©Paul Bradbury – iStock.com
結婚式の演出で人気のフラワーシャワー。フラワーシャワーをやろうと思っている新郎新婦は、生花か造花かどちらでおこなおうか迷いますよね。生花と造花の違いはあるのでしょうか。
実際にフラワーシャワーをするときに必要な花の量や、自分で用意した場合に持ち込みはできるのかも気になるところ。フラワーシャワーについての疑問や、生花と造花の違い、卒花さんが実際におこなったフラワーシャワーをご紹介します。
目次
フラワーシャワーの意味
フラワーシャワーとは、挙式後、チャペルからでてくる新郎新婦に向けてゲストが花びらを撒いて祝福するセレモニーになります。
フラワーシャワーに用いる花に決まりはなく、花の香りで場を清め、悪い運や災難から二人を守る魔除けの意味もあるようです。
結婚式でフラワーシャワーをやるなら生花と造花どっち?
結婚式でフラワーシャワーをやるなら、生花か造花かどちらがよいのでしょうか。
花に決まりはないようですが、生花か造花によって変わってくる部分があるので見ていきましょう。
生花でのフラワーシャワーの特徴
フラワーシャワーと聞くと、多くの方が生花でおこなうイメージがあると思います。生花は、舞い降りるときに花の香りがすることから「花の香りで場を清める」という意味にも適しています。花が舞ったときの色合いもきれいで、写真映えするのことも生花を選ぶメリットになります。
ですが、生花は掃除が大変というデメリットも。そのことから生花でのフラワーシャワーが禁止されている会場もあります。生花でフラワーシャワーをおこないたい場合は、事前に確認しておきましょう。
造花でのフラワーシャワー特徴
造花は、生花でおこなうよりも費用を抑えられるようです。いろいろな形や色があるため、お二人のイメージに合わせて選ぶことができます。造花は軽く投げたとき空中で舞っている時間が長いため、ベストショットを撮りやすいです。他にも、生花に比べ掃除が簡単なので、造花でおこなう会場もあるようです。
デメリットとして、舞ったときに生花のような花の香りはしないことや、柔らかい感じにはならないという点があります。ものによって、安っぽい印象を与えてしまうことや舞ったときのイメージが変わってしまうので、造花選びは慎重におこないましょう。
生花と造花をミックスしたフラワーシャワーの特徴
生花と造花をミックスすることで、費用も抑えながら華やかさを演出することができます。生花だけでは費用が高いからと、量を抑えてしまうと寂しい印象になってしまうことも。
そんなときに造花をプラスすることで量を増やすこともでき、お互いのよさを引き立ててくれるメリットがあります。どのくらいの比率でおこなうかは、費用やお二人のイメージによって決めるとよいでしょう。
フラワーシャワーのやり方
フラワーシャワーを結婚式で実際にやるにはどうしたらよいでしょうか。
フラワーシャワーを行う際のポイントについて見ていきましょう。
フラワーシャワーの費用
フラワーシャワーの花は結婚式場で用意してくれますが、意外と値段が高いと感じた新郎新婦も多いようです。会場によっても金額設定は違いますが、一人あたり100円~というようにゲストの人数によって決まるところや、10名でいくらというところもあります。
フラワーシャワーに使う花の種類でも値段が変わります。生花か造花を選ぶことができますが、生花のほうが値段が高く、造花のほうが比較的安い費用でおこなうことができます。
量はどのくらい必要?
フラワーシャワーの量は、花の大きさによっても変わってきます。一人あたりの量の目安は、片手に収まるぐらいや、両手いっぱいになるぐらいです。参列者が多い場合は、「片手量」、参列者が少ない場合は「両手量」にする新郎新婦もいるようです。
写真映えさせたい場合は、量が少ないと寂しい印象になってしまうため、花を多めに用意するとよいかもしれません。フラワーシャワーに使う花の量はオーダーすることもできるので、どのようにしたいかによって決めるとよいでしょう。
持ち込はできる?
を持ち込むことで費用を抑えることができることもあるようです。ですが、会場によって持ち込み料がかかってしまうこともあります。
持ち込み料がある場合は、会場に頼んだほうがよいのか、持ち込んだほうがよいのか、どちらのほうが費用を抑えられるのか事前に確認しておきましょう。生花は生ものなので、持ち込めない会場もあるので注意しましょう。
卒花さんのフラワーシャワー
実際に結婚式で行われているフラワーシャワーの例を見ていきましょう。
生花を使ったフラワーシャワー
バラを使ったフラワーシャワー。ガーデンウエディングなら生花のフラワーシャワーでナチュラル感を出すのがおすすめ。
造花を使ったフラワーシャワー
明るめのイエローを取り入れることで、軽やかな印象を与えるフラワーシャワー。
ミックスフラワーシャワー
手作りの桜の花びらを混ぜたフラワーシャワー。カラフルな花びらが舞い降り、みんなが笑顔に。
結婚式にフラワーシャワーを検討してみよう!
結婚式で定番のフラワーシャワーは、どの花でおこなうかによって印象が変わるようです。生花の場合は、舞い降りた花の香に包まれながら華やかな印象を与えます。
造花の場合は、軽やかな印象と、色や形がさまざまなため、お二人の結婚式のイメージに合わせやすいです。生花も造花それぞれのよさがあるので、費用も含め、どのようなフラワーシャワーにしたいか話し合って決めるとよいでしょう。