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リングピローとは結婚式で指輪交換するときまで、指輪を置いておく小型のクッションのようなもののことです。実際にリングピローを使うときに悩むのが、指輪の置き方や落ちないような留め方ではないでしょうか。最近はクッションタイプ以外にも土台がしっかりしていて指輪が固定されるようなリングピローもでてきています。それぞれご紹介していきましょう。
目次
リングピローの歴史
リングピローは挙式で指輪交換のときに使うもの。挙式中指輪交換のセレモニーまで新郎新婦の結婚指輪を置くクッションのようなものになります。リングピローの由来は古代エジプトに遡り、当時の挙式では宝石などの装飾品を枕状の宝石台に乗せて飾っていました。そのスタイルが中世のヨーロッパ王族や貴族でも習慣になり、庶民の結婚式でも広まって現在のリングピローのもとになっています。
リングピローを使った指輪の置き方
リングピローに指輪を置くときは向かって左が新郎、右に新婦の指輪を置きます。リングピローはクッションのような土台にリングを置きます。一般的にはクッションにリボンを付けて指輪を固定させるタイプが多いです。リボンを使った指輪の留め方として、蝶々結びしたリボンに指輪を引っかけておく留め方や、リボンに指輪を巻き付けた留め方があります。とはいえ、完全に固定させていないので、運ぶときに心配になる方もいると思います。では、この他にどのような指輪の置き方や固定方法があるのでしょうか。
リングピローから指輪が落ちないようにするには？
クッションタイプの土台でリボンで指輪を固定するリングピローが一般的ですが、最近ではさまざまなタイプのリングピローがでてきています。リングピローを使うときは落ちないようにすることが大切です。リングピローによって変わる指輪の留め方を見ていきましょう。
リボンで結ぶ
リングピローの中でも一番スタンダードな指輪の置き方はリボン使いが多いです。蝶々結びにしたリボンの輪の中に指輪を置きます。
石を使った土台にする
透明の水晶を敷き詰めて指輪を固定させる置き方。ガラスケースに水晶を入れているので、持ち歩いて移動させるときもしっかりとしているので落ちないようにできます。
ピンで引っ掛けて留める
ピンに引っ掛けて留める方法もあります。ピンの頭がある程度大きさのあるタイプにしましょう。安定感はクッション＋リボン使いのリングピローと同じくらいになります。
ボックス型で安定感のある置き方
ボックスタイプは指輪を差し込んで固定することができます。持ち運ぶときも安定感があります。
素敵なリングピローのアイデア
結婚指輪は新郎新婦のとても大切なもの。リングピローは結婚式で指輪を置いておくだけでなく、結婚式が終わっても記念のアイテムやインテリアにできるリングピローのアイデアがたくさんあります。それぞれご紹介します。
白一色で作られたリングピローで特別感を
かすみ草のプリザーブドフラワーで作られたリングピロー。白のふわふわな花に包まれた土台に素敵な指輪の置き方にできそうです。
樹脂でお花を閉じ込めたリングピロー
クリアな樹脂にドライフラワーを閉じ込めた珍しいデザインのリングピロー。指輪を固定するところは天然石やパールを使い引っかけて指輪を落ちないようにします。
エアプランツを使ってナチュラルに仕上げて
ケースを使って白い砂やエアプランツを入れたリングピロー。ガーデンウエディングやリゾートウエディングとの相性もよく決まります。
森の中に置いてあるようなリングピロー
リングピローの中にモスやドライフラワーを敷き詰めてまるで森の中にあるようなかわいらしいデザインです。
トレンドのアゲートリングピローはサムシングブルーカラーで
スライスした天然石のアゲートは海外ウエディングで定番のDIYアイテム。指輪の置き方にこだわりを持ちたい方にオリジナル感あるこのデザインはおすすめです。
神前式には和テイストなリングピローで
和テイストのつまみ細工を使ったリングピロー。丁寧で繊細な作りが厳かな挙式にぴったりです。
リングピローは土台選びや落ちない指輪の置き方で大切に保管しよう
リングピローは挙式の指輪交換までの間に結婚指輪を保管する大切なアイテムです。リングピローは、今まではクッションタイプでリボンを使って指輪を落ちないようにするデザインがが多くありました。ですが、最近はデザイン豊富でいろいろなタイプが増えてきています。ケースに天然石を敷き詰めて指輪を固定するものや、ピンで引っかける留め方のものもあります。土台がしっかりしたボックス型は、指輪の持ち運びに安心なタイプもあるのでおすすめです。自分たちの結婚式スタイルに合わせたお気に入りのリングピローを見つけてください。
