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結婚式にかかる費用は結婚式場に支払う料金だけではありません。結婚式には結婚式場でもらう見積もりには載らない、自分で用意するアイテムや、別途かかる費用がたくさんあります。それも全て含めて結婚費用。ここでは見落としがちな結婚費用に関わるアイテムをお伝えします。
目次
結婚式場の見積りに載らない費用
結婚式場のプランを申し込んでも、基本料金には含まれないアイテムとしてプラスで請求される項目があります。
子ども料金
子どもを招待する場合、はじめに伝えないと見積もりには載ってきません。子どもは別で料理を用意するため子ども料金がかかります。夫婦と子どもというファミリーを招待する場合、差し引き金額を考える必要があります。
招待状の切手代・返信用はがき
招待状はプランに含まれる場合がありますが、送るための切手代と返信用はがきは自分で用意する事がほとんどです。人数分×切手代・はがき代が費用としてかかります。
筆耕料(ひっこうりょう)
招待状に関わる部分で筆耕料(ひっこうりょう)がかかります。筆耕料とは、宛先や宛名をプロに代筆してもらう時の料金です。毛筆で書く字に自信がない場合にお願いします。枚数や納品までの期間によって値段が変わってきます。
BGMのCD購入と楽曲使用料
披露宴で流すBGMを自分達で決める場合はCDを購入する費用と楽曲の使用料が発生します。楽曲の利用申請は会場側が行いますが、使用する楽曲によってはプラスで使用料がかかる場合もあります。詳しくは結婚式場に確認しましょう。
結婚式に流すムービー
オープニングムービーやプロフィールムービーなど、プログラムの各所で流すムービーを制作会社にお願いする場合も費用がかかります。結婚式場で用意するプランには含まれていない場合がほとんどなので、プラスでかかる費用として考えておきましょう。
装飾アイテム
会場を飾る装飾アイテムとして含まれているのはベーシックな会場装花だけと考えておくとよいかもしれません。ウエルカムコードやウエルカムスペースに飾るアイテム、メインテーブルを装飾するアイテムは別途費用がかかります。
演出アイテム
どんな演出をしたいかによりますが、演出費用は見積もりには含まれません。フラワーシャワー、バルーンリリース、ブライズメイドをお願いする場合の衣装代やブライドメイドボックス代、人前挙式で使用するウエディングツリーなど全ての費用が見積もりにプラスされます。
結婚式当日に必要で見落としがちなアイテム
結婚指輪(二人分)
結婚指輪の購入金額の平均:24.9万円
もっとも多い割合が「20~25万円未満」が31%です。結婚指輪は結婚式をする上で必ず必要な高額アイテムですが、結婚式費用として見落としがちです。はじめから頭に入れておきましょう。
データ参照:リクルート ブライダル総研 結婚トレンド調査2017
リングピロー
結婚指輪を交換する時に必要なリングピローも手作りしたり、結婚式のテーマに合わせたものを購入する場合がほとんどです。
親への記念品
親へのギフトの贈呈をおこなった新郎新婦の割合は90%と高く、費用の平均は2.5万円でした。感謝の気持ちを表すために、きちんとプレゼントを用意する方がほとんどです。
データ参照:リクルート ブライダル総研 結婚トレンド調査2017
結婚式当日に必要で個人で用意するもの
ウエディングドレス用インナー
ウエディングドレスをレンタルする時に、ブライダルインナーは費用に含まれず、個人で用意することがほとんどです。購入する場合の平均費用は約3万円前後、レンタルの場合は約1万円と言われています。ウエディングドレスを美しく着こなすために、ブライダルインナーは必ず必要です。必ず自分に合ったものを用意しましょう。
新郎のブライダルシューズ
レンタルもできますが、購入する方が多いようです。一生に一度の晴れ舞台に自分に合った新品の靴を用意したいという方は購入を選んでいます。
遠方から招待するゲストの交通費と宿泊費
遠方から参加していただく、大事なゲストには交通費と宿泊費を用意する必要があります。交通費のみ用意する、宿泊のみ用意する、両方用意すると3パターンありますが、自分で用意できる費用を考えつつ、家族やゲスト本人と相談して決めましょう。
主賓や上司へのお車代
主賓や上司をゲストとして招待する場合はお車代を用意して感謝の気持ちを伝えます。平均お車代は1~3万円といわれています。
ゲストのタクシーチケット代
駅から結婚式場が遠く、年配の親族やゲストがいる場合はタクシーチケット往復分を用意しましょう。
お手伝いしてくれたゲストへのお礼
受付やスピーチ、余興をやってくれたゲストへはお礼を用意しましょう。平均的なお礼の金額は3000円~5000円です。
結婚式までに希望する場合に必要な費用
ブライダルエステ
ブライダルエステを行った花嫁は93%で平均費用は9.1万円かけています。一生の記念として写真に残ることから、結婚式当日をベストな状態で迎えたいというプレ花嫁が多いようです。
ブライダルネイル
ウエディングドレスに合ったネイルをする花嫁がほとんどです。白やピンクをベースにした結婚式用のネイルを施します。ネイルサロンに行き、ジェルネイルをやってもらうか、ネイルチップを購入し爪につける場合が多いようです。ネイルサロンに行く場合は、8000円~12000円ほどを想定しておくとよいでしょう。
結婚式後にかかるかもしれない費用
写真の焼き増し代と送料
結婚式当日の写真をゲストに焼き増しして渡す場合も費用がかかります。遠方から来たゲストや親せきに送る場合は送料もプラスされます。
内祝いの費用と送料
結婚のお祝いをいただいた場合、内祝いとしてお返ししなくてはいけません。内祝いは、いただいたお祝い金の半額を返す「半返し」が基本です。直接手渡しできない場合は送るための送料も必要です。送料は半返し以外で考えなくてはいけません。
結婚式にかかる費用で見落としがちなアイテムまとめ
結婚式場のはじめの見積りには載らない、結婚式に必要なアイテムをまとめました。どのアイテムにどのくらい費用をかけるかはお二人次第ですが、少なくとも結婚式場に支払う金額プラス20万円くらいは必要になりそうです。結婚式の予算を考えた場合、これらの見落としがちなアイテムにかかる費用もきちんと考えておくと後々おきる可能性のあるお金の問題が少なくなるはずです。しっかり頭に入れておきましょう。