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素敵なプロポーズを経て、晴れて結婚が決まったお二人は未来に向けて幸せいっぱい。結婚式や新居をどうするか考えつつ、新生活をスムーズにスタートさせるために必ずやらなくてはいけないこともでてきます。そんなお二人がまずやることとして手続きと結婚の報告や挨拶があります。やるべきこと、主に手続きについて詳しくまとめました。
目次
婚約について
プロポーズを受けて結婚の約束をしたお二人は、婚約中となります。婚約とは、婚姻と違い法的な手続きはなく、形式の決まりごともありません。では、この期間は何をするのかというと、両親や親族への挨拶、結納、婚約指輪を送るなどがあります。結納と婚約指輪は昔でいうと必ずおこなわれた結婚の行事ですが、現在は時代も変わり、お二人がどうするかに委ねられています。
結婚式や新婚旅行をどうするかもお二人で決めておきましょう。この2つはある程度の準備期間とお金が必要で、やろうと思ってすぐにできるものではありません。二人の考え方が違えば、この先の結婚生活にも影響を及ぼす可能性があります。この期間にしっかり話し合い、お互いの気持ちのすり合わせをしておくと安心です。
会社への報告
状況によって報告内容は変わりますが、まずは直属の上司へ報告しましょう。結婚を機に退職する場合は、なるべく早めに伝えておく必要があります。また、結婚式の日取りが決まっている場合や、新婚旅行で長期休暇をとる場合もこのタイミングで伝えるとよいでしょう。結婚が決まっている場合は、上司への招待の有無も同時に伝えましょう。招待しない場合は、家族だけで挙式や海外で挙式などひと言付け加えるのがマナーです。結婚は大変おめでたいことですが、働いている会社や同僚に迷惑がかからないよう、円滑に業務をおこなえるよう努力しましょう。
また、婚姻届提出後の住所や氏名が変わった場合は、人事部への報告が必要です。身上変更や慶弔金、通勤手当区間変更など会社の規則に従って申請しましょう。雇用保険や社会保険については、会社が手続きを対応してくれます。
結婚の手続き「婚姻届の提出」
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結婚するときには、市内の区役所・支所または他の市町村役場にて「婚姻届の用紙」を受け取り、必要事項を記入したうえで届出が必要になります。
婚姻届の準備
最寄りの役所または他の市町村役場で用紙を入手します。婚姻届は、決められたルール(用紙サイズや記入内容)を守っていればデザインは自由です。自作したり、好きなキャラクターの用紙で婚姻届をだすことが人気です。無料ダウンロードできる婚姻届けもあるので、お好きなデザインを探して使用するのもよいでしょう。
証人の署名をもらう
婚姻届にはお二人の結婚の証明をしてもらう、証人の署名欄があります。結婚する方の大半が親に依頼するようですが、基本的に誰に書いてもらっても問題ありません。最近は、共通の知人である先輩カップルや、それぞれがお世話になった方にお願いするというパターンもあるそうです。
届出に必要なもの
夫婦双方の印鑑(一方は旧姓のもの)、戸籍謄本(届出地が本籍地でない場合のみ)、届出をする人の本人確認をする資料(運転免許証、写真付き住民基本台帳カード、パスポート、写真付きマイナンバーカードなど)。
婚姻届の提出日
婚姻届を提出した日は、お二人が法的に結婚した日になります。この日を結婚記念日とする方が多く、二人の記念日にしたり、クリスマスや七夕など有名な記念日、ゾロ目の日、挙式当日の朝など忘れない日に提出する方がおおいようです。また、扶養家族に入る前提で不利にならない時期や職場や自治体のお祝い金をもらうために早めに提出したという堅実な方もいるよう。他の手続きも一緒にできるよう、新居の引っ越しのタイミングなど様々なパターンがあるので、それぞれに合ったタイミングで提出するのがよいでしょう。
提出場所と本籍地
婚姻届は所在地であればどこでも提出できます。例えば、デート先にあった通りがかりの役所に提出したり、お祝いで行った思い出の旅行先で提出してもよいのです。しかし多くは、新しい本籍地や夫か妻の入籍時に住んでいる場所にしているようです。
戸籍の原本が保管されている場所である本籍地も現在の住所に関係なくどこでも選べます。日本国内の住所があるところならどこにしてもかまいません。
しかし、戸籍謄本が必要になった場合、本籍地のある自治体に行く必要があるので、現住所からあまりに遠い場所にすると不便になります。そういった意味で、本籍地も現住所にするのが一番無難でしょう。
結婚の手続き「婚姻届以外の公的なもの」
住民票の異動
それぞれ別の住所だったが、新住所に住む場合や、どちらかの住んでいる住所に引っ越す場合、住所を移動した方が住民票を移動する必要があります。転入と同時に新姓名での住民票にする場合は、婚姻届を提出した役所で「婚姻届受理証明書」をもらい、婚姻前の氏名の載った転出証明書と一緒に転入届を提出、
印鑑登録
新しい住所に住む場合、印鑑登録の申請をおこないます。これまで住んでいた場所で印鑑登録をしていた場合、転出した時点で印鑑登録は失効します。
運転免許証・パスポート
氏名・本籍の変更後なるべく早めに届け出ます。新しく住民登録をした警察署や旅券担当窓口に提出します。
結婚の手続き「名義変更が必要なもの」
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その他、銀行口座、クレジットカード、生命保険、公共料金、電話料金、郵便物の転送の住所や名義変更が必要になります。変更する際、使用していた印鑑と新しい名前の印鑑が必要になる場合があります。事前に準備しておきましょう。
結婚が決まったらやること「手続き」「挨拶」のまとめ
結婚式や新婚旅行の準備に新居探しと並行してやらなくてはいけない手続きが多いことに気づきます。平日に会社勤めをしている中でこれらの手続きをするにはかなりの労力が必要です。少ない時間で一気に対応できるように、すべてをリストアップして準備しておくとよいかもしれません。忙しさでパニックにならないように、ゆとりをもって行動することが大切です。書類などは不備があって二度手間になるとダメージも大きくなりがち。十分に調べて、実行するようにしてください。
※各市区町村や企業によって手続き方法が異なる場合があります。必ずそれぞれ確認してから申請をおこなってください。