© iStock.com/Zulman
「夏」と聞くだけで汗が噴き出てきそうですが、そんな時期の結婚式はどうなの？と不安に思う方も多いではないでしょうか？「夏・冬の結婚式はゲストに迷惑」なんて、ワードもインターネットに書かれるくらい・・・。しかし夏の結婚式って本当に！本当に！良いですよ。メリットに目を向けて、是非とも夏に素敵な結婚式をあげましょう。
目次
夏の結婚式のメリット・デメリット
夏の結婚式には良い点も、悪い点もあります。順番にご紹介します。
夏の結婚式のメリット
・費用が安かったり、特典がついていたりする
・遠方でも、夏休みで帰省中のゲストが参加しやすい
・好天気に恵まれることも多い
・海をテーマにできる
・お花や緑豊かな季節で、雰囲気が良い
お盆休みのある8月は、結婚式場の閑散期となります。この時期を狙って結婚式を行えば、費用を抑えられるというメリットが。ゲストが親族中心なら、みんなが帰省をするこの時期のほうが狙い目だったりします。ゲストに友人や会社関係の人が多い場合は、お盆休みとその前後の日程は避けるのがベターです。
夏の結婚式のデメリット
・とにかく暑い！
・旅行などで欠席するゲストも
・学生の夏休みシーズンと被ると、ホテルが取りにくい
・野外は蚊が多い
一番のデメリットはやはり、尋常じゃない「暑さ」ですよね。地域によっては40度近くになることも・・・。ゲストも新郎新婦も汗でびっしょり、化粧も崩れ、髪型も崩れ、なんて状態に。しかし、室内で結婚式を行う分には何の問題もありませんので、夏の結婚式のデメリットは「空調」で解決しましょう。
ただし、神前式に関しては、灼熱の太陽のもとで花嫁さんの白無垢は大変です。神前式に関しては会場やプランナーさんに対策をよく相談しましょう。野外の場合は蚊が凄いという声をよく聞くので、神前式やガーデン挙式では要対策です。
こうしてデメリットもある夏の結婚式ですが、どれも対策できるものばかり。しっかり事前準備をすれば、最高のサマーウエディングを楽しめます。
夏の結婚式で取り入れたい演出
ゲストに配慮をした演出や、夏にぴったりな演出をご紹介します。夏の結婚式に参列をするゲストに多い声は、「外に出たくない！」です。できる限り移動を減らしたり、演出は室内で行うと好印象です。
バスやタクシーチケットの手配
会場までゲストのほとんどが乗り継ぎが必要だったり、歩く距離が15分以上と長い場合はシャトルバスやタクシーを用意しましょう。実は、夏の結婚式はここの配慮でゲストの印象が決まると言っても過言ではないです。
待合室の準備
「汗をかくから、会場で着替えたい！」なんてゲストも少なくありません。会場でゲストが着替えたり、お化粧直しをしたりできる控室を用意してあげると親切です。また、お着物のゲストには、会場で着付けやヘアメイクができるように手配をしてあげると良いです。
冷えたウエルカムドリンク
暑い中移動して会場にたどり着いたら、できれば5分も待たずにドリンクを飲みたいものです。夏の結婚式では、必ずウエルカムドリンクを取り入れるのがおすすめ。
アメニティグッズ
タオル、汗拭きシート、あぶらとり紙、扇子やうちわなどを用意すると、ゲストに喜ばれますよ。最近ではミニ扇風機（ハンディファン）も人気♪
卓上花火
夏と言えば「花火」。夏らしい花火の演出はいかがですか？会場によっては打ち上げ花火もできますが、卓上花火なら室内でできるうえ、昼間でもできるのでおすすめですよ。
ビールサーブ
夏のビールはうまい！結婚式の人気演出である「ビールサーブ」は、夏にその魅力を一番感じさせます。アルコールを飲まないゲストには、花嫁からソフトドリンクサーブを行うとGOOD。
サンドセレモニー
人前式などで行われるサンドセレモニー。「混ざりあったらもとに戻らないという砂の性質を生かして、結婚式で取り入れられる演出の一つです。ブルーの砂を使って夏らしさを出すのも素敵♪ゲストと一緒にできるおすすめの演出です。
夏の結婚式にぴったりな装飾
夏の結婚式にぴったりな色と言えば、涼しげなグリーンやブルー、夏らしい黄色やオレンジではないでしょうか。みんなが取り入れた夏らしい装飾をご紹介します。
夏と言えば「ひまわり」
ひまわりのブーケは夏の結婚式にぴったり。ボリュームや鮮やかな色味で、写真写りも素敵です。
「海」をイメージした涼しげな装飾
ウエルカムスペースや、テーブルクロスなど、涼しげなブルーを取り入れるだけで暑さも吹っ飛びます♪
オリエンタルな雰囲気
ヤシやモンステラなどの南国リーフを使用した装飾も、夏らしさ満点。1枚1枚がボリュームあるので、少ない装飾でもしっかり華やかに見せますよ。モンステラの葉をランチョンマットにするのもあり！
ウエルカムサマー！夏の結婚式は最高♪
幸せオーラで夏の暑さを飛ばせ♪「暑い」「暑い」とは言っても、室内に入れば涼しいものです。だから、夏の結婚式でも何の問題もなし。夏の結婚式では、暑さ対策よりも「日程」選びに気を配りたいものです。お盆休みの前は仕事が立て込んでたり、お盆休みは帰省や旅行でいないゲストも。どうしても参列をしてもらいたいゲストがいれば、事前に予定を確認するのが良いかもしれません。
夏＝「お祭り」というイメージが強い人も多いのではないでしょうか？せっかくなら、海やお祭りをイメージした結婚式にするのも素敵ですね。夏の結婚式は楽しみ方が色々。ぜひ、自分たちらしい演出で最高の結婚式にしてください♪
