおこなうお披露目会は、どのような内容にしたいかによっても流れが変わっています。歓談中心にしたいのか、結婚式のようなお披露目会にしたいのか明確にしておくことで、演出も取り入れやすくなるでしょう。親族同士が楽しく関わることができるよう、素敵なお披露目会にしてください。