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プロポーズが成功した後に決めることといえば、入籍日ですよね。入籍日の決め方は二人の自由ですが、プロポーズから1ヶ月で入籍するカップルもいるようです。
どのような場合に、プロポーズから入籍までが1ヶ月となるのでしょうか。婚約期間が短い理由と、メリット・デメリットについてみていきましょう。
目次
プロポーズから入籍まで1ヶ月の人もいる
プロポーズから入籍までの期間にはどのような傾向があるのでしょうか。
「ゼクシィトレンド調査2019」によると、挙式を実施した人の約半数が、挙式の1年前にプロポーズを実施しており、挙式前に入籍するカップルが8割以上という結果が出ています。
つまり、多くのカップルが、1年の間にプロポーズから入籍までを済ませている、ということがわかりますね。
その中でも、プロポーズから入籍までが1ヶ月のカップルに焦点を当て、どのような理由があるかをみていきましょう。
データ参照:ゼクシィトレンド調査2019
プロポーズから1ヶ月で入籍する理由
プロポーズから入籍までを1ヶ月で済ませる理由として、以下の項目が挙げられます。
妊娠による結婚のため
結婚のきっかけが妊娠の場合、出産前に入籍しておかないと、母子手帳などの手続きが面倒になります。
また、妊娠すると体調や体型にも変化が出てくるので、影響のない時期に結婚式を挙げたいと考える人もいるでしょう。
手続きの煩わしさや結婚式の日程を考慮して、早く入籍することを決めるのかもしれませんね。
入籍日や年齢にこだわりがある
誕生日や二人の記念日に入籍をしたいなど、結婚記念日にこだわりがある人もいますよね。また、20代のうちに籍を入れたい、という希望がある人もいるでしょう。
このように入籍日や結婚する年齢に強いこだわりがある場合は、婚約期間の長さを気にせず入籍するパターンが多いようです。
仕事のタイミングに合わせる
結婚を機に退職を予定している場合や、結婚式に職場の人を招待する場合など、仕事の都合で入籍を決めるカップルもいます。
仕事の繁忙期を避ける、区切りの良いタイミングで退職するなど、仕事ベースで入籍日を考えたら偶然プロポーズから1ヶ月だった、というケースもあるようです。
プロポーズから入籍までが1ヶ月のメリット
では、プロポーズから1ヶ月で入籍するメリットやデメリットには、どのようなものが考えられるでしょうか。まずはメリットからご紹介していきます。
幸せ気分で入籍できる
お互いの気持ちが最も盛り上がっている時期に、入籍できるというメリットがあります。
毎日が充実していてマリッジブルーになりにくく、前向きな気分で楽しい新婚生活をスタートさせることができるでしょう。
結婚時期に不安がなくなる
プロポーズをされたものの具体的な話が進まないと、「いつになったら結婚するの?」「本当に結婚できるの?」と不安になる女性は多いようです。
ですが、プロポーズから入籍までが1ヶ月なら、入籍までをスムーズに進めることができるので、そのような不安を抱くことはないでしょう。
婚約破棄のリスクが少ない
プロポーズから入籍までの期間が短いと、婚約期間中の浮気や婚約破棄などのリスクを減らすことが可能です。
婚約破棄には、周囲への説明やお金のトラブルなど様々なリスクがあります。そういった危険を回避できるのも、入籍までを1ヶ月以内に済ませるメリットといえるでしょう。
プロポーズから入籍までが1ヶ月のデメリット
続いて、プロポーズから1ヶ月で入籍をするデメリットについてご紹介します。
挨拶回りで忙しい
プロポーズから入籍までの時期は、挨拶や手続きなど、やるべきことが多いものです。周囲への挨拶や報告がおろそかになると、非常識だと思われてしまう可能性があります。
親への挨拶はもちろんのこと、会社や友人への報告も必要ですので、1ヶ月という限られた時間の中で計画的に進めなければなりません。
結婚準備が大変
入籍後すぐに結婚式を控えている、引越しを予定しているなどの場合、準備に十分な時間が取れず、慌ただしく過ごすことになるでしょう。
特に結婚式の準備は、細かい打ち合わせや決めるべきことが多いため、体力も気力も充実していないと、乗り切ることはできません。
準備に追われて結婚式を楽しめない、疲れが残るまま新生活が始まってしまった、ということも考えられますね。
不一致に気付く
プロポーズから入籍までの期間が短い場合、「相手をよく知らないまま結婚してしまった」という可能性も考えられます。
展開はドラマチックかもしれませんが、半ば勢いで結婚を決めてしまうのも困りものです。
相手を見極めずに入籍すると、性格の不一致や価値観の違いなど、結婚後に大きなギャップを感じてしまうでしょう。
プロポーズから1ヶ月で入籍する場合の注意点
プロポーズから1ヶ月で入籍する場合、次のことに注意しておきましょう。
挨拶や手続きを計画的に進める
プロポーズから入籍までを1ヶ月で済ませる場合、時間が限られているので挨拶や手続きは計画的に進めましょう。
二人で決めた入籍日に向かってやるべきことを整理し、お互いに納得できるスケジュールで計画を立ててください。
準備段階での喧嘩や後悔を避けるためにも、しっかりと話し合って進められると良いですね。
お互いの関係を見つめ直す
たとえプロポーズから入籍までの期間が1ヶ月でも、交際期間が長くお互いを十分に理解できていれば、問題なく結婚生活を送れるでしょう。
しかし、プロポーズをきっかけに交際がスタートし、気持ちが盛り上がった勢いで入籍してしまうのは考えものです。
入籍後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔することがないよう、プロポーズまでの付き合いを大事にし、しっかりと相手を見極めましょう。
計画的に進めればプロポーズから入籍まで1ヶ月でもOK!
婚約期間の短いカップルには、授かり婚や入籍日へのこだわりなど様々な事情があります。
プロポーズから1ヶ月での入籍は、決して悪いことではありません。ですが、1ヶ月という短い間に結婚を決めるなら、計画的に準備を進めることはもちろん、お互いの関係をしっかり見つめ直すことが大切です。
婚約期間が短くなると、不安が軽くなるなどのメリットがある一方で、準備が慌ただしくなるなどのデメリットがあります。
それらをしっかりと把握したうえでよく話し合い、後悔のない結婚生活を送りましょう。