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「結婚式を挙げることになったけど、どれぐらいの時期にするべき?」と疑問を抱く方もいらっしゃるのでは?
結婚式は人気シーズンを避けることで費用がかなり浮きますが、安易に決めてしまうのはまだ早いです。想像以上のリスクが潜んでいるかもしれませんよ。
結婚式に呼ばれると迷惑な時期をまとめましたので、式の日取りを決める際のご参考にしてみてくださいね。
目次
結婚式に呼ばれると迷惑な時期はある?
結婚式の日程を決める際に気になることの一つとして、「どの時期ならゲストにとって迷惑ではないか」という点が挙げられます。
新郎新婦のために駆けつけてくれたゲストに、できるだけ負担は掛けたくないですよね。
ゲストにとって迷惑な時期の結婚式の特徴は、大きく分けて、
- 天候が安定しない
- 連休中
- プライベートのスケジュールに影響がある
の3つです。次から詳しくご紹介していきましょう。
迷惑な時期の結婚式:GWなどの連休
特にGWなどの大型連休は、旅行など普段の休日ではできないことをしたくなるもの。
ですが、連休中に結婚式があることで、長期休暇ならではの楽しみを味わうことができなくなってしまいます。これでは、ゲストが不満を抱いてしまうのも頷けます。
行きたくないなら断ればいいという意見もあるかもしれませんが、結婚式の招待は中々断りにくいものですし、参加の可否を葛藤するほどには、ゲストにも新郎新婦を祝う気持ちがあるはず。
せっかくの晴れの舞台を、100%肯定的な気持ちで祝えないことは、ゲストと新郎新婦にとって不幸な事です。そうならないためにも、連休中の結婚式はあまりおすすめしません。
なお、連休の中ほどに開催される結婚式は特に最悪とされているのでご注意くださいね。
迷惑な時期の結婚式:平日
平日休みのゲストが多い場合はあまり大きな問題ではありませんが、そうでないケースでは大多数のゲストに迷惑だと思われてしまうかもしれません。
前日の仕事疲れを押して朝早くから準備をし、一日式に出た後、次の日にまた出勤することを考えれば、憂鬱な気持ちになってしまっても仕方ないでしょう。
心から大切に思い合える相手の結婚式ならそんな苦労も安いと思えますが、裏を返せばそれほどの関係でない限りかなり疲れてしまいそうです。
迷惑な時期の結婚式:お盆
お盆の結婚式が迷惑になってしまう理由として、
- 帰省ラッシュのため公共交通機関に影響が出る恐れがある
- 実家で家族と過ごす時間が減る
- ゲストのホテルを確保できない可能性も考えられる
- 夏なので暑さに見舞われる確率が高い
という点が挙げられます。つまり、ゲストにとって迷惑な結婚式の条件を3つとも満たしているということ。
新郎新婦の地元が同じで、参加者のほぼ全員が新郎新婦の地元出身、式場も地元というケースなら、ゲストへの負担もまだ少ない方かもしれませんね。
迷惑な時期の結婚式:真夏・真冬
いくら暑さや寒さに十分配慮した会場作りができたとしても、式場にたどり着くまでの道筋を整えることは不可能です。
せっかくドレスアップをしても、汗や雪などによって大きく崩れてしまうことも十分考えられますよね。
また、中には「真夏・真冬の結婚式なのに屋外に出る演出があった」という意見も少なからず耳にします。
ゲストが快適に過ごせる条件として、過度に暑い・寒い時期ではない結婚式であることはもはや必須なのではないでしょうか。
迷惑な時期の結婚式:年末年始
年の瀬はただでさえ忙しいもの。そんな時期に開催される結婚式では、招待したゲストに迷惑だと思われても不思議ではありません。
むしろ、招待の段階で欠席が相次ぐことも十分考えられます。
ゲストのほぼ全員が忙しいと事前に分かっている時期に、結婚式を挙げるのは得策だとは言えませんよ。
時期だけでなく時間帯も迷惑な結婚式になってしまう場合も
ゲストにとって迷惑な結婚式は、時期だけでなく時間帯も関係している場合もあります。
例えば、次の日の朝早くから仕事が入っているゲストにとって、ナイトウエディングはかなり負担になってしまいますよね。
ゲストの多くが「夜の結婚式の方がむしろ都合がいい!」と思えるケース以外、ナイトウエディングは避けた方が無難でしょう。特に平日にはやらない方がいいですよ。
ゲストにとって迷惑な時期の結婚式はできることなら避けよう
招待の段階で、ゲストに「この時期の結婚式は迷惑だな……」と思われてしまうことは極力避けたいですよね。
結婚式は新郎新婦とゲストの両方が楽しめることが理想ですので、始まる前から負担になることが分かっているなら、できるだけ回避するのが望ましいでしょう。
ですが、ゲストにとって迷惑になってしまう時期にしか結婚式を挙げられない事情があり、やむを得ず決行することが無いとも限りません。
その場合、マイナスポイントを払拭できるほどのおもてなしで、ゲストに心を尽くすことが大切ですよ。