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プロフィールの紹介やファーストバイトなど、当たり前のように行われている結婚式の演出。
多くの結婚式で行われ、一般的な演出ではありますが、「恥ずかしくてとてもできない」と思う人もいるでしょう。
結婚式は新郎新婦が主役のものですが、中には、注目されることが苦手な人もいますよね。
そんな恥ずかしさを感じてしまう人のために、「結婚式や披露宴を恥ずかしいからやりたくない」と思う理由と回避方法についてご紹介します。
目次
結婚式・披露宴を恥ずかしいからやりたくない!?
結婚したら、どんな人でも結婚式をしたいのかと思われがちですが、中には、結婚式や披露宴を恥ずかしいからやりたくない人もいます。
なぜ、結婚式や披露宴が恥ずかしいと感じてしまうのでしょうか。それには、結婚式の内容が大きく関係しているようです。
結婚式や披露宴が新郎新婦にもたらす、恥ずかしさの影響についてみていきましょう。
結婚式・披露宴が恥ずかしいと感じる理由
新郎新婦が高砂席に座り、大勢の視線を浴びる結婚式は、目立ちたくない人にとってハードルの高いイベントです。注目されることや、人前が苦手な人には、つらいものがあるでしょう。
また、晩婚、再婚、年の差婚など、年齢の壁が恥ずかしさに繋がり、結婚式や披露宴をしたくないと思ってしまう人もいるようです。
結婚式・披露宴のこんなところが恥ずかしい!
元々「結婚式自体が恥ずかしい」と思う人もいれば、「結婚式や披露宴近づくにつれて恥ずかしくなってきた」と感じる人もいます。結婚式や披露宴で恥ずかしさを感じる部分についてみていきましょう。
新郎新婦入場
注目されることが苦手な人にとって最も緊張するのが、新郎新婦の入場場面でしょう。入場しなければ結婚式は始められませんし、結婚式や披露宴において欠かせない演出です。
二人の入場シーンが恥ずかしくてしかたないという場合は、入場方法を工夫した方が良さそうですね。
プロフィール紹介
自分たちのプロフィールだけならまだしも、ふたりの出会いや馴れ初め、プロポーズの言葉など、人によってはあまり触れてほしくないこともありますよね。
しかし、二人を知ってもらうためにはプロフィール紹介が欠かせません。ゲストに伝えたい情報と控えたい情報のバランスを考えて、内容を決めると良いでしょう。
ケーキの演出
披露宴を盛り上げるイベントとして、プログラムに組み込まれることの多いケーキの演出ですが、この演出に恥ずかしさを感じる人は多いようです。
ケーキカットやファーストバイトなど、ゲストの視線が一斉に集まり、大勢の人にカメラを向けられる状況に、耐えられなくなってしまう人がいるのかもしれませんね。
花嫁の手紙
花嫁から親への手紙は、ゲストの感動を誘う素晴らしい演出です。しかし、花嫁さんにとっては、大きなプレッシャーとなる場合もあります。
結婚式という場を借りて感謝を伝えたいけど、人前で手紙を読むのは恥ずかしいと思ったら、形を変えた演出を考えてみるのも一つの方法です。
肌の露出
ドレスによる、肌の露出が恥ずかしいという人もいます。一般的なドレスのデザインは、腕や背中、デコルテなど、上半身が露出するものが多い印象です。
ドレスは憧れるし、着てみたいけれど、実際に試着してみると思ったよりも露出が多くて恥ずかしい、と感じることがあるのでしょう。
恥ずかしがり屋の人にとっては、ドレスのデザイン一つとっても、結婚式を左右する問題になってしまうのかもしれませんね。
結婚式・披露宴の恥ずかしさを回避するアイディア
結婚式や披露宴は特別なセレモニーですから、恥ずかしさを感じてしまうのは仕方のないことです。恥ずかしさを回避するアイディアについてみていきましょう。
入場は誰かと一緒に
新郎新婦の入場シーンで恥ずかしさを軽減させるには、ゲストの注目を二人からそらすことがポイントです。
例えば、友人にブライズメイドをお願したり、リングボーイやフラワーガールなどで子供や自分のペットと一緒に入場してみましょう。
ゲストの視線を分散させることで、二人だけに注目することを避けることができますよ。
最低限の情報を紹介
二人の紹介内容に絶対的な決まりはありません。もし、プロフィールや馴れ初めの紹介に恥ずかしさを感じるなら、最低限の情報だけ提供するといいでしょう。
詳しい内容の自己紹介はゲストのテーブルに用意し、自作のプロフィールや馴れ初め情報を手短に読み上げてもらうと良いですよ。
ケーキカットはなし
ケーキカットやファーストバイトなど、ケーキの演出を思い切ってやめてしまうのもアリです。
注目が集まるイベントは行わず、ウェディングケーキはイミテーションケーキにして、美味しいデザートを提供するのも良いでしょう。
ケーキの演出がなくても、ゲストへのおもてなしがしっかりできていれば、ゲストの満足度が下がることも避けられますし、恥ずかしい思いもしなくて済むので一石二鳥です。
手紙は渡すだけでOK
花嫁から親への手紙は、結婚式に欠かせない感動イベントになりつつありますが、大人数の前で手紙を読むのが恥ずかしければ、花束や贈り物と一緒に手紙を渡すだけでも良いですよ。
何か話さなければ結婚式が締まらないと思ったら、感謝の言葉はゲスト全員に向けて伝えると良いかもしれません。
家族に対して改めて感謝を伝えるのは案外恥ずかしいもの。恥ずかしさを我慢して無理に手紙を書かなくても、別の方法で感謝を伝えることはできるでしょう。
ドレス以外も検討!
ドレスの露出が恥ずかしいと思う人は、ドレス以外の衣装を検討すると良いでしょう。白無垢や色打掛などの和装なら、肌の露出は少ないですよ。
どうしてもドレスを着用したいなら、プランナーやドレスコーディネーターに相談して、露出の少ないデザインのドレスを選びましょう。
ドレスコーディネーターは結婚式の衣装選びのプロです。花嫁さんの悩みを伝えれば、解決策を見つけてくれますよ。
「結婚式が恥ずかしくてやりたくない」なら恥ずかしいことはやらない!
結婚式が恥ずかしいといっても、耐えられないほどの苦痛を感じてしまうのは危険です。おめでたい結婚式のはずが、ストレスを生み、結婚自体が不安になってしまうかもしれません。
そんなときは、結婚式の形にとらわれない方法を考えてみましょう。例えば、結婚式そのものが恥ずかしいなら、結婚式のスタイルを変える、特定の演出が恥ずかしいなら、演出をしない選択をすることも大切です。
昔とは違い、結婚式のスタイルは多様化しています。友人や身内だけのカジュアルな結婚式や二人だけで行う結婚式など、結婚式の種類は多種多様です。
「結婚式はこうあるべき」と型にはまらず、自分たちがストレスを感じない結婚式のスタイルを選んでくださいね。
結婚式・披露宴が恥ずかしいと感じるのは当たり前
結婚式は人生において一大イベントです。ですから、結婚式や披露宴を恥ずかしい・やりたくないと思ってしまうのは当然のことでしょう。
大事なのは、結婚式や披露宴において、恥ずかしいと思わない方法を見つけることです。結婚式をしないと、将来的に後悔してしまう可能性もあります。
恥ずかしさから結婚式をやめてしまうのではなく、恥ずかしさを感じない結婚式のスタイルや披露宴の演出を考えると良いかもしれません。
結婚式や披露宴で恥ずかしさを抑え、二人の思い出に残る結婚式を実現してくださいね。