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新郎新婦とゲスト、両方にとって「良い結婚式だった」と思えるような式にしたいですよね。
ですが、良い結婚式とは具体的にどのような式を指すのでしょうか。
参加者全員にとって素敵な思い出になる式にするためにも、印象の良い結婚式の特徴を知っておきましょう!
目次
良い結婚式の特徴:新郎新婦とたくさん話せる
ゲストが結婚式に参加する一番の理由は、やはり新郎新婦をお祝いしたいからでしょう。でなければ、朝早くからお洒落をしたり、時間をかけて会場に足を運ぶことはできません。
式に参列するというだけでも祝福の気持ちは伝わりますが、やはり本人と直接話せるのがベストですよね。
大切な相手が結婚の誓いを立てる特別な日に、心からのお祝いをすることができたということで、ゲストも幸せな気持ちになれたという意見も多く見受けられます。
良い結婚式だったと思われる、一番の理由ではないでしょうか。
良い結婚式の特徴:料理が美味しい
料理は結婚式の醍醐味の一つでもあります。お祝いの日の料理ですから、自然と期待感も高まりますよね。
たとえどんなにパッとしない式でも、料理が美味しかったらそれだけで許せる、なんて声も。
料理のクオリティは、新郎新婦がゲストをもてなそうとする気持ちのパラメーターでもあります。美味しければ美味しいほど、真心が伝わること間違いなしですよ。
良い結婚式の特徴:会場の一体感が強い
誰かがスピーチをしているときに会場がざわついていたり、感動的な場面で笑い声の上がる結婚式には、一体感があるとは言えないですよね。
笑う、しんみりする、真剣に耳を傾けるなど、一つ一つの動作や心の動きが自然と揃う結婚式は、ゲストだけでなく新郎新婦にも素敵な印象を残します。
大勢の人間が、一つの空間で感情を同じくするという体験は、なかなかできるものではありません。だからこそ、そういった場面に立ち会えるのは幸運なことなのでしょう。
良い結婚式の特徴:新郎新婦が幸せそう
新郎新婦が終始幸せそうにしていると、ゲストにもその気持ちが伝わります。
結婚式に参加するほどの仲の相手が、最高に幸福を感じている姿を見ていると、こちらまで笑顔になってしまうことでしょう。
「完全に二人の世界に入ってしまって、周りが一切見えていない」というのは行き過ぎですが、裏を返せば入り込みすぎない限りは目いっぱい楽しんでいいのです。
結婚式を楽しむことで、ゲストの心も明るくできますよ。
良い結婚式の特徴:感動的なムードが漂っている
家族の絆が感じられる場面や、新郎新婦の感謝の気持ちが思わずあふれるシーンなど、随所に感動的なムードが漂っている結婚式は、良い思い出として残りやすいです。
ただ誰かが涙を流したから感動的、という単純なことではなく、泣いてしまったその気持ちが会場全体に沁みわたることで初めて「感動的だ」と素直に思うことができます。
そういった雰囲気を意図的に作り出すのが難しいからこそ、良い空気で会場が包まれた時の感動がより大きくなりますよ。
良い結婚式の特徴:非日常感が満載
式場のロケーションやセット、演出などで非日常感が味わえると、ゲストの気持ちも満たされるとのこと。
こだわり抜いたコンセプトの式になっていたり、新郎新婦の趣味が強く反映されている会場を見たら、それだけで楽しい気分になりますよね。
結婚式ならではの空間や時間を、新郎新婦や他のゲストと共に過ごすことで、より強く思い出として記憶に刻みつけられることでしょう。
印象が悪い結婚式ってどんな式?
これまでに良い結婚式の特徴をご紹介してきましたが、印象が悪い結婚式にはどのような特徴があるのでしょうか。
反面教師として使えば、より良い結婚式を追求するためにも役に立つはずですよ!
料理が美味しくない
最悪な結婚式として挙げられるポイントNo.1ではないでしょうか。新郎新婦の衣装や装花が豪華だった時などは、特に印象が悪いですよね。
結婚式にかける費用の中で一番削っていけないのが料理ですので、注意して準備してくださいね。
新郎新婦の自己満足が強く伝わる
新郎新婦に関するムービー上映の時間がやたらと多かったり、お色直しが3、4回あって中座の時間の方が長かったりと、「自分たちの姿を見て祝って!」という気持ちがあまりに強すぎる式は敬遠されがちです。
幸せな様子を見せることは悪ではありませんが、それによってゲストへの感謝の気持ちが疎かになるのはいただけませんよね。
会場の場所や気候などの環境が悪い
最寄駅からかなり時間のかかる会場だったり、真夏or真冬の結婚式だったりと、式どころではないほどに環境が悪い結婚式は印象がよくありません。
ただでさえマイナススタートになってしまうため、料理が美味しくなかったり、式の雰囲気が良くなかったりということが重なってしまえば、ゲストの印象はもう最悪です。
あきらかな人数合わせで呼ばれた式
「新郎新婦とそこまで親交が深くないのになぜ?」と思ったら案の定人数合わせの招待だったということも。
断りにくくて参加したとしても、あまり良い結果にはならないような気がしますよね。誘われた方にとっては迷惑なことこの上ないでしょう。
余興が下品・スピーチが長すぎ
品のない余興を見せられたり、気が遠くなりそうなほど長いスピーチを聞かされると、その場にいることが苦痛に感じられてしまいます。
新郎新婦のせいではないというのがまた困りどころですよね。
良い結婚式にするためのポイント
良い結婚式・悪い結婚式の特徴を比較して分かるのは「ゲストへのおもてなしの気持ちが伝わる式は良い印象として残りやすい」ということです。
例えば、
- ゲストと会話する場面を増やす
- 中座の時間をできるだけ短縮する
- 料理のランクを下げない
- 形式にとらわれず、ゲストに気持ちが伝わるような演出をする
などの工夫をすること、でおもてなしの気持ちを表すことができますよ。
なお、余興やスピーチなどゲストにお任せする部分が心配なら、依頼をする時にある程度の方向性(服を脱ぐような余興は控えてほしい、スピーチの時間は〇分くらいで!など)を伝えておくとトラブルが発生しにくくなります。
そして、いくら仲のいい相手だったとしても、トラブルを起こしそうな人には頼まないのが得策ですよ。
参加者全員に「良い結婚式だった」と思ってもらうために!
「良い結婚式にするために考えることがありすぎる……」と頭を抱えてしまうかもしれませんが、
- ゲストの目線に立ってみること
- 新郎新婦が心から楽しむこと
ということを軸にして考えてみるだけで大丈夫。この二つがうまくかみ合えば、自然と良い結婚式になりますよ。
ゲストへのおもてなしはもちろんですが、結婚式は新郎新婦のためでもあることを忘れないようにしましょう。
新郎新婦もゲストも、いい結婚式だったと感じられる結婚式が理想ですよね。