結婚式の種類はさまざま!種類を知って最適な結婚式を挙げよう!

新婦と父

結婚式にはどんな種類があるかご存じですか?

挙式スタイルや式場スタイルをいかに組み合わせるかで、どのような結婚式になるかがガラッと変わります。

ご自分の理想に合った結婚式にするためにも、どのような種類があるのかを知っておきましょう。

 

結婚式にはたくさんの種類がある!

結婚式と聞くと、ウエディングドレスとタキシードで教会に……という漠然としたイメージを思い描く方も多いのでは?

ですが、調べてみると結婚式にはかなりの種類が存在することが分かります。なぜなら、海外から入ってきた文化と日本独自の文化、2パターンの挙式スタイルがあるから。

また、式場のスタイルも多様化が進み、さまざまな場所で結婚式が挙げられるようになりました。挙式と式場の組み合わせ次第で、結婚式のスタイルはどんな形にも変化しますよ。

次からは、多くの選択肢の中から先輩花嫁がどのようなスタイルの結婚式をチョイスしたのかをご紹介していきます。

先輩花嫁はどんな種類の結婚式を挙げたの?

和婚© iStock.com/pdiamondp

先輩花嫁が選んだ結婚式の種類はどのような形式だったのか、「ゼクシィトレンド調査2019」から探っていきましょう。まずは挙式スタイルから。

挙式スタイル
1 キリスト教式(教会式)……52.2%
2 人前式……27.8%
3 神前式……17.7%
4 仏前式……0.5%

ダントツ人気を誇っているのは、やはり教会式のようです。多くの人々が思い描くスタイルの結婚式ですし、費用が無難な範囲で収まるというのも人気の理由ではないでしょうか。

また、人気の式場スタイルは下表の通り。

式場スタイル
1 一般の結婚式場……44.0%
2 ホテル……20.3%
3 ハウスウエディング(ゲストハウス)……13.8%
4 教会(国内)……5.9%
5 神社……5.6%
6 教会(海外)……3.2%
7 レストラン……2.2%

これらの結果から、「教会式+専用式場」という王道の組み合わせが人気だということが分かりますね。

ザ・結婚式というイメージが湧きやすいということももちろんあるでしょうが、定番スタイルということで準備が比較的進めやすいという点もポイントが高そうです。

結婚式の種類:挙式スタイル

先ほどご紹介したように挙式には大きく分けて、

  • 教会式
  • 人前式
  • 神前式
  • 仏前式

という4つのスタイルがあります。それぞれにどのような特徴があるか、ご紹介していきましょう。

教会式

教会式
式を執り行う場所 教会、式場併設チャペル、ホテル
衣装 ドレス、タキシード
費用の目安 30~35万円
式の意味 イエス・キリストに二人の愛を誓う

最もオーソドックスなスタイル。

なお、キリスト教には「カトリック」と「プロテスタント」があり、カトリック形式の結婚式は新郎新婦の少なくとも一人は信者である必要があります。

特にこだわりが無い場合は、プロテスタントの教会式を選んでくださいね。

人前式

人前式
式を執り行う場所 明確な決まりはなくアイデア次第
衣装 和装・洋装どちらでも可
費用の目安 10~60万円
式の意味 神ではなくゲスト全員の前で結婚を誓い承認してもらう

4種類の中でも群を抜いて自由度が高いスタイルです。会場はおろか、衣装のスタイルも自由に決めることができますよ。

ただし、その分自分たちで決めなければならないことも多いので、段取りやスケジュール組みが苦手な方にとってはややハードルが高めの挙式スタイルかもしれません。

神前式

神前式
式を執り行う場所 神社、神前式対応可能な式場・ホテル
衣装 白無垢・色打掛・引振袖、紋付き羽織袴
費用の目安 30~60万円
式の意味 日本古来の神道に基づく挙式 神に愛を誓う

神社で行う挙式で、和婚をしたい方にはピッタリです。厳かな雰囲気で粛々と式を挙げたいカップルにオススメですよ。

費用が少し高めな点には注意してくださいね。

仏前式

仏前式
式を執り行う場所 寺、仏壇のある自宅など
衣装 白無垢・色打掛・引振袖、紋付き羽織袴
費用の目安 10~25万円
式の意味 新郎新婦の先祖に結婚の誓いを立てる

まだあまり普及していないスタイルの式です。神ではなく、自分たちのご先祖様に愛を誓うという意味合いの挙式ですよ。

原則、親族のみで執り行う式ですので、友達をたくさん呼びたいと考える方には向きません。

結婚式の種類:式場スタイル

教会式© iStock.com/sjharmon

結婚式を挙げられる会場は多岐に渡ります。

ここでご紹介した式場に限らず「えっ、こんな所でも挙げられるの?」という場所でも結婚式を挙げられる場合がありますので、ぜひお調べくださいね。

専門式場

選択肢が膨大で、一番準備がしやすいというメリットがあります。王道パターンの結婚式にしたい、変わったことはやらずに無難にまとめたいという方におすすめです。

ホテル

格の高い結婚式にしたいなら、名のあるホテルでの挙式がピッタリ。料理のクオリティや設備が充実している他、スタッフのサービスにも期待ができますよ。

ゲストハウス

ゲストハウスを貸し切って行う結婚式ですので、アットホームな雰囲気の式にすることができますよ。

欧米の豪華な邸宅や別荘などの建物を会場にすることで、普段味わえない特別な一日を過ごすことができます。

神社

伝統を重んじたい、和装で結婚式を挙げたいという方に選ばれています。なお、宗教に基づいた決まりごとがあるケースも考えられますので、下調べは入念にしておきましょう。

レストラン

アットホームな雰囲気にしたい、思い出のレストランで結婚式をしたいという方にピッタリなスタイルです。

専用式場やホテルに比べ、費用が抑えられることも人気の一つになっています。

結婚式のスタイルは挙式+披露宴だけじゃない!

結婚式のスタイルとして一般的なのは「挙式+披露宴」という形式ですが、必ずしも型通りの結婚式でなければならない、ということはありません。

例えば、

  • 挙式のみ
  • 披露宴のみ
  • フォトウエディング
  • 1.5次会
  • 二人だけで

など、お二人の希望や経済状況によって結婚式のスタイルを組み合わせることで、理想の結婚式にすることができますよ。

また、昨今の新型コロナウイルス流行状況に合わせて「オンライン結婚式」というスタイルが新たに生まれています。

対応している式場は限られていますが、工夫次第では通常の結婚式よりも大きく見劣りしない式にできるとのことです。ぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか。

結婚式の種類を決める際の注意点

どんな種類の結婚式にするかを決める際に重要なのは、理想の結婚式のイメージを明確にしておくことです。

「何となくアットホームな感じにしたい」というのではなく「ゲストハウスに友達を大勢呼んでにぎやかに挙げたい」など、ある程度具体的に考えておきましょう。

こうすることで、理想の結婚式を実現するための道筋が見えてきますよ。

ただし「友達をたくさん呼んで仏前式をしたい」というように実現が難しいスタイルもあるのでご注意くださいね。

理想の結婚式にするために種類を知っておこう!

幸せな結婚式© iStock.com/kyonntra

理想の式を作り上げるためには、まず結婚式にはどのような種類があるかを知っておく必要があります。

結婚式の種類によってどのようなことができるかを把握することで、取捨選択がグッと楽になりますよ。

さまざまなスタイルの中から、お二人に合う結婚式を見つけ出してくださいね。

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