一番選ばれている衣装は何?結婚式で新郎が着る衣装の種類

バージンロードを歩く花嫁を迎える新郎©︎ Bogdan Sonjachnyj/Shutterstock.com

結婚式で新郎はフォーマルな場の主役としてゲストを招待する立場になります。そのため新郎の衣装も普段着ているスーツより格式高い礼服を身につける必要があります。とはいえ、どんな衣装が正礼装になるのか分からないと思います。結婚式で新郎が着る衣裳の種類や実際に一番着られている衣装は何かそれぞれ見ていきましょう。

新郎の衣装の種類

タキシード

 
 
 
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タキシードはもともとは夜の準礼装ですが、最近は昼夜を問わずに着られることが多くなりました。タキシードの基本カラーは黒ですが、花嫁のウエディングドレスに合わせて白を選ばれることが多いです。生地に光沢のある素材が結婚式では人気があります。黒、グレー、白がタキシードのベーシックカラーですが、ウエディングスタイルや花嫁に合わせてネイビーやチェック、ストライプと選ばれるデザインの幅が広がっています。

フロックコート

 
 
 
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フロックコートはタキシードと異なり着丈が長いのが特徴です。昼間の礼装になるのでナイトウエディングでは避けた方がよい衣装。ヨーロッパでは伝統的な衣装になり、クラシカルな雰囲気の会場に映え、新郎が落ち着いた雰囲気を演出できる衣装です。色は黒、白、グレーが一般的。華やかなカラーのネクタイやシャツでアレンジするスタイルも人気があります。

モーニング

 
 
 
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モーニングは18時までの着用が正式とされています。ジャケットの色は黒で、グレーの縦縞のスラックスをサスペンダーで吊るすのが基本スタイル。ジャケットの後ろの丈が長く足が長く見えることが特徴です。結婚式では新郎新婦の父や親族も着用することが多い衣装になりますが新郎が着てもOK 。モーニングを選ぶときは、親族やゲストの服装も合わせて確認をしておくと安心です。

新郎衣装はどの種類が選ばれているか

新郎の衣装©︎ ZRS/Shutterstock.com

タキシードのみ 69.3%
タキシード+紋服 13.9%
フロックコート  2.8%
タキシード+燕尾服 0.5%

新婦の衣装が決まったあと、それに合わせる形で決めることの多い新郎の衣装。衣装の種類はいくつかありますが、実際のデータ(※)ではタキシードが約7割を占める結果でした。タキシードは新郎の体型に関わらず幅広く着こなしやすいタイプなので選ぶ方が多いようです。小物の合わせ方でもコーディネートのバリエーションが楽しめ、フォーマル、カジュアルどちらにも自分らしく合わせることができるところもポイントに。結婚式のスタイルが自由になってきている中、かしこまったモーニングや燕尾服のような正礼装ではなく、手軽に礼装を楽しめるタキシードが一般的になってきています。

※…第8章 挙式、披露宴・披露パーティでの新郎の衣裳について/ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ

タキシードを素敵に着こなすポイント

Shanta Giddens/Shutterstock.com©︎ Shanta Giddens/Shutterstock.com

結婚式ではタキシードを着用する新郎が多いことがわかりました。タキシードを着こなすには どのようなところにポイントをおくと素敵に見えるのか見ていきましょう。

自分に合ったサイズ選び

タキシードはしっかりと自分に合っているサイズ選びをしましょう。ジャケットを選ぶポイントは、肩、着丈、胸まわり、袖丈のサイズを合わせます。パンツはヒップやわたりのサイズを合わせましょう。ウエストが合っている場合でも、ヒップやわたりが合っていないことも。全体のバランスやサイズ感を試着のときに必ずチェックしておきましょう。

シャツやネクタイの合わせ方

タキシードの下にはウィングカラーシャツというフォーマル用のシャツを着ます。色は白が一般的ですが、華やかさを出したいときは色や柄のあるものをコーディネートしましょう。例えばドットやチェックシャツにするとカジュアルな印象に。ライトグレーやブルーを選ぶと洗練されたイメージになります。また、ベストと蝶ネクタイの色味を合わせることも全体のバランスがまとまりおしゃれに見えます。ベーシックカラーのタキシードに色や柄のある蝶ネクタイを取り入れるのも最近トレンドのおすすめスタイルです。

ブートニアで着こなしにポイントを付ける

新郎のタキシードにブートニアを取り入れると、海外のウエディングのようなおしゃれな着こなしができます。ダークカラーのタキシードにはあえてポイントになるカラーを入れて明るく見せるのも素敵です。淡い色のタキシードにはやわらかいカラーでまとめてもよいでしょう。ブートニアはネクタイの色と合わせたり、花嫁のブーケやヘッドドレスと合わせたりするとバランスよくまとまります。

新郎が着る衣裳の種類を知ってコーディネートをおしゃれにしよう

仲の良い新郎新婦©︎  CHAINFOTO24/Shutterstock.com

結婚式はフォーマルな場になるので正式な衣装を着ることが必要です。新郎の衣装の種類はタキシード、フロックコート、モーニングなどに。パーティの開催時間帯や昼夜で装うものが変わってきます。ですが、最近では7割の新郎がタキシードを選んでいることがわかりました。結婚式のスタイルがいろいろと自由になる中、手軽に礼装を楽しめるタキシードが一般的になってきました。そんなタキシードを素敵に着こなすにはサイズ感が大切。また、シャツやネクタイの合わせ方次第でアレンジを入れたコーディネートが楽しめます。ブートニアを使って花嫁との統一感をだすこともおすすめです。主役らしい特別な一着を見つけて結婚式を迎えましょう。