ご祝儀がいる1.5次会結婚式に呼ばれた時のご祝儀相場と包み方

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1.5次会結婚式の多くが会費制 。招待状に会費について何も書いていない場合、ゲストが戸惑うことがとても多いのです。会費が指定されていた時もご祝儀を別に包むのか、という問いも多いよう。1.5次会でご祝儀を包むケースはどのような時か、相場は披露宴と一緒か、何を基準に判断するかをまとめました。

1.5次会結婚式でご祝儀がいるケース

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1.5次会結婚式では6~7割が会費制です。そのため、「1.5次会スタイルの結婚式なら会費」というイメージが一般的に浸透しています。ただ、3~4割の新郎新婦がおもてなし重視のパーティを企画して、ご祝儀をいただくことを選択しており、招待状に会費の記載がないことでゲストがご祝儀でいくら包むか混乱してしまう場面が見られます。
また会費が記載されていても、金額は通常の結婚式に比べ低い設定のため、新郎新婦との関係性の深さによっては、会費以外にご祝儀が必要かどうかゲストを悩ませます。
次のようなケースなら、1.5次会結婚式でご祝儀をお包みします。

招待状に何も書かれていない場合

1.5次会スタイルの結婚式、または通常の披露宴では選ばれない会場(レストラン・カフェ)等での結婚式の招待状ですが、会費の記載がない場合は、「ご祝儀をお包みして持参」します。

会費制でもご祝儀をお包みする場合

親族・上司・親友など、新郎新婦と関係性の深い間柄で、会費以外に気持ちでお祝いを渡したい場合には「結婚祝い」として、ご祝儀をお包みする場合があります。

欠席の場合

1.5次会結婚式に招待されたものの、やむをえず欠席の場合、お祝いとしてご祝儀をお包みします。

1.5次会結婚式のご祝儀の相場の決め方

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1.5次会スタイルで招待状に会費の記載がない場合は「新郎新婦がフォーマル寄りのおもてなしに力を入れているため」と考え、通常の結婚式と同様、ご祝儀をお包みして持参しましょう。
1.5次会スタイルの結婚式でご祝儀の相場の目安とするのは、次の3つです。

新郎新婦との関係性

ご祝儀の相場は新郎新婦との続柄・関係性での目安があります。披露宴の場合ですが、一般的にはこれがマナーとされている数字です。

兄弟姉妹・・・・・・50000円~100000円
おじおば・祖父母・・・・・・30000円~50000円
友人知人・・・・・・30000円
夫婦連名・・・・・・50000円~60000円
会社上司や主賓・・・・・・50000円
会社同僚・・・・・・30000円

ゲストの年齢

新郎新婦よりゲストの年齢が年上・関係性が上司や目上の場合は、相場より10000円~20000円高く包むケースがあります。

会場のフォーマル度

会場のフォーマル度によって、お包みする金額を増減します。1.5次会結婚式で選ばれるレストランやカフェの場合、友人知人では20000円を選択するケースが多いようです。
が、ホテルや専門式場・ゲストハウスや有名レストランのようなフォーマル度が高い会場の場合は、一般的なご祝儀の相場に合わせる目安となります。
ゲストにとっては、何を判断の基準とするか、少し難しいケースがあります。心配なようであれば、通常の披露宴と同様の金額(友人・知人では30000円が目安)をお包みするのがおすすめです。また、

・友人同士で情報を共有し、ご祝儀の金額を合わせる
・会場に電話してご祝儀の相場を聞く

などの解決アイデアがあります。
ご祝儀とは結婚をお祝いする「気持ち」なので、自分の中で無理のない金額をお包みしましょう。

会費制の1.5次会結婚式でのご祝儀(結婚祝い)の相場

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会費が設定されている1.5次会結婚式では、ゲストに負担をかけたくないという新郎新婦の配慮がなされているため、会費以外では基本的にご祝儀をお包みしません。
ただ、新郎新婦と関係性が深いゲストは結婚祝いとして、会費以外にご祝儀をお包みすることがあります。その場合の相場です。

友人・知人・上司・・・・・・10000円~30000円
兄弟姉妹や親族・・・・・・30000~50000円

披露宴の相場より下がります。高額で包むと、会費の配慮をした新郎新婦に気を使わせてしまうこともあります。
ご祝儀は会場には持参せず、事前に新郎新婦に直接手渡すか、郵送するのがマナーです。
会費制の1.5次会でご祝儀を包む場合を詳しくまとめている記事がありますので、ぜひ参考にしてください。

【ご祝儀は必要?会費制1.5次会結婚式で友人にご祝儀を送るには】

1.5次会結婚式を欠席する場合のご祝儀の相場

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一度は出席すると答え、招待状が届いた後に1.5次会結婚式を欠席する場合は、欠席すると伝えた時期やタイミング、新郎新婦との関係性によって、ご祝儀か会費の何割かを結婚祝い(ご祝儀)としてお包みするのがマナーです。
欠席すると決めた時期・タイミングでの一般的な相場をまとめました。

ご祝儀制の1.5次会を欠席する場合

こちらは一般的な結婚式や披露宴に招待された場合の相場と一緒です。

打診があり招待状が届いてから欠席する場合

招待状を送る3~2カ前に「結婚式に出席してほしい」という打診がきて、式の2~1カ月前に招待状が届くことが多いのですが、その間に状況が変化して、欠席を選択しなければならない場合。
欠席の旨とお祝い・お詫びの言葉を返信はがきに記入し、本来ご祝儀にお包みする1/3~1/2をお祝いとして贈るのが相場とされています。10000円~20000円の現金をご祝儀袋にお包みしてもいいですし、同額のプレゼントを贈るのもいいでしょう。
自分の結婚式に出席してもらっていたら、同額を包むのがマナーとされています。が、相手との関係性によっては、お料理・引き出物を頂かないのに高額を包むことで相手を恐縮させてしまうようなら、相場の10000円~20000円でいいでしょう。

招待状に出席の返信をした後に欠席する場合

結婚式の1カ月前であれば、まだ料理・引き出物共にキャンセルできる時期なので、お祝いの相場は上記の10000~20000円でかまいません。ですが、もともと出席を予定して返事を伝えた後なので、新郎新婦との関係性によっては、ご祝儀に予定していた金額を全額お包みしたほうがよい場合もあります。
結婚式の日取りから1カ月切っている状態で欠席を伝えたときは、料理も引き出物もキャンセル不可能なことがあるため、できれば半額以上~全額お包みするのがベストです。
会う機会を設けるか電話で、日取りから近い時期での欠席することを直接のお詫びをしてフォローしましょう。

式の直前にやむをえない理由で欠席する場合

体調不良ややむをえない問題で、式直前に欠席するなら、全額(20000円~30000円)お包みして、できるだけ早くお送りしましょう。やむを得ない理由とはいえ、とてもデリケートな問題のため、祝電を手配する・プレゼントと一緒にお送りするなどのフォローがあったほうがいいケースです。

会費制の1.5次会を欠席する場合

新郎新婦との関係性によりますが、会費制であればもともとゲストの負担を軽くすることが配慮された結婚式ですので、新郎新婦との関係性・欠席を伝えるタイミングで、会費内でのお祝いを考えます。

打診があり招待状が届いてから欠席する場合

対応への考え方はご祝儀制の場合とほぼ一緒ですが、お祝いとしてお包みする金額は会費によってさまざまです。10000円以下の金額であれば、ギフトカードやプレゼントなどでお祝いを送るアイデアもあります。
自分の結婚式に出席してもらい、ご祝儀も包んでもらっている場合は、会費分のお祝いをお包みすることが多いようです。自分のご祝儀分より少なくて迷うことが多いケースですが、会費制の1.5次会ウエディングでは会費内でゲストの飲食代やギフトを手配していることが多いため、基本会費と同額のお祝いでかまいません。それ以上包むなら、ゲストと新郎新婦との関係性の深さをよく考慮した上で、お包みしましょう。

式の直前(1カ月~半月前)にやむをえない理由で欠席する場合

式の直前に欠席することになったら、できれば会費全額分の結婚祝いを現金またはプレゼントでお包みしてお送りしましょう。お詫びの電話や祝電を送る配慮が必要です。

欠席する場合は式当日に祝電を送ると好印象

1.5次会結婚式を欠席する場合、祝電を当日お送りすると非常に好印象です。祝電を手配するというメールにはないひと手間と、当日会場にいなくてもお祝いの気持ちを読み上げてもらえることで、思いが伝わります。また、祝電は会場のお祝いムードの演出に花を添える役目もありますので、とてもおすすめのサービスです。

1.5次会結婚式でお包みするご祝儀袋の種類

ご祝儀袋のデザインと金額の関係

ご祝儀をお包みするご祝儀袋は、包む金額によってご祝儀袋のデザインを変えるマナーがあることをご存知でしょうか。
売り場には沢山のご祝儀袋があるのでデザインの素敵なものを選びたくなりますが、判断のポイントはご祝儀の金額です。ご祝儀額が多ければ飾りとデザインも華やかに、少なければシンプルなもの、というマナーがあります。ご祝儀袋はその場で開けられないため、デザインが金額の目安です。包む金額が少ないので、せめてご祝儀袋を華やかにと凝ったデザインのものを使うのはマナー違反。気を付けましょう。
ご祝儀袋の選び方に関しては、以下のページで詳しく記していますので参考にしてください。

【会費制の1.5次会結婚式でご祝儀を包むケースとご祝儀袋の選び方】

会費はご祝儀袋に包んではいけない

会費制の1.5次会結婚式に呼ばれた際、会費をどうやってもっていくのか迷うところです。特に会場が格式あるホテル・式場だった場合や、高級レストランだったら、お財布から直接出していいのか迷うところ。
会費は受付係が確認しやすいよう、お財布から直接で大丈夫。ご祝儀袋に包むと結婚祝いと間違いやすくなるので、包むことはやめておきましょう。
スマートに渡したい場合は、糊付けしない綺麗な封筒に入れて持参するなどの分かりやすくする配慮を。

1.5次会結婚式でのご祝儀の相場まとめ

1.5次会スタイルの結婚式では、会費が設定されている場合と、会費を設定せずご祝儀をお包みしていただく場合があります。ご祝儀の場合は、通常の結婚式と同じ相場で考えますが、会場を調べ格式とカジュアルさによっては、20000円ほどの相場に。
会費制の場合でも、欠席するときや新郎新婦との関係性で、ご祝儀を結婚祝いとして包む場合があります。新郎新婦との関係性をしっかり配慮した上で、マナーに沿ってご祝儀をお包みしましょう。

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