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結婚式の二次会、誰を呼ぶか、どんな招待メールを送ればいいのかなど、迷っている方も多いのでは?
せっかくの晴れの日ですから、多くのゲストに気持ちよく祝ってほしいですよね。新郎新婦とゲストの両方が楽しめるように、二次会への招待をする時のポイントをしっかり押さえておきましょう!
目次
結婚式の二次会だけにゲストを呼ぶことはある?
挙式と披露宴には呼ばなかった人を、結婚式の二次会にだけ呼ぶことは、あまり珍しくはないようです。
とはいえ、招待の仕方によっては相手に不快な思いをさせてしまうことも。二次会だけに招待するゲストには、より丁寧で誠実な対応が求められます。
ゲストを上手に招待をするためには、いくつか気をつけなければならない点がありますので、順を追ってご解説していきましょう。
結婚式の二次会、誰を招待すればいい?
結婚式の二次会に誰を招待するか、頭の悩ませどころですよね。基本的には呼びたい人を呼ぶのが一番なのですが、それだと人数が膨れ上がって収集がつかなくなってしまうことも。
招待客を決める際に重要なのは、ゲストがいかに楽しめるかを考える事です。では、どのような点に気をつければいいのでしょうか?
結婚式の二次会に呼ぶ人を決めるポイント
ポイントさえ押さえれば、二次会のゲストを決めるのはそれほど難しくはありません。詳しく見ていきましょう!
①二次会のコンセプトによってゲストの数を大まかに決める
「友達中心でにぎやかな雰囲気に」「ゲストは少人数に絞り語らいを重視」などなど、まずはどのようなコンセプトの二次会にするかを決めましょう。
それに従って会場を選べば、自ずと招待人数は見えてくるはず。二次会はキャンセルが出ることも多いので、ゲストの人数は気持ち多めに見込んでおくと安心ですよ。
②グループごとに招待客をリストアップ
人数が決まったら、呼びたいゲストをざっくりとリストアップします。この時、グループごとに招待することを意識すると、ゲストが会場で孤立してしまうことを防げますよ。
③優先順位を決め、誰を呼ぶのかを決定
最後に、優先準備を決めてゲストを決定していきます。付き合いの長さ、深さ、今後もいい関係を築いていきたい相手か、などという点が判断基準になるのではないでしょうか。
結婚式の二次会に呼ぶ人を決める際の注意点
結婚式の二次会にゲストを呼ぶときは、いくつか注意しておかなければならない点があります。最悪、ゲストを不快な気持ちにさせかねませんので、十分に気をつけましょう。
グループ内で招待格差が出ないようにする
サークルや職場の仲良しグループなどさまざまなコミュニティがあるかと思いますが、その中で呼ぶ人・呼ばない人を分けると、今後の人間関係に亀裂が入ってしまう可能性があります。
よっぽど嫌いな相手だったり、数年以上まったく連絡をとり合っていないという場合ば別ですが、グループ内で呼ばない人を作るぐらいなら、思い切って全員呼ばないという判断も必要ですよ。
二次会だけの招待なら、遠方の人には声を掛けないのが無難
基本的に二次会は開始時間が遅くなってしまいますし、そうなると遠方ゲストの帰宅時間にもかなりの影響があるでしょう。
お車代を出す・出さない関係なく、二次会だけの招待なら遠方に住んでいる人に声をかけることは極力控えるのが無難です。
親族や上司は呼ばなくてもいい場合も
例えば、友人が多く出席する二次会に年代の違う親族や上司を招待してしまっては、会場で気まずい思いをさせてしまうかもしれません。二次会のコンセプトによっては、親族や上司を呼ばなくてもいい場合がありますよ。
結婚式の二次会にだけゲストを呼ぶときは?
往復はがきを使う手もありますが、最近はメールやラインでの招待が主流になっているようです。また、インターネットに強い新郎新婦なら、専用のHPを作って案内を出すということも。
招待の案内は当日の2~3ヵ月前に送り、回答期限を1ヵ月前にしておくと、新郎新婦は余裕を持って準備を進められますし、ゲストもスケジュールが組みやすくなりますよ。
結婚式の二次会への招待メール例文
それでは、結婚式の二次会への招待メール例文をご紹介していきます。友達などにはカジュアルな文面、上司などにはフォーマルな文面にするなど、送る相手によって文章を変えることを意識しましょう。
基本の型を押さえたら、軽くアレンジを加えてみるのもいいですね。ただし、浮かれすぎた内容のメールにならないように注意しましょう。
フォーマル
「皆様におかれましては、お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
突然のご報告ではありますが、このたび〇〇〇〇と▲▲▲▲は〇月〇日に結婚式を挙げることとなりました。
つきましては、ささやかではございますが皆様をお招きしてのパーティを開催したいと考えています。
ご多用とは存じますが、ぜひご参加いただけますようよろしくお願いいたします。」
ここでのポイントは、「二次会」という言葉を使わないようにすることです。友人ならともかく、目上の人にとっては、二次会にのみ招待をされるということにあまり良い印象がないことが考えられます。
また、メールを送る前にまず対面で出席の打診をしておくと、メールでの連絡ということに難色を示される可能性が低くなります。
カジュアル
「お久しぶりです。
突然のご報告になってしまいますが、私たち〇〇〇〇と▲▲▲▲は結婚することになりました。
つきましては、〇月〇日にささやかながら二次会パーティを開催したいと思います。
ぜひご参加いただけますようよろしくお願いいたします。」
あまり固くなりすぎず、かといって砕けすぎない文面になるよう意識しましょう。たとえ親しい相手でも、礼儀を大切にすることを忘れてはいけませんよ。
幹事から送る場合
基本、大きく文章を変える必要はありません。ただし、冒頭部分は、
「〇〇さんと▲▲さんがご結婚されることになりました。」
と書き換えておきましょう。
また、友人に送る招待メールは、新郎新婦から送る場合よりももう少し明るく、砕けても大丈夫です。うまいさじ加減で、ゲストに「ぜひ参加したい!」と思わせられるようなメールにできることが理想ですね。
例:「皆さんでお二人をお祝いしましょう!」「ぜひお越しくださいね!」
結婚式の二次会招待案内には何を記載するべき?
結婚式の二次会へゲストを招待する時には、以下の情報が必要になります。
- 日時
- 会場(URL)
- 会場TEL
- 地図
- 会費
- ドレスコード
- 主催者名・連絡先
- 返信期限
この他に新郎新婦へのメッセージなどを募るのもいいですが、とりあえず上記の項目を明記しておけばゲストが困ってしまうこともないでしょう。
例
(招待メッセージ)
日時:〇月〇日 〇〇時~
会場:「〇〇〇〇」 https://▲▲▲~
TEL:〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
地図:(URL)
会費:男性 〇〇円 女性 〇〇円(※男女で分ける場合)
ドレスコード:赤がテーマの二次会なので、可能な方はなにか一つ赤いものを身につけてきてください。
新郎:〇〇 (メールアドレス、TEL)
新婦:〇〇 (メールアドレス、TEL)
返信期限:〇月〇日
※お手数ですが、以下の項目にお答えいただき、このメールにご返信をお願いいたします。
お名前:
メールアドレス:
お電話番号:
出欠:出席/欠席
結婚式の二次会だけにゲストを呼ぶ際の注意点
結婚式の二次会にだけ呼ぶゲストへメールを送る際、いくつか注意点がありますので、ご紹介していきます。
迷惑メールと勘違いされないような件名にする
フワッとした内容の件名だと、迷惑メールと勘違いされてしまう可能性があります。
【ご案内】〇〇と▲▲の結婚式二次会パーティを開催します。
など、簡潔に、はっきりと内容が伝わる件名にしましょう。
メールの返信はなるべく早く
ゲストが一発で理解できるようなメールを送る努力をしても、疑問点が出ることを100%防ぐことは難しいです。
なので、もし招待メールを送った相手から問い合わせが来たら、できる限り早い返信を心がけましょう。
何日も放っておいてしまうと、「本当に呼ぶ気があるの?」と思わせてしまうことになりかねませんよ。
機種依存文字は使わない
機種依存文字は文字化けしてしまう可能性がありますので、使わない方がいいでしょう。
一斉メールを送るときはBCCで
もしも一斉メールで招待をかける時は、誰に送ったか見えないよう、BCCで送信するようにしましょう。
誠意の伝わる文面で招待すること
いくら親しい間柄でも、誠意を欠いたメールでは愛想を尽かされてしまいますし、何より失礼です。
ぜひあなたに祝ってもらいたいんだ、という気持ちが伝わるメールになるよう、文面を工夫しましょう。
結婚式の二次会に呼ぶ人には丁寧な招待メールを!
結婚式の二次会に呼ぶ人へのメールを送る時は、最大限に丁寧さを意識しましょう。文章では伝わり切らないニュアンスがあるからこそ、神経を使う必要がありますよ。
また、たとえ二次会だけのお誘いだとしても、可能な限り先に参加の打診をしてからメールを送った方が、角を立てずに招待することができますよ。