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片思いは、好きな人の言動一つで一喜一憂するものですよね。誰かに恋をするのは嬉しいものかと思いきや、めんどくさいと感じてしまうことがあるようです。
楽しいはずの片思いがめんどくさいと思ってしまうのはなぜなのでしょうか。片思いがめんどくさくなってきたと感じる、複雑な心理について探ってみたいと思います。
また、めんどくさいと思った場合の対処法も併せてご紹介しますので、現在片思い中の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
片思いはめんどくさいもの?
片思いをしている間は、楽しくて幸せに思えるはずなのですが、意外にも、片思いがめんどくさいと感じることがあるようです。
当たり前のことかもしれませんが、人の気持ちはわからないものですよね。片思いは相手がいることなので、努力したからといって自分が望む結果を得られるとは限りません。
相手の気持ちがわからない、自分の気持ちを整理できないなど、片思い中に考えることが多くなり、頭がいっぱいになってしまうと、心が疲れてしまいます。
そんな、結果がわからないものに一喜一憂することが、楽しいはずの片思いをめんどくさいと感じさせてしまう原因となるのでしょう。
片思いがめんどくさいと感じる理由
自分から好きになったのに、なぜ「めんどくさい」という感情が生まれてしまうのでしょうか。片思いでめんどくさいと感じる部分についてみていきましょう。
心が乱れるから
片思い相手の反応一つで、気持ちが浮いたり沈んだりするのが、片思いです。
頭の中が相手のことでいっぱいになると、相手の態度によって「脈あり?脈なし?」などと、常に気持ちが落ち着かない状態が続いてしまいます。
相手のことばかりが気になり、自分の感情が乱されるので、平静を保てなくなります。こんな風に心が動くことに疲れてしまうと、片思いがめんどくさくなってしまうのかもしれませんね。
気を遣うから
片思いをしていると、「相手に嫌われたくない、できれば好かれたい」という気持ちになるでしょう。
嫌われたくないという感情が強くなると、相手に対してありのままの自分を見せることに抵抗が出てしまいます。そのため、緊張した状態が続き、相手の顔色を伺いながら接していくことになりかねません。
そんな風に気を遣った恋愛をしていると、好かれたい気持ちと、素の自分を出せない不満がぶつかり合い、片思いがめんどくさくなってしまうのかもしれません。
進展がないから
片思い相手との進展がみられないことも、めんどくさいと感じる原因の一つです。自分から一歩が踏み出せず、二人の距離が縮まらないなど、恋愛はそう簡単にうまくいくものではありません。
好きになったばかりの頃は楽しい気持ちがあっても、実らない時間が長くなると、思ったり考えたりする時間が増えますよね。
そんな、なかなか叶わない片思いが長引いでしまうと、相手を好きでいることや、両想いになる方法を考えることに疲れてしまうのでしょう。
片思いがめんどくさくなってきたときの対処法
片思いをしている間は、いろいろな感情に振り回され、めんどくさいと感じてしまうこともあります。
もしも、片思い中に「めんどくさい」と思ったら、次のことを心がけてみましょう。
- 思い切って告白する
- 結果を求めすぎない
- 他のことに集中する
- 駆け引きをやめる
自分の気持ちを言えずに苦しんでいるのなら、思い切って告白してしまうのも一つの方法です。ただし、タイミングによっては失敗に終わってしまう可能性もあるので、状況を考えつつも、結果を求めすぎずに行動してください。
また、片思いに疲れたら、恋愛とは別のことに気持ちを向けるのもおすすめです。ですが、おそらく心のほとんどが恋愛に支配されている状態だと思いますので、意識的に集中しなければ意味がありません。
例えば、自分のスキルアップになるような勉強を始めたり、趣味を磨く、友人と旅行に出かけるなど、気分転換をしながら、片思い相手以外のことに意識を向けましょう。
相手に対して一生懸命になりすぎると、自然と周りが見えなくなってしまいます。自分の気持ちを決められるのは自分だけなのですから、置かれている状況に振り回されず、芯をしっかり持つように心がけてくださいね。
片思いをめんどくさいと感じるのはもったいない!
人の心をのぞくことはできませんし、いつどんなタイミングで人を好きになるのかも予測できません。ですから、誰かを好きになれるのは幸せなことなのです。
そんな、幸せな気持ちになれるはずの片思いでめんどくさいという気持ちになってしまうのはもったいないと思います。
せっかく片思いできたのなら、嬉しさや楽しさを味わってほしいので、めんどくさいと思う理由と対処法を前もって知っておきましょう。
好きな人のことを考えるだけで満たされるような、自分にとって潤いのある恋愛ができるよう願っています。