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せっかくの結婚記念日に喧嘩をしてしまうご夫婦もいると思います。喧嘩は気持ちの良いものではありませんよね。特に記念日の喧嘩は最悪な気分になるでしょう。
ですが、結婚記念日の喧嘩には理由があり、喧嘩をしてしまうご夫婦は案外多いようです。
結婚記念日に喧嘩になりやすい原因や喧嘩を回避する方法を知って、穏やかに結婚記念日を迎えられるようにしてくださいね。
目次
結婚記念日なのに喧嘩
「いつもは仲が良いのに、結婚記念日に限って喧嘩をしてしまった…」という経験をしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、結婚記念日のような「記念日」に喧嘩をしてしまうのはよくあることのようです。
なぜ、大切な記念日に喧嘩になってしまうのでしょうか。せっかくの結婚記念日を喧嘩で終わらせてしまわないように、喧嘩になりやすい原因を探っていきましょう。お互いが気をつけることで、結婚記念日に喧嘩することなく、平穏に過ごすことができるはずですよ。
結婚記念日に喧嘩する原因
結婚記念日に喧嘩になる一番の原因は、相手に「期待しすぎる」ところにあるようです。
例えば、
- サプライズしてくれるかな?
- プレゼントがあるかも…
- 料理喜んでくれるかな?
- 早く帰ってきてくれるかな
- 特別な過ごし方をしたい!
など、パートナーに対して過剰に期待してしまうと、実際に反応がない場合、ガッカリしてしまうでしょう。期待することは決して悪いことではありませんが、期待しすぎてしまうことに問題があるのです。
自分の期待と相手の行動や態度の間に期待を下回るギャップが生まれてしまうと、残念な気持ちから怒りに変わり、喧嘩に発展してしまいます。特に5年、10年など、節目の結婚記念日には期待が大きくなりすぎることがあるようです。
また、結婚記念日を忘れていたことで、喧嘩になってしまうこともあります。最悪なのは、一方が準備をしていたのに、もう一方が忘れていたという場合。結婚記念日自体を忘れる、日付を間違えているなど、そもそも結婚記念日に対する思いに差がある場合は、喧嘩に発展しても無理はないでしょう。
その他にも、家事、お金、子育て、相手の言い方など、様々な理由から喧嘩になり、それがたまたま結婚記念日だった…なんてご夫婦もいるかもしれませんね。
結婚記念日の喧嘩が招く危険
結婚記念日という、夫婦にとって大切な日に喧嘩をしてしまうと、日常の喧嘩よりもヒートアップしてしまい、今までの不満をぶつけてしまいがちです。そうなってしまうと、最悪の場合、離婚を迎えることにもなりかねません。
すでに解決した喧嘩の内容を持ち出したり、溜まっていた不満を頭ごなしに相手にぶつけてしまうと、良い結果にならないことは確実です。
結婚記念日の喧嘩で最悪の事態を招くことにならないよう、冷静さを忘れないようにしましょう。
結婚記念日の喧嘩を回避する方法
結婚記念日の喧嘩を回避するためには、「過剰に期待しすぎない」ことが重要です。ですが、夫婦なのに全く期待をしないのも悲しいですよね。
結婚記念日は二人が夫婦となった日です。大切に過ごしたいと思うのは当然のことといえるでしょう。何かあるかなと期待してしまったり、自分が用意したことに対して喜んでほしいと考えるのは、当たり前の気持ちだと思います。
結婚記念日の喧嘩の多くは、「優先してもらえない寂しさ」や「大切にされているか不安」という心理が原因です。それらは、相手に対して愛情があるからこそ湧き出る感情でしょう。
結婚記念日に期待はずれのことが起きてしまっても、自分のなかの寂しさや不安をしっかり対処してあげることで喧嘩を回避することはできます。
寂しさや不安の感情を「怒り」に変える前に、寂しかったこと、不安に思ったことを素直に伝えてみてください。ただ怒りをぶつけただけでは、何の解決にもなりません。そればかりか、得られるものもなければ、関係を終わらせてしまう恐れさえあります。
カッとなってしまう感情をコントロールするのは難しいことですが、深呼吸して冷静に発言するよう心がけましょう。
結婚記念日で喧嘩しても冷静に!
結婚記念日は、夫婦にとって大切な日です。特別なお祝いはしなくても、一緒に迎えられたことに感謝したいものですよね。
結婚記念日に喧嘩をすることはよくある話で、たとえ喧嘩してしまっても、夫婦がお互いを見つめ直す大切な機会だと冷静に考えるようにしましょう。
また、喧嘩になりそうだなと感じたら、パートナーに対して怒りだけをぶつけるのではなく、自分の愛が伝わらなかった寂しさや不安を素直に伝えてみてください。
結婚記念日を一年一年積み重ね、夫婦のかたちを築き上げていきます。期待しすぎたり求めすぎたりせず、心に余裕を持つことで、穏やかな喧嘩のない結婚記念日を迎えられますよ。