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結婚式が中止になった!ということが残念ながら起こってしまう時もあります。
このような万が一の事態を見据えて準備をしておかないと、いざ中止することになったときに大変な思いをしてしまうかもしれません。
結婚式が中止になる理由や延期という選択があることを知り、もしもの時に備えつつ結婚式の準備を進めましょう!
目次
結婚式が中止になることはある?
「まさか自分たちに限って!」と思われるかもしれませんが、結婚式が中止になる可能性はすべてのカップルに等しくあります。
そのため、ただ運に任せて中止にならないことを祈るだけでは、なんとも心許ないという事が分かりますよね。
大切なのは、もし結婚式が中止になってしまったらどうするか、という点を見据えた上で準備を進める事です。
そのご説明をする前に、まずは結婚式が中止になってしまう理由からご紹介していきましょう!
結婚式が中止になる理由:破談
一口に破談と言っても、その経緯は様々でしょう。
- 準備中にあまりにもソリが合わないことに気づいた
- 義両親がとんでもない人間だった
- どちらかの浮気や借金が発覚
- 婚約者と突然音信不通に
などなど、納得できるものから驚きの理由まで、カップルによって事情はさまざまです。
ですが、結婚式を挙げた直後に破局になってしまうよりは、式の前に別れの決断ができただけまだ良かったと考えるべきでしょうか。
ともかく、破談が原因で結婚式が中止になることは、珍しくはあっても起こり得ないことではないのです。
結婚式が中止になる理由:流行り病や天災
流行り病や天災という、個人の力ではどうすることもできない事情から結婚式が中止になってしまうことも。
ゲストの健康や安全を考えれば仕方のない事ですが、怒りのぶつけどころがない分、悔しさもひとしおでしょう。
結婚式が中止になる理由:突然の病気・ケガ
新郎新婦はもちろんのこと、結婚式に参加予定だった両親が病気やケガに見舞われてしまうと、式を中止せざるを得なくなってしまうことがあります。
誰の身にも降りかかることですが、「よりにもよってなんで今……」と思わずにはいられませんよね。
結婚式が中止になる理由:妊娠が発覚
結婚式の直前になって妊娠が発覚することも!
おめでたいことではありますが、特に妊娠初期と結婚式が被る場合は、母子の健康を考えて中止にした方が得策でしょう。
比較的安全に出産ができる時代になったとはいえ、甘く見てしまうと大変な事態になってしまうこともあります。最大限の注意を払う必要がありますよ。
結婚式が中止になる理由:身内に不幸があった
少し遠い縁の方がお亡くなりになった場合は、予定通り結婚式を挙げるカップルもいるようです。ですが、新郎新婦の家族などに不幸があった時は結婚式を中止しなければならないでしょう。
無理矢理決行したところで、ゲストの心の負担も大きくなってしまうかもしれませんし、何より結婚式どころではない状況です。この場合の中止は仕方がないと考えられますね。
結婚式が中止になる理由:心境の変化
結婚式の準備を進めるうち、「別に結婚式を挙げなくてもいいのでは……?」と思いいたってしまうカップルも。
主役である新郎新婦がこう感じるのでは、もはや結婚式を挙げる理由がありません。キャンセル料は発生しますが、時期によってはそこまで大きな損失にならないこともあります。
そうなると、気持ちは中止へ一直線に向かってしまいそうですよね。
中止ではなく結婚式を延期するという選択肢もある!
「やむを得ないけど結婚式は中止だね……」という状況に立たされてしまうこともありますが、諦めるのはまだ早いです!
結婚式を挙げたかったのに中止になってしまった、という場合、中止ではなく結婚式を延期するという選択肢が残されていますよ。
延期ならキャンセル料がかからないことも
式場や契約内容、中止の時期にもよりますが、延期ならキャンセル料がかからない場合もあるようです。
また、仮に料金がかかったとしても、結婚式を丸々キャンセルしてしまうよりもかなり費用がおさえられることも。
中止の決断をする前に、まずは契約書を確認したり式場に問い合わせたりして、延期にすることができないか可能性を探りましょう。
中止ではなく延期ならゲストにも伝えやすい
結婚式が中止、というのはなんとなくゲストに報告し辛いですし、連絡を受けた方もどう反応したらいいのか迷ってしまいそうですよね。
しかし延期なら、残念さはあるものの、中止になってしまった時の悲壮感の比ではありません。新郎新婦とゲスト、双方の心をあまり波立たせず、次を見据えることができますよ。
今までの準備が無駄にならない
中止ならば今までの努力が完全に無になってしまいますが、延期でしたら準備したものをそのまま後日に引き継ぐ事ができます。
延期の手続きやお詫び状の送付などの手間は少し増えますが、準備したものが無意味になってしまうよりは心の負担も少ないのではないでしょうか。
結婚式の中止や延期に備えて「ブライダル保険」に入っておこう
延期という手段があるにせよ、結婚式の中止に備えておくことは決して無駄ではありません。
不測の事態を考慮して「ブライダル保険」に入っておけば、結婚式が中止になってしまった時の損失を最小限におさえる事ができますよ。
ただし、中止の理由によっては補償が下りないこともありますので、契約前には条件の確認を怠らないようにしましょう。
延期という選択で結婚式の中止を食い止めよう!
様々な事情で結婚式を中止や延期にするという判断をすることは十分あり得ることでしょう。
ですが、ただ単に中止にするだけではなく、延期という選択を視野に入れておくことで、次への切り替えをすることができます。
中止ではなく延期という選択をしたことが、結果的にプラスへ働く可能性は大きいと考えられるのではないでしょうか。
もし結婚式が中止になってしまい、それでも諦めたくないという気持ちがあるならば、ぜひ延期を考慮してみてくださいね!