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台風で結婚式を中止すると、気分が落ち込むだけでなく、結婚式のキャンセル料も発生してしまいます。そんなとき、台風に対応した結婚式の保険に加入していると安心です。
そこで、台風などの自然災害で適用される保険内容や条件についてご紹介します。これから結婚式を控えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
台風で結婚式が中止に!保険は必要?
毎年、夏から秋にかけて到来する台風。台風の進路にある日本に住んでいる以上、避けることはできません。
結婚式の数日前に台風が上陸する、結婚式当日に台風が重なってしまうことも十分に考えられるでしょう。
結婚式を中止する場合、必ずといっていいほどキャンセル料金がかかります。もしも、キャンセル料に不安があるのなら、「結婚式保険」に加入しておくと良いかもしれませんね。
結婚式保険に台風は適用される?
結婚式の保険は、病気やケガだけでなく、台風をはじめとする、地震や火災などの自然災害にも対応しています。
台風のような予期せぬ事態にも、保険が適用される可能性があるのは心強いですよね。
ただし、注意しなければならないのは、災害のような想定が難しいものは、補償内容が限定され、適用条件が厳しい場合が多いこと。内容や条件の詳細を確認することは必須です。
結婚式の保険に加入しておくと、台風などの不測の事態に備えることができるでしょう。
結婚式の保険はどのように選ぶ?
結婚式をキャンセルせざるを得ない予期せぬ事態のために、結婚式の保険があります。結婚式保険にはそれほど多くの種類はありませんが、安価なものは1万円から加入できるようです。
身内の不幸や本人の病気やケガ、災害など、結婚式までの補償のほか、衣装や備品の破損、ゲストの救急搬送など、挙式当日のトラブルにも補償が受けられます。
結婚式の保険に加入する際は、補償内容をしっかり確認し、結婚式を挙げる時期や規模に応じて、自分たちに適した保険を選ぶと良いでしょう。
結婚式保険の補償金額
結婚式の保険も、一般的な生命保険や自動車保険などのように、料金プランが設定されています。プランによって保険料の支払い金額が異なり、それに伴い補償額も変わってきます。
大まかな料金プランは以下の通りです。
プラン名 | 保険料 | キャンセル補償限度 |
Aプラン | 5万円 | 850万円 |
Bプラン | 3万円 | 500万円 |
Cプラン | 1万円 | 150万円 |
このように、保険料によりキャンセルの補償額が変わりますが、結婚式を予定している方にとっては、安心できる補償といえるでしょう。
台風で結婚式保険を利用する条件
台風が原因で結婚式の保険を利用する場合、以下のような条件があります。
- 台風により、新郎新婦のうちいずれかの家屋が半壊以上、または家財に100万円以上の損害が生じ、結婚式をキャンセルした場合に適用されます。ただし、家屋が半壊未満、または家財損害が100万円未満の場合、補償の対象外です。
この条件からもわかるとおり、台風が接近しているからと結婚式を中止するだけでは保険を使うことはできません。
さらに言ってしまえば、結婚式当日に台風が直撃したとしても、家屋や家財に損害がなければ、補償は受けられないのです。
これらを考えると、保険があるから絶対に安心だ!とは言い切れないのかもしれませんね。
結婚式保険は万が一の備えとして考えよう!
結婚式の保険は台風などによる結婚式のキャンセル費用も補償が可能です。
ですが、保険に加入したからといって、絶対の補償はありません。自然災害のように、想定が難しいものの場合、100%の補償はなく、適用条件が厳しいことを理解しておきましょう。
結婚式保険は、台風などの予期せぬトラブルに備えた、安心材料の一つと考えておくのがベストです。
万一の備えとして結婚式の保険を活用し、結婚式当日までの時間を安心して過ごしましょう。