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招待状は、ゲストの手元に一番最初に渡る結婚式のアイテムです。自分で手作りする方もいれば、式場や専門業者に注文するという方もいるでしょう。
結婚式の招待状は、外注しても封入作業は自分たちで行なわなければならないことも多く、「失敗した!」「後悔した…」などのトラブルもあるようです。
そんな手間のかかるアイテムだからこそ、失敗なくゲストの元へ届けたいですよね。そこで、結婚式の招待状でありがちな失敗例をご紹介したいと思います。
事前に失敗しやすいポイントを把握して、素敵な結婚式の招待状を送りましょう。
目次
結婚式の招待状に失敗はある?
招待状は結婚式に欠かせないアイテムであり、確認作業や封入作業など、意外と時間や労力が必要なものです。
そんな手間のかかるアイテムだからこそ、失敗しやすい点もあります。ゲストひとりひとりの名前や住所に間違いがないよう確認したり、封入する内容がゲストによって違ったりします。
人の手で行う作業ですから、何度確認をしても見落としてしまうことはありますし、どんなに注意しても間違えてしまう可能性はゼロではありません。
実際、結婚式の招待状はどんな失敗が起こりやすいのか、事例を挙げつつみていきましょう。
結婚式招待状の失敗例
結婚式の招待状には、どんな失敗があるのでしょうか。招待状を送る側と返送する側、それぞれの失敗例をご紹介します。
招待状を送る側の失敗
結婚式の招待状を送る側、つまり新郎新婦の失敗例には次のものがあります。
- 何の前触れもなく送る
- 金額などの詳細が不明
- 氏名や住所を間違える
- 返信用の切手を忘れる
- 封入し忘れて封緘する
- 招待状の数が足りない
通常、結婚式に招待する際は、事前に伝えておくのがマナーです。にもかかわらず、突然招待状を送ってしまう、という失敗があります。
また、最も多い失敗としては、記載ミスや不親切な説明などが挙げられるでしょう。例えば、名前の漢字間違い、会費制の金額が不明など、失礼な間違いが起こってしまう場合もあります。
さらに、ゲスト分の招待状を用意したはずが、数が足りなくなってしまうこともあるようです。その場合、どこかに二枚入れてしまった可能性などもあるので、慎重な確認作業が求められますね。
招待状を返送する側の失敗
一方で、招待状をもらったゲストの失敗もあります。ゲストの失敗の多くは、返信マナーが守られていないことにあるようです。
例えば、
- 書き損じに修正液を使用した
- 自分への敬称部分を消さない
- 黒以外の色のペンで記入した
- 招待状の返信期限を守らない
- 前もって連絡せず欠席にする
などが挙げられます。
招待状の返信マナーを知っているようでも、いざその時になるとわからなくなってしまうものです。その際、きちんと調べて返信しないと、恥をかいてしまいます。
間違えて締まった部分は二重線を使用する、自分への敬称部分は消す、色の薄いペンや消えるペンを使わない、返事はできるだけ早くするなど、マナーを守って返信しましょう。
そして意外と忘れてしまうのが、欠席時のマナーです。都合がつかず、結婚式を欠席するのはやむを得ないことですが、その場合は事前に連絡を入れておきましょう。
また、元々出席するつもりで返事をしていても、事情により欠席になることもありますよね。その場合、新郎新婦側が既に頭数に入れている可能性があるので、まずは欠席の連絡を入れ、それから返信をするのが望ましいです。
結婚式の招待状で失敗しないためのポイント
結婚式の招待状は、新郎新婦側、ゲスト側の両方に失敗の可能性があります。結婚式の招待状で失敗しないためには、以下のことに気をつけてみましょう。
- 片手間で作業しない
- 心を込めて作業する
- 数は多めに用意する
どれも当たり前のことのように思われますが、気持ち次第で変わることもあります。
送る側、返送する側のどちらにもいえるのは、集中し、心を込めて作業することです。新郎新婦は結婚式のさまざまな準備に追われていると思います。
ですが、招待状の作業をするときは集中して行いましょう。そしてゲスト側も、慎重に返信ハガキの記入をするよう心がけてください。
また、新郎新婦側は、招待状の宛名を書き損じた場合を想定して、余分に用意しておくと良いでしょう。数が足りなくなって焦ることがないよう、しっかり準備しておけば安心ですね。
結婚式招待状の失敗例を知って備えよう!
結婚式の招待状は、結婚式の始まりを告げる重要なアイテムです。招待状を作成した時点から、結婚式がスタートしているといっても良いかもしれません。
ですが、結婚式の招待状で失敗することはあります。それは、招待状を送る側、招待状を返送する側、どちらにも起こり得ることです。
大切なのは、それぞれの失敗例を把握すること。そして、自分が送る側・返送する側の立場になった場合は、慎重に作業を進めてくださいね。