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結婚式の式場探し、どんな手順で進めるべきか悩んでしまいますよね。
いつごろから検討を開始するのか、どうやって情報収集するのかなど、疑問に思うことは尽きません。
結婚式場を探す際の流れやポイントをご紹介していきますので、式場探しに手間取ってしまった時などにぜひお役立てくださいね!
目次
結婚式場探し、いつごろから始めるべき?
「ゼクシィトレンド調査2019」によると、首都圏での結婚式準備に関するスケジュールとして下図のような結果が出ています。
これによると、結婚式場の検討は式の9.6ヵ月前から始めたというカップルが多いようです。
図からもわかるように、式場探し以外にも結婚式の準備でやらなければならない、決めなければならないことは実に膨大です。
余裕をもって当日を迎えるためにも、早め早めに準備することに越したことはありませんよ。
次からは、結婚式場探しの進め方についてご説明していきます。
データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019
結婚式場を探す前にやること
結婚式場を本格的に探し始める前に、まずやっておくべきことがあります。
- 挙式のスタイルを選ぶ
- 予算範囲を決める
- ゲストの大まかな人数を割り出す
- 会場のジャンルを決める
- 希望の日にちをいくつか決める
という5つの工程を入れることで、スムーズに準備を進めることができますよ。それぞれご解説しましょう。
1、挙式のスタイルを選ぶ
教会式、神前式、人前式など、取り入れる形式によって会場の方向性も定まります。
まずはどのようにしてゲストにお祝いをしてもらいたいか、どんなスタイルで誓いを建てるのが理想なのかをお二人で決めましょう。
2、予算範囲を決める
ざっくりとでいいので、予算範囲を決めておきましょう。
やりたいことをすべて取り入れた結婚式は確かに充実したものになりますが、そのために莫大な費用が掛かっては先の生活が思いやられてしまいます。
お二人の経済状況をもとに、現実的な範囲で予算を割り出してくださいね。
3、ゲストの大まかな人数を割り出す
挙式スタイルと予算が決まったら、ゲストの人数を割り出します。
完全なリストを作るのではなく、絶対に呼びたいゲストは何人いるのかを大まかに確認する程度にしておきましょう。
4、会場のジャンルを決める
フォーマルな雰囲気で挙げたいならホテル、堅実な式にしたいなら専用式場など、「どんな結婚式にしたいか」で会場のジャンルは自ずと定まります。
後でトラブルにならないためにも、お二人の考えをきっちりとすり合わせておく必要がありますよ。
5、希望の日にちをいくつか決める
どんな結婚式にしたいかという大枠が決まったら、最後に日取りを決めましょう。
ピンポイントで指定するのではなく、希望の日にちをいくつか出したり、何月あたりが理想的かを話し合う程度で大丈夫ですよ。
結婚式場の探し方:①情報を集める
結婚式場を探す際の情報源として、
- 結婚情報誌
- 結婚情報サイト
- 結婚式場のホームページ
- SNS
などが一般的です。
特に、インターネット上の情報は充実している上にお手軽に探せますので、手始めに情報を探ってみたいという方にオススメですよ。
また、どこから情報を得ていいかわからない、準備の進め方に不安があるという方は「結婚式の相談カウンター」を利用するのも手です。
全国各地にさまざまなブライダル会社が運営しているカウンターがありますので、まずはインターネット上でサービス内容やカウンターの場所を調べてからご利用くださいね。
式場に関する質問はもちろん、アイテムやドレスのトレンドなど、幅広い情報を無料で聞くことができちゃいますよ。
結婚式場の探し方:②ブライダルフェア・式場見学に参加
ブライダルフェアへの訪問数は、全国平均で2.6ヵ所だそうです。1ヵ所目で決まる方がいる一方、5ヵ所以上という回答が10.2%もあることに驚きです。
やはり、一生の思い出になる場所ですから、とことんこだわって決めたいと思う方が多いのではないでしょうか。
- 料理の質
- 立地
- 会場設備
- 日取り
などなど、あらゆるポイントをチェックしておく必要がありますので、そこそこの集中力が求められます。
1、2件で決まるというよりも、何件も回るものだと思っていた方が、心の健康にはいいかもしれませんね。
結婚式場の探し方:③集めた情報を突き合わせて絞り込み
実際にブライダルフェアや式場見学をしたら、会場ごとのメリットやデメリットをまとめます。
できるだけ数値化して比較することで、肌感覚だけではなくデータとしても合理的な判断をしやすくなりますよ。
見学の際、料理や設備などの項目ごとに「〇×」や点数で評価をつけておくと、後から絞り込む時に作業がグッと楽になるのでオススメです。
結婚式場の探し方:④式場を予約する
これだ!という式場が決まったら、いよいよ予約に移ります。
予約後にもっといい結婚式場が見つかると、予約状況によってはキャンセル料が掛かってしまうため、決断がある程度揺るがない段階で予約するようにしましょう。
もし「迷っているけど予約が埋まったらどうしよう……」とご心配な場合は、仮予約をすれば最終判断までの猶予を1週間ほど延ばすことができますよ。
結婚式場を探す際に気をつけるべきことは?
結婚式場を探す時は、あらゆる視点からの判断力が求められます。
ここで紹介するポイントはあくまで一般的な軸ですので、お二人にとって譲れないこと・ものなどについてもしっかり話し合っておきましょう。
見積額と実際の請求に大きな差を生まないために
よくあるトラブルとして、「初回見積もり額と請求額が全然違う!」というケースが挙げられます。
これは、初回見積もりの際に料理や演出、衣装などが最低ランクに設定されていることが多く、どんどんプランを追加していくことによって起こってしまうようです。
なので、初回の時点でやりたいことを粗方詰め込み、すべてのアイテムのランクも高く見積もっておきましょう。
その後、準備を進めていくうちに必要なもの、省いても良いものを判断していくことで、最終的に費用のギャップを極力抑えることができますよ。
式場設備は隅々までチェック!
メインとなるスペースだけでなく、待合室やお手洗いなどの設備も確認しておきましょう。
一見綺麗な施設でも、実際に会場入りしたら過ごし辛かったという事態を防ぐためにも有効な手段ですよ。
できること・できないことをしっかり把握しておく
ドレスの持ち込みや対応している演出など、できるだけ詳しく調べておくことで「あれがやりたかったのに!」というように残念な思いをせずに済みます。
隅から隅まで網羅するのは難しいので、あらかじめ絞り込んでおいた「やりたいこと」に沿って調べるのが効率的でしょう。
心に余裕を持つことを忘れずに
結婚式の準備は何かと苦労が多いもの。
「大変で当然」「時間が掛かって当然」という意識でいれば、焦ってパートナーに当たってしまうことも少なくなるでしょう。
心に十分な余裕を持って準備を進めて行けば、当日を清々しい気持ちで迎えられること間違いなしです!
結婚式場探しは段取りがポイント!
結婚式場探しは、まず何よりも段取りが重要です。
行き当たりばったりではなく、ある程度スケジュールを組んで準備したほうがずっと効率良く準備をすることができますよ。
なお、入念な話し合いが必要不可欠な作業になりますので、パートナーと冷静に向き合いながら二人三脚で進めていくことを忘れないでくださいね。