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結婚式に友達を呼びたいとき、どのように招待したらいいのかが分からなくなってしまう時がありますよね。
あの人も呼んでこの人も呼んで……と試行錯誤するうち、いつの間にかとんでもない人数に膨れ上がっていた!ということも珍しくはありません。
結婚式に呼ぶ友達を決める際のポイントを押さえ、スムーズに招待客リストを作るヒントをご紹介していきましょう!
目次
結婚式に呼ぶ友達は平均何人?
結婚式に招待するゲストは、近年ではどのように選ばれる傾向があるのでしょうか。ゼクシィトレンド調査2019にデータを見てみましょう。
親族 |
学生時代の恩師・友人 |
勤務先の上司・同僚 | 親の友人・知人、近所の人 | その他 |
24.4人 | 26.2人 | 15.1人 | 2.1人 | 2.2人 |
この調査結果によると、「学生時代の恩師・友人」の平均招待人数は26.2人とのことです。恩師と呼べる人はそう何人もいるものではないので、この人数をほとんどを友人が占めていると考えられます。
つまり、結婚式で招待する友達の人数は、親族と同等かそれ以上になることが分かりますね。
多くの友人に囲まれてお祝いをしてもらう、というスタイルの結婚式が増えて来ている昨今ですが、それと比例するように「一体どの友達を結婚式に呼べばいいの?」というお悩みも増えているのではないでしょうか。
新郎新婦の頭を悩ませる招待客選びですが、どのような点に気をつけて結婚式に呼ぶ友達を決めればいいのでしょうか?
データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019
結婚式に呼ぶ友達を選ぶ基準は?
まず、結婚式に呼ぶ友達を決める基準の一例をご紹介します。あくまで一例ですが、下記に該当する友達を選ぶのが無難でしょう。
- 仲の良さ
- 過去その人の結婚式に参加したことがあるか
- 付き合いの長さ
- 一人で浮いてしまわないか
- 遠方に住んでいたり、小さな子どもがいないか
注意しなければならないのは、人数合わせのためにあまり親しくない友人を呼ぶのは避けるということです。
結婚式はゲストにとって手間もお金もかかるイベントです。また、お祝い事ということもあり、誘われた方も「あんまり親しくないのになぜ?」と思いつつ断りづらさを感じてしまうでしょう。
そのため、余計な心労を与えないよう、仮に新郎と新婦の間でゲストの人数が偏ったとしても、関わりの浅い友達を呼ぶことはやめましょう。
結婚式に呼ぶ友達を決めるポイント①:会場規模を把握して人数を決める
会場が決まったら、まずは収容可能人数を調べましょう。その人数ギリギリのゲストを呼んでしまうと、会場が窮屈に感じられてしまうことが考えられますので、最大人数の7~8割に留めておくのが無難です。
結婚式に呼ぶ友達を決めるポイント②:呼びたい友達をリストアップする
人数が決まったら、呼びたい友達をざっくりとリストアップします。この段階ではあまり厳密に選ぶのではなく、先ほどご紹介したような基準を定め、それに該当する人を選ぶという形で構いません。
結婚式に呼ぶ友達を決めるポイント③:優先順位を決めて無理のない人数を選ぶ
最後に、優先順位を決めてどの友達を呼ぶかを決めましょう。この時、ゲストが一人で浮いてしまうことの無いよう、交流のある友達同士が最低でも2人以上いるように気をつける必要があります。
また、部活動のチームメイトやサークルのメンバーなど、ある程度友達がグループ化されてくるケースもあるかと思います。
その場合、グループに属しているメンバー全員を招待しておくと、後で「自分は招待されなかった」という不満が出る事態を回避することができます。
なお、配席や収容人数の都合上、グループの中の何人かだけを呼ぶことができなくなる可能性も出てくるかもしれません。その時は、思い切って全員を呼ばないという選択も視野に入れておいてください。
結婚式に呼ぶ友達を選ぶときの注意点
結婚式に呼ぶ友達を選ぶときは、いくつか注意しなければならないことがあります。そこまで難しくはないことですが、怠ると後々苦労することになってしまいかねませんので、気をつけながらゲストを決めてくださいね。
異性の友達を呼んでもいい?
異性の友達がいること自体はまったく悪いことではないのですが、結婚式に呼ぶとなると、あまりよく思わない方も出てくるでしょう。
レストランウエディングのようにカジュアルな式ならまだしも、ホテルなどで挙げるフォーマルな式の場合は、異性の友達を呼ぶことは避けるのが無難でしょう。
どうしても呼びたいという場合は、パートナー、両親、義両親としっかりと話し合ってからにする必要があります。
余計なトラブルに友達を巻き込んでしまわないよう、気をつけて行動する必要がありますよ。
人数合わせのために親しくない友達を呼ぶのは控える
先ほども紹介した通り、人数合わせのために仲の良くない友達を呼ぶことは控えましょう。
失礼な行為だということは大前提として、人数合わせの招待は十中八九相手にバレます。不快な思いをさせてしまうだけでなく、新郎新婦自身の評価まで落としかねない危険がありますので、極力避けるようにしましょう。
呼ばなかった友達への報告は慎重に
呼ばなかった友達との関係が深ければ深いほど、アフターフォローには気をつけなければいけません。
結婚したことの報告に加え、「会場の広さの都合で招待するのが難しくて……」というように誠実で正直な理由を添えておくと、「親しいと思っていたのに呼ばれなかった」と感じさせてしまう事態を回避することができます。
結婚式に呼ぶ友達は早めに決めること!
結婚式にどの友達を呼ぶかを決めるのは、意外と手間がかかる作業です。そのため、なるべく早早めに取り掛かっておくと後で焦らずに済むでしょう。
基本的に、祝ってほしい親しい相手を呼ぶようにすれば、そこまで頭を悩ませることもないでしょう。気持ちよく祝ってもらえるような友達を招待し、当日を晴れやかに迎えられるよう準備を進めてくださいね。