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プレ花嫁におすすめしたい、和装のためのブライダルネイルのデザインを集めました。前撮り・結婚式で和装を選ぶと、洋装以上に写真撮影や動画撮影で「手元ショット」や手元のアングルが多いことをご存知でしょうか。和装を思う存分楽しみ、結婚式や前撮りで最高の思い出を残すためのネイルデザイン例を参考にしてください。
目次
結婚式(和婚)・前撮りの和装ネイルは今とても重要
実は洋装以上にプレ花嫁が注目しているのが、和装のためのブライダルネイルのデザイン。前撮り・結婚式で和装を選ぶと、洋装以上に写真撮影や動画撮影で「手元ショット」が多いことをご存知でしょうか。
前撮りは洋装以上に小物を使った手元撮影ショットがある
結婚式の前撮り・後撮りで和装を選ぶ人の割合はなんと70%も。和装に合わせて撮影に使う前撮り用の小物が多く、その小物を持つ指先をクローズアップする「手元ショット」が多いことが特徴です。また、色打掛や振袖は柄や帯で何色もカラーを使っているため、手元を中心に写真を撮るとカラーバランスが引き立つので、手元ショットがより多くなります。
神前式や祝言・披露宴では手元がクローズアップされる場面がある
三々九度の盃・指輪の交換・玉串拝礼など、新郎新婦が直接行う儀式が多い神前式では、カメラマンが夫婦の手元をアップに写真を撮るアングルがとても多いです。また、色打掛や引き振袖は、着物に合わせる末広・懐剣・筥迫(はこせこ)など和装用の小物が多く、それを持つ手元を撮影するショットも必然的に多くなります。
結婚式(神前式)でのブライダルネイルのマナー
結婚式でゲストとしてお呼ばれの際にはさまざまなネイルマナーがありますが、花嫁自身の前撮りや披露宴パーティでのネイルに関しては、そこまで厳格なマナーはありません。
ただ神社・ホテル等で伝統的な神前式を和装で行う場合は、神前であることを意識し、ビジューやラメが多い派手すぎるネイルや長すぎるジェルネイルなど、デザイン面について少し配慮しましょう。
一般的に着物は高級で繊細な織り生地でできており、花嫁衣裳となる白無垢・色打掛・黒引き振袖は袖丈が長くできています。神前式はキリスト教式と比べても三々九度の盃・指輪の交換・玉串拝礼など、新郎新婦が手元を使う儀式が多いため、ネイルがデコラティブ過ぎると生地にひっかけて傷つける恐れがあります。神前式を考えているのであれば、シンプルで上品なネイルがおすすめです。
結婚式や前撮りで和装のネイルデザインの決め方
前撮・神前式・和婚・披露宴でのお色直し…和装の着用シーンに合わせ、普段はなかなかできない和のテイストたっぷりの彩りあるデザインや、おごそかな神前式で白無垢に合う上品なデザインなど、選び方はさまざまです。選んだ着物の色や雰囲気に合わせることはもちろんですが、和装での写真撮影は、手元を撮影する「手元ショット」が多くなりますので、どんなポーズで、どんなイメージの写真を撮りたいか想像しながら、ネイルデザインを考えるのもおすすめです。
衣装の色に合わせる
白無垢・色打掛・黒引き振袖・色振袖など、さまざまな衣装がありますが、選んだ着物の地のメインカラーに合わせてネイルのカラー・デザインを決めることがほとんどです。
衣装の柄の色に合わせる
色打掛や引き振袖には、デザインに結婚式用のおめでたい・縁起のいい柄が使われており、そこに様々な色が使われています。地の色ではなく、柄に使われている色にネイルカラーを合わせると、バイカラーでモダンな雰囲気が出ます。
小物や半襟の色に合わせる
花嫁の和装は、合わせる伝統的な小物が多いのが特徴です。特に色打掛や引き振袖では、末広・懐剣・筥迫(はこせこ)・帯・髪飾り・ブーケなど、着物の色に合わせ同系色にしたり、わざとカラーを変えてアクセントにしたりとさまざまな選び方があります。これらの小物を持ち手を添えるショット・アングルが撮影では多いため、小物のカラーを意識してネイルデザイン・カラーを考える選び方があります。
近年では半襟(襦袢 などの襟の上に装飾を兼ねて縫いつけた飾りの襟)で着物の色・柄の合わせをより楽しむ花嫁が多くなり、半襟の色や柄と合わせてネイルデザインを決めるのもおしゃれです。
ネイルの柄モチーフはテーマや季節に沿って
花嫁の和装は、縁起と季節を意識して柄モチーフ・色が取り入れられています。その意図ほくみ取って、季節や縁起を意識してネイルデザインを決めると、結婚式のテーマがはっきりしたり、衣装とのコーディネートの統一感がグッとあがります。例えば2月の結婚式であれば梅のモチーフを取り入れたり、白無垢の柄が鶴であれば、ツルカメの亀甲柄をネイルには取り入れたり…と、花嫁の考え方次第で、テーマやメッセージをネイルで表現することが可能です。
花嫁衣裳の定番!白無垢に合わせるネイルデザイン
【白無垢】
和装の花嫁衣裳の中でもっとも格式が高い白無垢。白一色が基本ですが、最近では襟元や裾の色・柄を指し色として変えたり、小物の色でアクセントをつけたりと、さまざまなコーディネートを楽しむ着こなしが増えています。神前式での着用や、白無垢本来の意味を意識した、上品で清楚なネイルデザインがおすすめです。
白のグラデーションネイル
おめでたい縁起柄を盛り込んだホワイトのネイル
紅白ネイル
椿のクラシックなデザイン
グレーは和装におすすめカラー
前撮り人気ナンバーワン!色打掛に合わせるネイルデザイン
【色打掛】
前撮りや披露宴のお色直しで、自分の個性を存分に発揮できる色打掛を楽しむ花嫁が増えています。着物のメインの色・柄の色・小物の色など、花嫁次第でさまざまな合わせ方がありますが、着物に合わせ思い切ったカラフルなネイルを楽しむのがおすすめです。
赤
緑
水色
オレンジ
紫
大人の上品な魅力!黒引き振袖に合わせるネイルデザイン
【黒引き振袖】
「ほかの色(人)には染まらない」という強い花嫁の意思が込められている黒引き振袖。江戸~大正ロマンを感じるレトロクラシックな花嫁衣裳が、今また脚光を浴びています。地が黒でシンプルな分、柄や合わせる小物・半襟などモダンでグラマラスなものが多く、ネイルも着物の個性や魅力を生かしたデザインを選びましょう。
黒
三毛猫柄
金箔
レース
花嫁支持率ナンバーワン!和装洋装に合うシンプルなネイル
白無垢・色打掛・黒引き振袖と、どんな和装にもあわせやすいシンプルで上品なデザインのネイルを考えている花嫁が多数です。前撮り・結婚式で和装と洋装両方選ぶ花嫁も多いでしょう。ヘアメイクは短時間でチェンジできても、ネイルは変更できません。
また、結婚式や前撮りが終わった後も、引き続き日常生活で結婚式の余韻や思い出を少しでも長く楽しみたい…と、デイリーシーンでもそこまで浮かないヌードカラーやヌーディピンクが大人気です。
ピンク×白×ゴールドの定番花嫁カラー
白ベースの小花柄
和の効果的な色使いのフレンチネイル
結婚式に縁起のいい柄のブライダルネイル・デザイン例
花嫁衣裳にも取り入れられている日本古来から伝わる「おめでたい縁起」の柄。着物の柄やシンプルな白無垢ネイルのデザインに、さりげなく取り入れると上品でおしゃれです。着物の柄と同じにするか、変えるかで、花嫁の結婚へのテーマやメッセージを打ち出すこともできます。
鶴
亀甲柄
七宝
青海波
花嫁らしい季節の花のデザインネイル
日本人は伝統的に四季の移り変わりを大切にして服装に色・柄・コーディネートを取り入れてきたたため、和装は特に季節のモチーフが大切です。着物の柄と統一させたり、季節の花をネイルにさりげなく取り入れるとグッと華やかでおしゃれになります。
春の花
桜
桃の花
牡丹
夏の花
藤
紫陽花
あやめ
秋の花
桔梗
紅葉
冬の花
菊
梅
結婚式や前撮り和装でのブライダルネイルのデザインまとめ
結婚式や前撮りで和装を選ぶ場合、ネイルのデザインの決め方はさまざまです。和装は手元が写真でクローズアップされることが多いため、ぜひ思い出に残るようなデザインを意識して、素敵な写真が残るようにして楽しんでくださいね。