同棲に必要な費用はどれくらい?初期費用や月々の内訳を紹介!

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同棲を始める際に必要な費用がどれくらいかをご存じですか?初期費用や月々の支払い、費用負担の分担方法など、同棲におけるお金の問題は意外に多いもの。

同棲を始めた後にトラブルが起きてしまわないよう、事前に知識を得ておくことが大切ですよ。

同棲に関する費用についての情報をご紹介していきますので、ぜひご参考にしてみてくださいね。

同棲に必要な初期費用はいくら?

まずは、同棲に必要な初期費用についてご解説していきます。同棲を開始する時点で、どれくらいのお金を用意しておくと安心なのでしょうか。

相場は家賃7~8ヵ月分が目安

同棲をする際の初期費用の相場は、家賃7~8ヵ月分が目安とされています。

最近では支払わなくてもいい物件も増えてきましたが、まず敷金や礼金などで家賃の3~5ヵ月分程度の費用が必要になります。

加えて、家具や家電などの生活必需品を揃えることにもなるでしょうし、業者に依頼するなら引っ越し費用も用意しなければなりません。

そのため、最低でも家賃7~8ヵ月分ほどの費用を準備しておけば、足が出るとしてもそこまでの大きな負担にはならないでしょう。

初期費用の内訳

敷金と礼金が必要な物件に月初に入居したと仮定して、同棲の初期費用内訳の例をご紹介します。

同棲に必要な初期費用の目安(家賃10万円)
敷金・礼金 20万円
仲介手数料 5万円
当月の家賃 10万円
翌月の家賃 10万円
火災保険など 10万円
家電(冷蔵庫・洗濯機・掃除機・電子レンジ・テレビなど) 15万円
家具(寝具・テーブル・ソファなど) 10万円
日用品一式 2万円
引っ越し費用 8万円
合計 90万円

家賃の金額や引っ越しの距離などで費用は変わりますので、あくまで目安としてご参考にしてください。

同棲する際の家賃について

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同棲を計画する際、気になるのが「どれくらいの家賃の部屋に住むのがいいの?」ということ。同棲の家賃相場は何円くらいなのでしょうか。

相場はどれくらい?

部屋を借りる地域やお二人の年齢・収入額にもよりますが、おおよそ10万円前後の物件なら、生活に事欠くことはないでしょう。

広い部屋に住みたい、家賃をなるべく抑えたいと思うなら、家賃相場が低い地域に移り住むのも一つの手です。

一概には言えませんが、都心に近づくほど家賃の相場が高くなる傾向がありますので、お二人が無理なく支払える範囲の物件を探しましょう。

二人の手取り合計の2~3割がベスト

同棲する物件の家賃相場は、お二人の手取り月収の2~3割程度とされているそう。生活を圧迫しない程度で、なおかつお互いのプライベートな空間を確保できるような物件がベストですよ。

どちらかが仕事を辞めたり、転職して収入が下がる可能性もゼロではないので、家賃が合計収入の3割を越えるような物件はあまりおすすめできません。

一人でも払いきれる家賃の物件だと審査が通りやすい

同棲の場合、入居の審査が通りにくい場合があります。

理由として考えられるのは、もし入居中に別れてしまうと、二人で支払うはずの家賃の負担が片方に偏るため、支払いが滞ってしまう危険性があるから。

そのため、もしスムーズに審査を通過したいのであれば、仮に一人になっても支払いきれる家賃の物件を選ぶようにしましょう。

多少手狭にはなってしまうかもしれませんが、その代わり入居を断られる可能性はかなり低くなりますよ。

同棲には月にどれくらいの費用が掛かる?

住んでいる地域や暮らしぶりにもよりますが、同棲には月に30万円程度の費用が掛かると考えて良いでしょう。例として、下表に二人暮らしに掛かるひと月の費用を項目別にまとめました。

二人暮らしに掛かるひと月の費用目安
家賃 10万円
食費 4万円
水道光熱費 2万円
通信費 2万円
娯楽費/交際費 6万円
その他(日用品・衣類など) 3万円
合計 27万円

これはあくまで目安ですので、工夫次第ではもっと費用を抑えられますし、逆に経済的に余裕があればもう少し高めに月々の見通しを立てても問題ないでしょう。

お二人の収入に合わせ、生活に掛ける費用の範囲を決めるようにしてくださいね。

同棲時の食費について

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同棲の費用の中でも、食費は揉めやすい項目ではないでしょうか。食べる量や飲酒の有無によって、不公平感が出てしまう場合があることがその理由です。どのように管理をしていくことで、食費に関するトラブルを回避できるのでしょうか。

どのように管理すべき?

食費の管理は難しいところですが、あまり厳密に分けすぎてしまうとかえって揉め事の種になってしまいます。

  • 飲食した量は気にせず完全に折半する
  • 月々の食費の金額と負担額をあらかじめ決めておき、もしも余ったら折半してそれぞれのお小遣いにする
  • 食べる量にかなりの偏りがある場合「食費はよく食べる方、日用品や光熱費はもう一方」というように支払い項目を分ける

というような方法で分担すると、シンプルでトラブルが少なくなるのでは?

もちろん、この方法がすべてではありませんので、お二人に合った分担方法を見つけてくださいね。

節約のポイント

他の項目に比べ、食費は節約をしやすいポイントです。

  • 自炊をする
  • なるべく一緒にごはんを食べる(食材や光熱費のロスを防ぐ)
  • お弁当や飲みものを持参する
  • 割引やポイントを駆使して買い物をする

など、小さな事からコツコツとした節約を続ければ、数年後には貯金の額にも大きな変化が起こるのではないでしょうか。

同棲の費用はどのように分担する?

同棲の費用の分担の仕方は、当然ながらカップルによって違います。一円単位できっちり分ける人もいれば、片方がほぼ全額を賄っているケースも。いずれにせよ、お二人が納得できる分担方法を納得行くまで話し合う必要がありますよ。

折半

その月に掛かった生活費を合計し、完全に折半するというパターン。単純な方法ですので、少なくとも算出方法で揉めることは無いでしょう。

ですが、例えば片方の食事量があまりにも多かったり、免許を持っていないのに駐車場の費用まで折半させられてしまったりすることが原因でトラブルが起きてしまうことも。

双方の暮らしぶりに大きな差がないカップルにおすすめの分担方法ですよ。

収入に応じて

お二人の収入に大きな開きがある場合は、収入差に応じて分担する金額の割合を変えます。折半では厳しい収入の人でも、この方法なら経済的に苦しくはなりませんよね。

ただし、例え収入が多いとしても、同じ生活をして自分だけが費用を多く負担することが納得できないと感じる人もいるそうなので、その点は注意しておきましょう。

家事の負担により

家事の負担がより大きい方が少なく支払うという方法もあります。これなら家事の負担にも不公平感を抱きにくいですし、片方の労力も軽減されますよね。

しかし、たとえ支払っている生活費の金額が低いとしても、次第に家事が大きな負担に感じられてしまうこともあるのだとか。

残業が多い方や家事が苦手な方が、生活費と引き換えに家事を請け負うことはあまりおすすめできませんよ。

費用項目ごとに分担

「食費はあなた、水道光熱費と雑費は私、通信費や娯楽費は各自で支払う」というように、費用項目別に支払いを担当する場合も。

お二人にとってより公平な項目分けができれば、費用負担が片方に偏ることもありませんし、各自の支払い額を算出するのもさほど苦ではないでしょう。

別れの原因にもなるので、同棲を始める前に費用の分担について話し合っておこう

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費用に関する決めごとが曖昧なまま同棲を始め、後になってから分担に納得がいかないと思っても後の祭りですし、下手をすると別れる原因になることもあります。

初期費用や月々の支出に関してはもちろん、会社から得られる手当の額なども考慮し、お互いが納得できる負担額を決める必要がありますよ。

親しい間柄だからこそ、お金についてはきっちりと決めておく必要があります。生活を共にする中で不満が大量に発生してしまわないよう、すり合わせを怠らないようにしましょう!

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