24歳や25歳の結婚は早い?20代で結婚するメリット・デメリットを解説!

20代の結婚© iStock.com/kohei_hara

20代で結婚したいと思う一方で、そんなに早く結婚相手を決めていいものか、と不安になる方も多いでしょう。

そこで、20代で結婚するメリット・デメリットを男女別に解説しつつ、20代での結婚は早いのか、について探っていきたいと思います。

早い結婚に関心はあるけど不安は尽きない…という方は、ぜひ参考にしてみてください。

24歳や25歳での結婚は早い?

20歳から24歳までの20代前半は、仕事はこれからという時期ですし、プライベートにおいても、もう少し遊んでおきたい、と考える人は少なくないでしょう。

しかし、25歳頃になると、周囲で結婚する人が増え始め、このままのんびりしていたら婚期を逃すのではないか、と心配になることがあると思います。

20代といっても、

  • 成人になり間もない20歳、21歳
  • 社会人になりたての22歳、23歳
  • 結婚を意識し始める24歳、25歳
  • 仕事が安定し始める26歳、27歳

など、その時々の年齢によって、自分を取り巻く環境は大きく変わりますよね。ですから、「20代での結婚は早い」とは一概にいえません。

初めて経験するものが多い20代の結婚は早いのか、24歳と25歳を境に、メリットとデメリットについてみていきましょう。

20代前半で結婚するメリット・デメリット

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20歳~24歳までを20代前半とし、その年齢で結婚するメリット・デメリットについてご紹介します。

20代前半で結婚するメリット

20代前半に結婚するメリットとは何でしょうか。男女別にみていきましょう。

【女性】

  • 体力があるうちに出産や育児ができる
  • 20代で職場に復帰できる可能性が高い

23歳や24歳など、早くに出産を経験すると、子育ての山場を20代で迎えることになります。

初めての体験に苦労するかもしれませんが、若いうちの育児経験は夫婦を成長させてくれますし、産休育休を取得しても、20代のうちに職場復帰できる可能性が高いです。

また、二人目や三人目など、余裕を持って子どもの計画を立てることもできるでしょう。

【男性】

  • 年収が安定する頃に子育てが終わる
  • 人生設計を早い時期から始められる

20代前半は仕事に慣れるのが精一杯で、安定するまで時間が必要です。ですが、若いうちに頑張っておけば、働き盛りで収入が安定する頃に、余裕をもって生活することができます。

また、早いうちに子どもがいれば、夫婦がまだ元気なうちに、子育てが終わっている場合もあるでしょう。夫婦の人生設計を、ゆとりを持って立てられるのも大きなメリットですね。

20代前半で結婚するデメリット

一方、20代前半に結婚するデメリットには、以下のものが挙げられます。

【女性】

  • 親離れができていない
  • 妊娠が生活に影響する

たとえ社会に出ていても、長い人生でいえば、20代はまだまだ未熟な世代です。大人の振る舞いをしていても、なかなか親離れができていなかったり、考え方が甘かったりすることもあるでしょう。

また、二人の生活基盤が安定しないうちに結婚や妊娠をすると、精神的・金銭的面で、生活に大きな影響を与えてしまう可能性もあります。

【男性】

  • 経済的な不安がある
  • 人生の経験が少ない

就職の年齢は様々ですが、働き始めの20代前半は、収入が少なく、安定しないことが多いです。そのため、経済的な不安を抱えたまま、結婚生活がスタートしてしまいます。

また、若いうちは、社会経験や恋愛経験など、人生経験がそれほどありません。経験が少ないと気持ちを上手にコントロールできず、ストレスを溜めたり、夫婦喧嘩が増えたりします。

20代後半で結婚するメリット・デメリット

20代の新婚© iStock.com/Makidotvn

続いて、25歳~27歳を20代後半とした、結婚のメリット・デメリットについてみていきましょう。

20代後半で結婚するメリット

20代後半に結婚をするメリットは何でしょうか。20代前半同様、男女別にみていきましょう。

【女性】

  • 社会人経験を活かしたキャリア復帰がしやすい
  • 子どもが早く巣立つため老後資金が貯めやすい

結婚や出産をきっかけに、仕事を休んだり辞めたりする人もいると思います。20代後半の方の場合、数年間の社会人経験があるので、経験を活かしたキャリア復帰がしやすいです。

また、年齢が若いうちから子育てをすれば、子どもが巣立つ時期も早くなります。その後の時間を夫婦で有意義に使うことができますし、老後資金を貯める余裕もできるでしょう。

【男性】

  • 仕事が安定し年収が上がるため経済的余裕がある
  • 人生経験が豊富で精神的に安定した生活ができる

20代後半ともなれば、仕事も軌道に乗り、収入が安定してきます。社会経験ばかりでなく、恋愛や人生においても、それなりに体験しているはずです。

経済的にも精神的にも余裕がある20代後半での結婚は、安心して生活を送ることができるのかもしれませんね。

20代後半で結婚するデメリット

25歳、26歳、27歳などの年齢は、一般的に「結婚適齢期」といわれ、男女共に特別結婚が早いわけではなさそうです。

精神面・経済面において、結婚を考える時期に適していますので、この年代で結婚することに、大きなデメリットはないといって良いでしょう。

20代で結婚したい場合の注意点

20代で結婚を叶える© iStock.com/kyonntra

20代の前半と後半、それぞれの結婚のメリット・デメリットについてみてきましたが、どうしても20代のうちに結婚したい!という人はいると思います。

そんな方に注意してほしいのは、

  • 20代で結婚するデメリットを知る
  • 結婚で譲れないものを持っておく

ということです。

20代で結婚したいと考えているなら、メリットはすんなり受け入れられると思います。ですが、最も重要なのはデメリットを把握することです。受け入れがたい内容かもしれませんが、結婚後の失敗を防ぐためにも、しっかりと頭に入れておきましょう。

また、結婚に対して、自分が絶対に譲れない条件を持っておくことも大切です。20代という年齢をクリアしていても、自分が心から納得する相手との結婚でなければ、後悔が残ります。

「結婚しなければよかった…」なんて悲惨な結果を招くことがないよう、早い時期の結婚にはリスクがあることを知っておいてくださいね。

20代の結婚を早いと思うかどうかは人それぞれ

20代といっても、23歳や24歳などの前半、25歳から27歳の後半で、ライフステージは変わります。一般的に「結婚が早い」といわれる年齢はありますが、大事なのは年齢ではありません。

何歳で結婚したから良い、悪いではなく、結婚年齢に正解はないのです。結婚が早いと感じるかどうかは人それぞれの感覚ですから、20代という年代にこだわらず、結婚を考えましょう。

24歳の結婚が早いわけではありませんし、27歳での結婚が遅いわけでもありません。ただし、若い年齢での結婚には、それなりのリスクがあることも、きちんと理解しておきましょう。

結婚後に後悔しないためにも、年齢だけにとらわれず、自分が納得した結婚ができると良いですね。

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