結婚式の二次会を余興なしでおこなう時の流れと内容・注意点

結婚式の二次会を余興なしでおこなう©Halfpoint – shutterstock.com

結婚式のあとは二次会を開催しようと考える新郎新婦は多いと思います。二次会のイメージといえば、楽しいゲームや余興でわいわい盛り上がるイメージですが、最近では歓談を中心とした余興なしのスタイルが増え始めてきました。余興なしの二次会はどのような理由で選ばれるのでしょうか?余興なしの二次会の流れやメリット・デメリットもあわせてご紹介します。

二次会で余興なしを選ぶ理由

二次会で余興なしを選ぶ理由©Halfpoint – shutterstock.com

これまでの結婚式二次会といえば、友人たちの余興やビンゴゲームなどで会場を盛り上げるスタイルが中心でした。参加したゲストからもっと新郎新婦と話したかったという声もよく聞く感想です。最近では「来てくれたゲストとゆっくり話がしたい」と、歓談中心のプログラムで開催したい考えが二次会を検討する新郎新婦の中にも増えてきました。余興をゲストにお願いすると、準備や二次会当日まで時間を割くことで、ゲストの負担が大きくなります。それよりもゲストの負担を減らし、その分の時間を歓談やゆっくり食事を楽しんでもらいたいという思いが、余興なしを選ぶ大きな理由のようです。

二次会余興なしのメリット・デメリット

二次会余興なしのメリット©Halfpoint – shutterstock.com

メリット

・新郎新婦がゲストに直接感謝の気持ちを伝えられる
・ゲストがゆっくり食事を楽しめる
・余興の準備や景品にかかる費用負担がなくなる
・プログラムの進行を気にしなくてよい
・落ち着いた雰囲気で過ごせる
・会費が低く設定できる
・ゆったりとした時間の中でゲスト全員と触れ合う演出ができる

余興がないことで時間を自由に使うことができ、新郎新婦も落ち着いた雰囲気でゲストとの歓談に時間をかけることができます。ゲームをおこなうための景品代で会費が高くなることがなくなり、ゲストの金銭的負担も減らせます。余興があるとプログラム進行を気にしなければなりませんが、歓談中心なので当日の時間配分が明確です。余興やゲームは友人たちのノリでおこなわれることが多いので騒がしい印象にも。余興なしでは、特別な日にゲスト一人一人と大切な時間を過ごせるイメージを持った二次会にできるところもメリットです。

デメリット

・盛り上がりに欠けてしまう可能性
・時間を持て余してしまう。
・ゲストが退屈にしてしまうかも。
・余興なしを経験していないゲストは戸惑う

余興がないことで時間の余裕はできますが、盛り上がるシーンを作ることが難しくなります。また、一人で参加しているゲストは時間を持て余してしまうかもしれません。そうならないためにも新郎新婦がホスト役になって、ゲストのところへ新郎新婦が伺うような演出にしておきましょう。余興を楽しみにしているゲストも中にはいます。新郎新婦から「今日は余興なしの歓談を中心とした二次会です」と一言アナウンスをしておくのもよいでしょう。

余興なしの二次会の流れと内容

1. 新郎新婦挨拶
2. 乾杯
3. ゲストスピーチ
4. 歓談タイム 
5. 終わりの挨拶
6. 送賓

通常の結婚式二次会のように余興が入る時間帯を歓談タイムで過ごします。新郎新婦が揃ってゲストのテーブルを回り、フォトラウンドで記念撮影の時間を作りゲストへおもてなしをしましょう。お互いの友人を紹介しあってゲスト同士をつなぐことも人の輪が広がるきっかけにもなり、当日の雰囲気を盛り上げます。歓談中心にすることで、話に夢中になってしまい時間があっという間に過ぎてしまうことも。ゲストと話す時間配分を意識しておくことも大切です。

余興がないときの注意点

ゲームなどで景品がゲストに当たる二次会とは異なり、余興なしでは景品がないぶん、普段より手厚いプチギフトを用意しておくと、二次会に来てくれた感謝も伝わりゲストの満足度も上がります。人数が多い二次会になると出席したのに話せなかったということもあるので、歓談タイムは全員と話せるように時間配分を考えておくとよいでしょう。余興がないことで、ただの飲み会のような雰囲気にならないように、新郎新婦の挨拶や友人スピーチなどをプログラムに入れておきます。

結婚式の二次会を余興なしでおこなう時の流れと内容・注意点まとめ

余興やゲームが盛りだくさんの結婚式二次会は定番スタイルで会場は盛り上がりますが、新郎新婦と話せずに終わってしまったという話もよく聞きます。最近では「ゲストとゆっくり話したい」と考え余興なしを選ぶ新郎新婦が増えてきました。余興なしの二次会は歓談スタイル中心でおこないますが、新郎新婦がホスト役となりゲストへのおもてなしをすることがポイントです。来てくれたゲスト全員に感謝の気持ちが伝えられるよう歓談の時間配分には気を付けておきましょう。ゲスト同士の会話が弾むような仕掛けを新郎新婦が作って楽しい二次会にしてください。

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