結婚式に出席できない・参加できない時にやるべき対応とは?

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せっかく招待をいただいても、さまざまな事情で結婚式に出席できないこともあります。

そんな時に大切なのは、「いかにして欠席の手順を踏むか」ということです。相手を不快させないよう、上手にお祝いを伝えられるかがポイントになりますよ。

結婚式を欠席する際の手順やマナーをご紹介していきます。

結婚式に出席・参加できない時にすべきことは?

結婚式に参加できない時のケースとして、

  • 招待をいただいた時点で参加できないことが決まっている
  • 参加予定だったが急遽行けなくなった

という2つのパターンが考えられます。

また、結婚式の欠席が決まってからすべきことは、大きく分けて、

  • 新郎新婦へ連絡
  • 電報を贈る
  • ご祝儀・プレゼントを贈る

の3つです。

やるべきことは同じでも、欠席が決まった時期によって対応が異なりますのでご注意くださいね。

では、次から結婚式に出席できない時の対応を詳しくご紹介していきましょう。

結婚式に出席できない時の対応:①新郎新婦へ連絡

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結婚式に出られないことが事前にわかっていれば招待状、「出席」で返信した後に欠席が決まってしまったら新郎新婦へ直接連絡する必要があります。

記入例や連絡方法を見ていきましょう。

招待状の返信

出欠欄は返信ハガキの裏面に記載されています。

「出席」を二重線で消したら「欠席」に◯をし、さらに「残念ながら」欠席「させていただきます」と追記するとより丁寧です。

招待状返信はがきの書き方

これに加え、余白にメッセージを書き添えるとより印象がアップします。

「ご結婚おめでとうございます  
せっかくお招きいただきましたが  海外出張の予定があるため 残念ながら欠席させていただきます
お二人の幸せを心よりお祈りしております」

「ご結婚おめでとうございます
せっかく招待いただき残念ですが やむを得ない事情により欠席させていただきます
お二人の幸せをお祈り申し上げます」

というように、

  • 祝福の言葉
  • 招待してくれたことへのお礼
  • 欠席理由

を短くまとめましょう。

直接の連絡

招待状返信後に欠席が決まったら、できるだけ早く新郎新婦へ連絡を入れましょう。遅くなればなるほど、料理などのキャンセル料が発生する可能性が高まります。

また、やむを得ない場合を除いて、連絡は電話で入れましょう。その後、記録に残しておくためにメールをするのはアリですよ。

なお、結婚式当日に急遽行けなくなってしまった場合は、新郎新婦ではなく式場に連絡をしましょう。

当日は新郎新婦が忙しく、スマホなどを確認する暇がありません。連絡が通じないまま式が始まってしまうと、無断欠席と思われかねないのでご注意くださいね。

結婚式に出席できない時の対応:②電報を贈る

お誘いをいただいたのに結婚式に参加できない時は、祝電を贈ってお祝いの気持ちを伝えるといいでしょう。

電話やインターネットから申し込むことができ、シンプルなカードからバルーン付きのものまで、さまざまな種類から選ぶことができますよ。

申し込みの手順をご紹介していきます。

1、式の日程・会場の住所を調べる

祝電を送ると決めたら、まずは日程と会場を調べましょう。ここで気をつけなければならないのは、「送り先は挙式会場ではなく披露宴の会場」ということです。

式の前日までに会場へ着くように送るのが理想的ですが、直前で参加できなくなってしまった場合は、遅くとも式開始の1時間前には届くように手配しましょう。

2、文章を考える

相手に送るメッセージを考えましょう。ポイントは、相手と自分の関係に合った内容の祝電を送ることです。

・「〇〇さん、●●さん、結婚おめでとう!二人の輝かしい未来を心から祈っています。末永くお幸せに!」

・「ご結婚おめでとうございます。いつも明るい笑顔で職場の雰囲気を良くしてくださっていた〇〇さん、その素敵な笑顔で二人の未来も明るく照らしてください。心からの祝福をお送りします。」

・「お二人の輝かしい門出を祝し、末永い幸せをお祈り申し上げます。」

というように、あまり長すぎないメッセージにしてくださいね。文章を考えるのが苦手な方は、文例を利用するのも手ですよ。

3、申し込み

電話とインターネット、どちらで申し込んでも良いのですが、祝電の見た目を知ってから送りたいという方はインターネットで確認しておくのが無難です。

なお、お手元に用意しておく情報は以下の通りです。

  • 会場の情報(式場名、住所、電話番号)
  • 日時
  • 新郎または新婦の名前
  • 文章
  • 使いたい台紙

先に準備しておくことで、申し込みの際に慌てずに済みますよ。

結婚式に出席できない時の対応:③ご祝儀・プレゼントを贈る

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結婚式に行けない場合は、ご祝儀や結婚祝いのプレゼントを新郎新婦に贈りましょう。

結婚式に出席予定だったか、元々式を欠席する予定だったかで金額相場や渡す時期が変わりますよ。

元々式を欠席する予定だった場合

欠席の連絡をしたら、できるだけ早めに贈るのがベストです。結婚式の1~2ヶ月前が理想的ですが、遅くとも1~2週間前までには渡せるといいでしょう。

可能であれば、新郎新婦に直接会って渡し、お祝いとお詫びの言葉を添えるといいですね。

なお、包む金額は「本来のご祝儀の1/3~1/2程度の額」が目安ですよ。

結婚式に出席予定だった場合

結婚式に出席予定だったのに行けなくなってしまい、欠席が確定したのが式まで1週間を切っているようなら、結婚式の後なるべく早く渡すようにしましょう。

金額の相場は「本来のご祝儀の満額」ですよ。

結婚式に参加できない時はこんな点に気をつけて

たとえ仕方のない理由だったとしても、結婚式に参加できない時は慎重な対応が求められます。

新郎新婦の晴れ舞台に泥を塗らないためにも、相手を不快にさせないよう細心の注意を払いましょう。

出席できないと決まったら速やかに連絡を

欠席の連絡が遅ければ遅いほど、スケジュールの調整が難しくなります。また、時期によっては料理や引出物のキャンセル料がかかってしまう可能性も。

新郎新婦に余計な費用を負担させないためにも、できるだけ早い連絡が求められますよ。

欠席の理由によっては伝えない方がいいことも

欠席の理由には、伝えていいものと控えた方がいいものがあります。

例えば、

  • 仕事の都合(出張等)
  • 出産を控えている
  • 身内の結婚式と被った

などは伝えても構いませんが、

  • 親族に不幸があった
  • 病気やケガで体調が悪い
  • プライベートの先約があった

など、お祝いの席に水を指してしまうような理由なら、「やむを得ない事情により……」とぼかして伝えるようにしましょう。

忌み言葉には要注意!

日常生活では問題なくても、お祝いの席にはふさわしくない「忌み言葉」というものが存在します。

下の表を参考に、招待状の返信や祝電の内容を考えてみてくださいね。

別れ・再婚を連想させる言葉 最後に、去る、失う、去る、終わる、離れる、別れる、切れる、嫌う、飽きる、疎遠になる、冷える、繰り返し、再び、何度も
不幸を連想させる言葉 亡くなる、苦しい、朽ちる、病気、倒れる、壊れる、泣く、崩れる、滅びる、流れる痛ましい、衰える、倒れる
重ね言葉 時々、いよいよ、重ね重ね、わざわざ、たまたま、いろいろ、たびたび、どんどん、だんだん、しばしば、みるみる、日々、 相次いで

結婚式に参加できない場合は対応に気をつけて

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結婚式に出席できない場合は、相手を傷つけてしまわないよう十分に気をつけて対応する必要があります。

下手な対処をしてしまうと、今後の関係にも大きなヒビが入ってしまいかねませんよ。

自分にとっては数ある結婚式の一つでも、新郎新婦にとっては一生に一度の晴れ舞台だということを忘れないようにしましょう。