ガーデンウエディングに最適な季節とシーズンごとの魅力

ガーデンウエディングに最適な季節©dfrolovXIII – shutterstock.com

ガーデンウエディングは屋外でおこなうウエディングスタイルです。空や緑を眺めながら開放的な中でおこなわれる結婚式はゲストにとっても通常では味わうことのできない体験ではないでしょうか。しかし、ガーデンウエディングは季節によって過ごし方が異なり、暑い寒いもつきものになります。ぴったりな季節や、何月がベストシーズンなのでしょうか?季節ごとのガーデンウエディングの魅力や対策などご紹介します。

ガーデンウエディングの魅力

ガーデンウエディングの魅力©Monkey Business Images – shutterstock.com

ガーデンウエディングの魅力は室内の結婚式では味わうことのできない開放感です。緑の中のウエディングはゲストもリラックスして過ごしてもらえます。カジュアルスタイルでおこなわれることが多いため、ゲストとの距離も近く家族で祝うようなアットホームな雰囲気が魅力です。おしゃれな海外ウエディング風のように自由な演出や装飾の幅が広がり、コーディネート次第でお二人らしい空間でオリジナルの結婚式をすることができます。

ガーデンウエディングに最適な季節

ガーデンウエディングに最適な季節は春と秋で、時期は3月中旬~5月、9月下旬~11月を選ぶとよいでしょう。春は桜、新緑が美しく気候が穏やかになり、秋は湿度も低くなり爽やかで天気のよい日も多く、紅葉が楽しめます。季節を感じることができ、暑い寒いが落ち着いている季節
なので、屋外でも快適に過ごすことができます。ゲストにとっても負担になりにくい、春・秋のこの時期におこなうことがおすすめです。

ガーデンウエディングの季節ごとの演出と対応

春のガーデンウエディング©Melnikof – iStock.com

桜の咲く季節なので、テーマカラーにピンクを取り入れると春らしくなります。テーブルコーディネートやペーパーアイテムにピンクを使ってかわいくしたり、春の花のチューリップやスズランを使ったブーケで春の季節感をだします。5月の新緑の季節に合わせて花を使わずグリーンを中心に装飾するナチュラルスタイルもトレンド感があり、カジュアルでアットホームな雰囲気の結婚式がおこなえます。

夏のガーデンウエディング©extremechan – shutterstock.com

夏はオフシーズンとなるため費用が抑えることができる分、ゲストに料理や演出でおもてなしをしましょう。ウェルカムドリンクは冷たいドリンクバーを用意してゲストに涼んでもらえるようにします。アメニティグッズとしてうちわやタオルなど用意しておくこともおすすめです。気温が高い時期になるので、挙式のみガーデン、デザートビュッフェのみガーデンなど、屋外にいる時間を短くし、ゲストに配慮することも大切です。

秋のガーデンウエディング©Maksym Azovtsev – shutterstock.com

一年を通して気候が良く、屋外でもゲストが快適に過ごすことができるので、ガーデンやテラスにゲストテーブルを用意して屋外で料理を楽しむこともできます。ハロウィンをテーマにした結婚式もこの季節だけの特別な演出です。高砂やフォトブースをハロウィン仕様にしてかわいい装飾にするとゲストに楽しんでもらえます。落ち葉や木の実など秋を感じさせるアイテムも豊富なので、白いふわふわした穂がかわいいパンパスグラスやドライフラワーを使ったナチュラルな装飾も秋のガーデンウエディングに合うのでおすすめです。

冬のガーデンウエディング©Sevastsyanau Uladzimir – shutterstock.com

冬は寒さがあるので防寒対策をしっかりとおこないます。最近ではパラソルヒーターなど暖をとれる器具を備えている会場もあるので冬のガーデンウエディングも可能です。ウェルカムドリンクは温かいものを用意しポケットカイロやブランケットをゲストに配り、夏と同様、短いプログラムだけガーデンでおこなうのが最適です。クリスマスやバレンタインを迎える時期なので、雪やハートを結婚式のテーマに選んで会場装飾すると季節感がでます。2月が旬のラナンキュラスを使った装花やブーケは、寒い季節の中でも春を先取りしてゲストの目を楽しませることができます。

ガーデンウエディング季節ごとの注意点

ガーデンウエディングは気候によってゲストの服装も左右されます。事前に服装はカジュアルでもよいことをアナウンスしておきましょう。屋外は緑に囲まれ素敵な空間ではありますが年間通して虫がつきものなので、虫よけキャンドルや虫よけスプレーなどで対策をします。気温の調整が難しいので暑い日はうちわ、寒い日はひざ掛けを用意することや日差しを避ける屋根付きの休憩スペースを設け、ゲストが屋内とガーデンを自由に行き来できる状態にしておけるよう、ゲストの立場になった配慮が必要です。また、屋外に長時間立ち続けるのは年配ゲストの負担にもなりますので、屋内に案内できるように会場側に誘導をお願いすることや、すぐ座れる椅子を用意しておくと安心です。

ガーデンウエディングに最適な季節とシーズンごとの魅力まとめ

ガーデンウエディングは緑ある開放的な空間で季節を感じながらできる結婚式です。しかし、季節や気候によってゲストの負担が大きく結婚式の満足度が暑い寒いでも左右されます。一番ぴったりな季節は春や秋の気候が安定した時期ですが、夏・冬のオフシーズンでは結婚式の費用が抑えられる分、おもてなしを増やしゲストの気持ちになった配慮をすることで開催が可能になります。それぞれの季節にメリット・デメリットはありますので、お二人でどの季節で結婚式をおこないたいか考えて、来てくれた人たちが楽しんでもらえるガーデンウエディングにしてください。