結婚式前撮りで和装をおすすめする理由とは?人気小物とポーズ集

結婚式の和装前撮りの小物・ポーズ©Jantz – shutterstock.com

結婚式を計画する花嫁に圧倒的な人気の和装前撮り。前撮り・後撮りでの和装チョイスは、費用面や結婚式本番への活用でおすすめしたくなる理由がたくさんあります。和装での撮影に取り入れたい人気の小物やポーズの演出など、前撮りを計画する前に知っておきたい基礎知識をまとめました。

データ参照:リクルート ブライダル総研 結婚トレンド調査2018

結婚式の前撮り・後撮りとは

前撮り・後撮りとは

「前撮り」とは、結婚式の日取りとは別の前日期間に、新郎新婦がそれぞれ和装・洋装を選んで結婚式の衣装を着用し、屋外やスタジオで記念写真を撮影するプランです。「別撮り」とも言います。
結婚式当日は準備で慌ただしく、ゲストへの対応やお酒を飲んで表情・お化粧も崩れてしまうため、思ったようなショットがゆっくり撮れません。そのため、事前に美しいロケーションで撮影したり、表情やポーズを研究しながら納得のいく撮影プランを計画します。結婚式当日のヘアメイク・ポーズ・表情の作り方の予行演習にもなります。
最近は結婚式後に余裕をもっての「後撮り」を行う新郎新婦も増えてきました。

スタジオ撮影とロケーション撮影の違い

フォト撮影にはスタジオ撮影とロケーション撮影があります。それぞれの良さ・メリットがあります。

スタジオ撮影

室内スタジオの中での撮影を行います。さまざまなセットがあり、異なる雰囲気を楽しみながら撮影できます、天候・気候に左右されず、ベストな状態でいつでも撮影が可能です。また、衣装選び・ヘアメイクルームが併設されていることがほとんどで、着替え・ヘアメイク・移動が同じスタジオ内のため、時間もさほどかかりません。費用もロケーション撮影に比べ、安く済むことがほとんどです。

ロケーション撮影

スタジオ以外の屋外や他の建築物の室内を使った、雰囲気ある撮影を行うことです。頼んだ撮影業者が提携している結婚式場内や、神社・雰囲気ある建物・海辺・公園・庭園などさまざまな場所で撮影が楽しめます。場所によって撮影許可が必要なこともあるので、依頼先で確認を。天候・季節で撮影範囲が限られることがあり、土日や人気のシーズンは半年~3カ月前の予約が必要です。

結婚式の前撮りで和装がおすすめの理由

和装前撮りのおすすめ理由©yurilily – shutterstock.com

結婚式を挙げた人のうち、64.3%の人が結婚式前後で結婚衣装を着て撮影を行っています。前撮りを行った人のうち、和装を選ぶ人の割合は約70%と、多くの花嫁が和装を選んでいます。前撮りで和装を選ぶメリットとしては、次の理由が挙げられます。

当日と違う衣装が着れる

結婚式当日のお色直しは衣装の着用枚数が限られますし、披露宴の時間(2~3時間)を考えると、着付けに時間がかかる和装は、和婚以外で選ぶのが難しいのが現状です。また、和装に合わせドレススタイルからヘアメイクをがらっと変えるのは時間的にも費用面でも難しくなります。前撮りでは時間を気にすることなく和装を楽しむことができ、こだわりのヘアメイクやポーズで、美しい姿を記念に残すことができます。

結婚式当日と違うシーンが撮れる

スタジオのセットやロケーション撮影で、結婚式の会場とは違ったシーンやテーマでの撮影が楽しめます。

ポーズや小物にこだわれる

撮影のためだけに2時間~長ければ6時間ほど時間をかけ撮影できるため、自分がやりたいと思っているポーズや小物にこだわって撮影できます。和装の撮影用小物は手作り映えするものが多いため、さまざまな小物を使ってポーズを楽しむことができます。

費用が当日のレンタル代より安い

結婚式での和装レンタル費用の一般的な相場は、白無垢で21.1万円、色打掛で28.3万円です。これに着付けとヘアメイク代(着付け+ヘアメイクで2~4万円)がプラスされます。一方、前撮りの費用相場はスタジオ撮影は15.9万円・ロケーショ撮影は17.8万円(衣装・ヘアメイク・データ・アルバム代込みの金額)になります。お色直しで衣装をレンタルする価格より低い費用で和装を楽しむことができるのです。

データを当日の映像演出や結婚報告ハガキに使用

和装の前撮りでできたデータは、結婚式前・当日・結婚式後のさまざまな演出やアイテムに利用できます。和装は当日の衣装(ウエディングドレス)とかぶらず、日本の伝統的な衣装で格式のあるイメージが強いため、フォーマルな招待状や結婚報告はがきなどに画像を使用しても雰囲気がぴったりとあい、年配の方や目上の方に失礼なく使用できます。招待状や結婚式のペーパーアイテムに使用したい場合、データの出来上がりに1カ月はかかるので、制作期間を含み、使用したい期日の2~3カ月前を目安に前撮りを行いましょう。

【和装前撮りのデータ活用法】
・ウエルカムボードに活用
・ウエルカムスペースのフォト、DVD演出に活用
・招待状・席次表・プロフィールブックに活用
・結婚報告用はがきや年賀状に活用

ヘアメイクリハーサルのプレリハーサルに

結婚式本番前に行うヘアメイクリハーサルは有料で、限られた時間内にヘアメイクを決めなければなりません。しかしパーティ用の華やかなヘアメイクに慣れている人はそういないため、2時間ほどの限られた時間では決めかねてしまう花嫁も多いようです。前撮りはヘアメイクリハーサル前にパーティ用のヘアメイクを行えるため、プレリハーサルとして活用できます。

撮影自体が楽しいイベントに

普段は着ることのない和装を二人で着て、さまざまなシチュエーションで撮影する時間自体が、楽しくいい思い出になったという新郎新婦の声が多いです。ロケーション撮影を兼ねて、京都・鎌倉・富士山が見える場所(山梨・静岡)など日本の風情が楽しめる古都へ観光を兼ねる計画するプランも。当日だけでなく準備時間を思い出作りのイベントとして、楽しく過ごすことができます。

結婚式の和装前撮りでおすすめの時期・季節

前撮りのハイシーズンは気候のいい4月~11月です。
真夏も真っ青な快晴の夏空や海辺でのロケーションフォト撮影で人気があります。
ドレスの前撮りと違って、和装前撮りは日本の四季を生かしたスタジオ・ロケーション演出が可能なため、真夏以外はどのシーズンもおすすめできます。和装(特に花嫁)は何枚も重ね着で着こむため、真夏の時期の屋外での撮影は体調面で避けたいところです。

和装前撮りにおすすめシーズンや季節ごとの演出の詳しい説明はこちらから

結婚式の和装前撮りでおすすめのポーズ集

ロケーションを生かして

神社で

庭園で

浅草で

京都で

鎌倉で

富士山を背景に

大阪城で

スタジオは様々な定番ポーズが楽しめる

後ろ姿

大正ロマン風

寝転んで

結婚式演出に使いたい面白い和装ポーズアイデア

白刃取り失敗

ハートキャッチ

毛筆で今後の抱負

家族のチームワーク

飛ばされる新郎

縁日ショット

結婚式の和装前撮りに持ち込みたい小物アイデア

扇子プロップス

赤い糸

和風ガーランド

ボールブーケ

和風ペーパーファン

紙風船

折り鶴シャワー

イニシャルオブジェ・キーマライト

結婚式前撮りで和装をおすすめする理由まとめ

結婚式の和装前撮りは、費用だけでなく結婚式での演出や・式後の報告など、データを活用する場面がたくさんあります。また、ヘアメイクリハーサルのリハとしての活用や、ポーズや表情の練習にもなり、結婚式のための「予行演習」としての活用、二人の思い出作りイベントとして計画できます。和装のメリットを生かしたポーズ・小物などを研究して、素敵なフォトと思い出を作ってくださいね。

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