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挙式の後は披露宴、という流れが一般化している一方で、披露宴はしない・披露宴をしたくない、と考える人もいます。もちろん、結婚式の形に正解はありませんから、披露宴をするかしないかは自由に決めて構いません。
披露宴に憧れを持つ人も多い中、なぜ、披露宴をしたくないと思うのでしょうか。披露宴をしたくない人、披露宴はしないと決めた人の理由について探っていきましょう。
目次
披露宴をしたくない人もいる?
結婚式といえば、挙式後に披露宴をするものだと思っている人も多いでしょう。ですが、結婚式に対する価値観は人それぞれで、披露宴をしたくないと考える人がいるのも事実です。
披露宴をしたくない、しないと決めた人の理由には、金銭面の心配や労力など、様々なものがあります。披露宴をするのが当たり前ではないことを頭に入れておくのも大事なことですね。
披露宴をしない・したくない理由
何が理由で、披露宴をしたくないと思ったり、披露宴をしないと決めたりするのでしょうか。披露宴に関わる以下の理由が、大きく影響しているようです。
費用がかかるから
披露宴の規模にもよりますが、披露宴にかかる費用は高額です。金銭的に余裕がないと、その時は幸せでも後々苦しい思いをすることにもなりかねません。
また、どうせお金をかけるなら、新婚旅行や新生活など、別のことに使いたいと考える人も少なくないでしょう。
準備が大変だから
披露宴の準備は大変だ、と耳にしたことがある人もいるでしょう。わずか数時間の披露宴のために、何か月も前から準備をするものです。
それだけの時間と労力をかけてまで、披露宴をする必要はないと考える人は、披露宴をしないのかもしれませんね。
ゲストの選定が面倒だから
披露宴のゲストを選ぶのも大変な作業です。というのも、家族や親戚はともかく、友人や会社関係者など、招待する範囲を新郎新婦である程度揃えなければなりません。
もし自分と親しい人が多い場合、誰を呼ぶ呼ばないでトラブルになるかもしれませんし、少なすぎる場合には、パートナーの関係者ばかりの披露宴になってしまうでしょう。そんな煩わしいゲスト選定が面倒で披露宴をしたくないと考える気持ちも分かる気がします。
恥ずかしいから
恥ずかしいという理由で、披露宴をしない人もいます。恥ずかしさを感じる主な原因は、人前に出たくない、ドレス姿を見せたくない、いかにもお披露目という感じが苦手など。
披露宴の主役は新郎新婦ですから、どうしても注目の的になってしまいます。恥ずかしさを克服できそうになければ、披露宴はしない方が無難かもしれませんね。
世間体が気になるから
できちゃった婚や再婚、年の差婚など、結婚の理由によって、披露宴の有無を決める場合もあるようです。
どんな理由であっても結婚の事実はおめでたいことですし、後ろめたさを感じる必要はありません。ですが、一般的な世間のイメージから、人の目が気になってしまうのでしょうね。
雰囲気が苦手だから
「ザ・披露宴」といった、いかにも台本通りに進めるような雰囲気が苦手な場合もあるでしょう。
ある程度予想できるプログラムに沿って進行していくことに耐えられず、披露宴では自分たちらしさは表せないと思い、披露宴はしないと決めるカップルも少なくないようです。
興味がないから
そもそも、披露宴自体に興味がない、披露宴に魅力を感じない、という理由で披露宴をしないカップルもいます。披露宴の必要性を感じないのであれば、行う意味はないでしょう。
挙式のみで披露宴なしのスタイルもある
披露宴をしない、したくないと思ったら、無理をすることはありません。披露宴はせず、挙式だけを行うカップルもたくさんいます。
挙式のみといっても、教会式や神前式、人前式など、そのスタイルは様々です。
披露宴をしたくないからと、結婚式自体を諦めるのはもったいないですよ。披露宴にこだわらず、挙式だけのスタイルも検討してみてください。
披露宴をしない代わりにできることは?
「披露宴はしたくないけど、挙式の後がもの寂しい…」と思う人もいますよね。そんなときは、披露宴以外の方法を考えてみましょう。
例えば、家族だけの食事会や、友人同士でカジュアルなパーティーを開くのはどうでしょうか。無事に挙式を終えたことの報告と、挙式に参列してくれた人へのお礼を伝える場を設けると、披露宴がなくても違和感を感じることはありませんよ。
披露宴をしたくないなら無理はしない!
披露宴は、必ずしも必要なものではありません。当たり前のことかもしれませんが、披露宴をしたくないと思うのなら、しないと決めて良いのです。
一般的な結婚式の流れにとらわれず、自分たちの意思で、披露宴の有無を決定してください。無理に披露宴をして後悔しないためにも、披露宴をしない、したくない人の理由を知り、参考にしておきましょう。