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挙式や披露宴を盛り上げてくれる演出と余興。演出や余興は結婚式には欠かせないものとなります。ですが、いろいろと取り入れてしまうと演出にかかる費用が大きくなってしまい、気づいたら予算オーバーなんてことも。演出や余興をおこなう場合、どのようなことに費用かかるのでしょうか。結婚式で演出や余興にかかる費用の内訳を知っておくと安心です。
目次
結婚式にかかる費用の内訳と人気の演出
結婚式にかかる費用の内訳として、
・挙式代
・会場費
・飲食代
・衣装
・装飾
・写真、映像
・演出、余興
・印刷物
・引き出物
があります。その中でも、演出と余興はおこないたい内容によって費用が大きく変わってきます。演出といってもさまざまで、挙式で実際におこなっている演出で人気なのが、「親からベールダウンをしてもらう」が68%で最も高く、次に「フラワーシャワー・ライスシャワー」が57%、「ブーケトス・ブーケプルズ」と「挙式時の音楽・BGMを自分たちで選ぶ」がともに31%でした。
披露宴で人気の演出が「生い立ち紹介などを映像演出でおこなう」が76%で最も高く、次に「ファーストバイト」と「花嫁の手紙を読む」がともに74%でした。費用がかからない演出であればよいのですが、用意が必要なものやスタッフが関わってくる演出になると費用がかかります。
特に、映像を使う演出はスクリーン使用料や音響照明料がかかるため費用が高めに設定されています。
データ参照:リクルート ブライダル総研 結婚トレンド調査2017
演出にかかる費用の相場
挙式演出
挙式の演出として、「フラワーシャワー、ライスシャワー」や「ブーケトス、ブーケプルズ」「バルーンリリース」などが人気です。
費用相場は
・フラワーシャワー:1名120~500円×人数分
・ブーケトス:トスブーケ代 約6000円~
・バルーンリリース:1個700~800円×人数分
こちらは式場に頼んだ場合の費用相場になりますので、自分たちで持ち込むと費用が抑えられることもあります。ですが会場によっては持ち込み料がかかることもあるので事前確認が必要です。
映像演出
映像を使った余興や演出の内容は、「プロフィールビデオ」や「列席者の名前や感謝メッセージムービー」「挙式や披露宴の様子」を流すことが多く、映像演出でかかった総額9.2万円になります。映像演出には、ムービーの作成費用や音楽を操作する人と設備に対する費用、映像を流すにはスクリーン使用料や音響照明料がかかります。
費用相場は
・プロフィールビデオ:25000~40000円
・エンドロールビデオ:90000~20万円(挙式のみと披露宴の最後まで撮るかで費用が大きく変わります)
・プロジェクター使用料:30000~50000円
・音響照明料:50000~60000円
・プロジェクトマッピング:10万~20万円
になり、映像の費用は式場によっても金額が大きく変わります。プロフィールビデオなどのムービーは、プロの業者に頼むと高くなるため自作をする方も多くいます。プロジェクトマッピングは、おこなう面積によって費用が大きく変動するため確認が必要です。
費用相場は1.5MAGAZINE編集部調べです。詳しくは会場にお問い合わせください。
演出や余興の費用で気をつけること
余興や演出は、おこなう内容によって費用はさまざまです。どのくらいの費用がかかるのか、きちんと確認しておくことが大切です。最初の見積書では、演出の費用が記載されていないことがあります。おこないたい演出が決まっている場合は、事前に希望を伝えておくと最終見積りに近い見積りを出してもらうことができます。その見積もりを見た上で、どのような演出を取り入れたいのかを決めてもよいかもしれません。
結婚式でおこなう人気の演出と余興にかかる費用の相場まとめ
結婚式に欠かせない演出と余興ですが、かかる費用はおこなう内容によってさまざまです。結婚式を挙げる式場によっても費用が変わるため、どのくらいかかるのか不安になることもあります。そのため、見積もりの段階で事前にお二人がしたい演出を決めて相談しておくと結婚費用の予算内に収めることができるでしょう。素敵な演出や余興を取り入れて、ゲストやお二人が満足できる結婚式にしてください。