©Dmitry Galaganov – shutterstock.com
結婚式の二次会はほぼ会費制でおこなわれます。会費制の場合、受付に会費をどのように渡すのが正しいのかわからない方も多いのではないでしょうか。また、二次会から参加する場合、ご祝儀は別で用意したほうがよいかも悩むという声も聞きます。そんな二次会の会費のマナーや、ご祝儀の疑問についてまとめました。
目次
二次会での会費の渡し方マナー
結婚式の二次会が会費制の場合、会費の渡し方はどのようにしたらよいのでしょうか。
二次会会費は直接渡す
結婚式のご祝儀と違い、二次会の会費はお財布から出しても問題ありません。封筒や袋に入れたほうが丁寧ですが、会費制の場合は金額が決まっているため受付で確認しなくてはいけません。会費が封筒や袋に入っていると、確認するのに手間がかかってしまいます。二次会の会費はお財布から直接出して渡すことで受付もスムーズに進むことができます。お財布の中から直接出すことに気が引ける場合は、封筒にお金を入れておき受付で封筒から出して渡すとよいでしょう。
新札でなくてもよい
結婚式のご祝儀の場合は新札のほうがよいですが、二次会の会費はわざわざ新札を用意する必要はありません。新札は、お札同士が重なりやすく、会計時に数えづらくなることもあるので普段のお札でもよいでしょう。だからといって、しわしわのお札はよくありません。会費はできるだけ折り目の少ないものを選んで渡すようにしましょう。
お釣りは出ないようにする
二次会の会費は、できるだけお釣りのないようにしましょう。お釣りがでてしまうと、お釣りの計算や渡す手間があるため受付が混んでしまうこともあります。他にも、お釣りがなく受付の人が困ってしまうこともあるようです。事前にぴったりの金額を準備しておきましょう。
会費制の場合ご祝儀は必要?
二次会から参加したゲストは、お祝いとしてご祝儀を用意したほうがよいのか悩む人も多いのではないでしょうか。二次会から出席する場合でも、会費のみで問題はありません。会費にもお祝いの意味が込められているため、ご祝儀を兼ねて会費を多めに包む必要もありません。しかし、ご祝儀を渡した方がよいパターンもあります。先に自分の結婚式でご祝儀をもらっていて、二次会のみ招待された場合です。その場合は差額分をご祝儀として渡した方がよいでしょう。
二次会でのご祝儀の渡し方
二次会でご祝儀を渡す場合、会費とご祝儀をいっしょに渡したり、会費に上乗せして支払うのもよくありません。受付係は会費のみの受け取りを想定しているため、受付係が混乱してしまうことや、最後に新郎新婦に渡す際トラブルのもとになることもあるようです。ご祝儀を渡すタイミングとして、二次会当日は避け、新郎新婦に直接会って渡すか、郵送がよいでしょう。直接会って渡す場合は、二次会の1週間前か、二次会が終わって落ち着いた時期に渡しましょう。郵送の場合は、大安吉日の午前中に届くようにしたり、お祝いの言葉を添えたりと心遣いをするとよいでしょう。
ご祝儀ではなくプレゼントを用意する場合も
親しい友人や、お世話になっている方にお祝いを渡したい場合は、ご祝儀の代わりにプレゼントを用意してもよいでしょう。プレゼントは、お二人の新生活にちなんだものを選ぶと新郎新婦に喜ばれます。例えば、ペアグッズやキッチン用品などもよいでしょう。他にも同じようにプレゼントを渡す方がいそうな場合は、同じものにならないよう、お二人に事前に聞いておくことをおすすめします。またプレゼントを渡す場合、ご祝儀と同じように二次会当日は避け、別日に新郎新婦に直接渡すか郵送をするようにしましょう。時間がなく、二次会の当日にどうしても渡したいという方は、新郎新婦の荷物にならないよう、かさばらないものを選ぶのがおすすめです。
二次会会費の渡し方マナーとご祝儀の用意についてまとめ
二次会から参加する場合、基本は会費のみで問題ありません。自分の結婚式でご祝儀をいただいた時などでお祝いしたい場合は会費との差額をお祝いとしてお渡ししてもよいでしょう。他に、お祝いとしてプレゼントを用意することもあります。プレゼントを渡したい場合は、当日は避けて郵送か後日手渡しで。二次会の会費やご祝儀の渡し方のマナーを守り、お二人を祝福しましょう。