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冬の結婚式ではショール(ストール)は、とても便利なアイテムとなります。防寒対策もできる上、どんなドレスとも合わせやすく、簡単にお洒落に導いてくれる優れものです。冬の結婚式でショール(ストール)がおすすめな理由と、その選び方をご紹介します。
目次
ショールとストールの違いは?
ショールとストールの違いは何でしょう?最近では同じように使われる、ショールとストールの違いをご紹介します。
ショールとは
ショールは肩にかけて使うことがメインとなります。一般的には正方形を半分に折って、三角形にして使います。ストールよりも大判で厚手なのが特徴ですが、最近ではストールのように薄手のものも増え、大きな違いはなくなりつつあります。基本的には女性が使うファッションアイテムです。
ストールとは
ストールは一般的に、マフラーのように首に巻いて使うことが多いです。首に巻きやすいように長方形のかたちをしていて、薄手なのが特徴になります。基本的には男女ともに使うファッションアイテムです。
結婚式ではショールもストールも同じ?
結婚式では肩かけの羽織物として使うので、「ショール」というのが正しいでしょう。ただし、ショールとストールの両方を、同じように使う人や情報サイトもあります。なので、結婚式の場合は「ショール」や「ストール」には大きな違いはなく、どちらも「肩にかけて使う羽織物」として認識して大丈夫です。
冬の結婚式でショールとストールがおすすめな理由
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冬の結婚式でショールとストールがおすすめな理由をご紹介します。
長袖ドレスともコーディネートしやすい
冬に人気の長袖ドレスは、袖がごわつくので羽織物を合わせるのが難しいです。1枚で着用できるので問題はないのですが、ブラックの長袖ドレスの場合、ドレス1枚ではダークなイメージとなってしまいます。その時に活躍をしてくれるのがショール(ストール)です。ショールは長袖ドレスにもさっと羽織れて、華やかな印象に仕立ててくれる優秀なアイテムになります。
ドレスのデザインを邪魔しない
ドレスの前部分にフラワーモチーフや、ビジュなどの装飾が施されている場合、ボレロやジャケットを羽織ると、デザインが隠れてしまうこともあります。ショールならモチーフを避けて羽織れるので、ドレスのデザインを邪魔することなく綺麗にコーディネートできておすすめです。
二の腕の体型カバーにもなる
ショールは二の腕部分をふんわりとカバーし、上半身のシルエットも拾わないので、全体的に細く見せてくれます。特に30代以上の二の腕が気になる女性に、おすすめです。
膝掛け代わりにもなる
冬には厚手のショールを選ぶことで、使わない場合も膝掛け代わりにすることができてとても便利です。寒がりな女性や、マタニティの方の場合、冬は1枚ショールをもっていると安心でしょう。
冬の結婚式で気を付けたいショール・ストールのマナー
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冬の結婚式では下記のショール(ストール)マナーを守りましょう。
- 白のショール(ストール)は花嫁の特権なので選ばない
- 柄物やファーのショール(ストール)は殺生イメージがあるので選ばない
- 奇抜な色や派手なショール(ストール)は避ける
- カジュアルな印象のショール(ストール)は避ける
特にショール(ストール)選びでやりがちなNGマナーが、「ファー」のショール(ストール)を選ぶこと。ファーは冬の定番アイテムなのでついつい選びがちですが、結婚式では避けるようにしましょう。ただし、最近ではマナーも緩くなりつつあり、カジュアルな結婚式や親族や目上の方のいない二次会なら、ファーのショール(ストール)を選んでも大丈夫な場合も増えています。
冬の結婚式のショール・ストールの素材選びのポイント
冬の結婚式でもショール(ストール)で一番人気な素材は、「レース」となります。レースは上品な雰囲気があり、年齢を問わずに使える結婚式の定番素材の一つです。レースと並んで結婚式の定番素材であるシフォンのショール(ストール)もおすすめです。どちらもお洒落なコーディネートに導いてくれます。
防寒対策を考えるのなら、シャンタン素材などの厚みのあるショール(ストール)が良いでしょう。生地が固い分、レースやシフォンよりもコーディネートがやや難しくなりますが、冬の結婚式で暖かく包んでくれます。ウールなどの素材でも良いですが、あまり華やかさはないので、できればウールを選ぶ場合はラメ入りのものがおすすめです。
冬の結婚式のショール・ストールのデザイン選びのポイント
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冬の結婚式のショール・ストールのデザイン選びのポイントをご紹介します。
前留めフックのあるものを選ぼう
お食事中にショール(ストール)がずり落ちてこないためにも、前留めフックのあるものを選ぶのがおすすめです。もしお手持ちのショールにフックがない場合は、単品で販売されているショールクリップを購入して使用することをおすすめします。
袖付ショール(ストール)だと便利
最近のショール(ストール)の中には、ボレロように羽織れる袖付のものもあります。着崩れのの心配がないので、結婚式中ずっと綺麗に着こなすことが可能でおすすめです。
ビジュ付きドレスとレースショール(ストール)の組み合わせは注意
ショール(ストール)の人気素材は「レース」だと上記で紹介しましたが、レースはドレスの装飾やバッグのビジュ装飾に引っかかりやすい素材になります。コーディネートの際にはご注意ください。
冬の結婚式はショール・ストールので上品に着飾ろう
冬の結婚式ではショール(ストール)をうまく使いこなして、華やかで上品なドレスアップを完成させよう。ショールはどんなドレスとも合わせやすいので、ドレスアップ初心者さんでも簡単綺麗なコーディネートを完成させることが可能です。結婚式のマナーだけはしっかりと守って、ショール(ストール)を選んでください。