ナイトウエディングや早朝の結婚式で迷惑をかけないためにできることは?

ナイトウエディング1© iStock.com/olegbreslavtsev

新郎新婦の中には、ナイトウエディングや早朝の結婚式を検討する方もいるでしょう。しかし、一般的な結婚式と時間帯が違うため、ゲストが迷惑だと感じてしまうこともあります。

ナイトウエディングや早朝の結婚式で迷惑だとどのような部分から思われてしまうのでしょうか。時間帯に制限のある結婚式で、注意しておきたいポイントについてご紹介します。

ゲストに気持ちよく参加してもらえるよう心がけ、ナイトウエディングや早朝の結婚式を成功させましょう。

ナイトウエディングや早朝の結婚式は迷惑になりやすい

結婚式の時間帯というと、正午から午後15時くらいまでをイメージする方が多いと思いますが、朝や夜の時間帯に結婚式を行うカップルもいます。

結婚式には、電車や車などの交通手段を利用して、様々な場所からゲストが訪れます。そのため、ゲストが行動しやすい時間帯に結婚式を行うことが多いものです。

結婚式の時間帯は、ゲストを招待する上で大切な要素であり、きちんと配慮しなければ、ゲストに迷惑がかかってしまうでしょう。

なぜナイトウエディングや早朝の結婚式は迷惑なの?

ナイトウエディング2© iStock.com/Space_Cat

ナイトウエディングや早朝の結婚式が迷惑になりやすいと言われるのはなぜでしょうか。迷惑と感じられてしまう理由には、以下の点が挙げられるようです。

  • 朝や夜の時間帯は動きにくい
  • 交通手段に不安がある
  • 年配者には理解されにくい
  • 子供がいると参加できない
  • 遠方からの参加は宿泊が必須になる

ナイトウエディングや早朝の結婚式での迷惑ポイントは、その時間帯にあります。朝や夜に結婚式を開催すると、交通手段に不安を抱える人も多いでしょう。

また、ナイトウエディングのようなパーティー感の強い結婚式は、どちらかといえば若者層に人気のスタイルで、年配者の方には理解されにくいものです。そのため、夜の結婚式に招待されるのは迷惑だ、と感じる方も少なくありません。

さらに、子供がいる人にとっても、早朝や夜に都合をつけるのが難しかったり、遠方からの参加者にとっては宿泊が必須になったりと、考えなければならないことが増えてしまいます。

こうした点から、ナイトウエディングや早朝の結婚式のような、時間帯に制限のある結婚式は、ゲストにとって迷惑になりやすいといえるでしょう。

ナイトウエディングや早朝の結婚式で注意すべきこと

早朝の結婚式1© iStock.com/Philartphace

ナイトウエディングや早朝の結婚式でゲストに迷惑をかけないためには、どんなことに注意すれば良いのでしょうか。朝や夜の結婚式を決める際に、気をつけておきたいことについてご紹介します。

日程選びに注意する

結婚式の日程も大切な要素です。特にナイトウエディングの場合、受付開始が夕方になり、結婚式の終了時間も遅くなることが予想されます。

そのため、土曜日の夜や祝日を利用するなど、休みの前日に行うようにしましょう。

場所と交通手段に配慮する

結婚式場の場所にも注意が必要です。アクセスのしやすさはもちろんですが、電車などの公共交通機関を利用しなければならない場合には、時刻表の確認も忘れてはいけません。

早朝の結婚式に間に合う電車はあるのか、ナイトウエディングの帰りの電車はどれくらいあるかなど、ゲストが困らないように配慮してあげましょう。

開催時期を検討する

特にナイトウエディングで注意したいのが、結婚式の開催時期です。季節によっては、昼はあたたかくても朝晩は冷え込む場合があります。

結婚式の服装は薄着のことが多いので、ゲストの体調面を考え、開催する時期を選ぶと良いでしょう。

宿泊先を手配する

飛行機や新幹線の時間によっては、結婚式に間に合わない、その日のうちに帰宅できないことも考えられます。

そんな、遠方から参加するゲストに対しては、あらかじめ宿泊先を手配しましょう。交通費も新郎新婦が負担しておけば、ゲストの不安を和らげることができますよ。

ゲスト層に合わせる

ゲスト層に合わせて結婚式のスタイルを決めることも、重要なポイントですね。

例えば、会社関係者が多く、偉い人もいる、子供のいる友人が多い、遠方者が多いなどの場合は、早朝の結婚式やナイトウエディングを避けたほうが無難です。

時間帯に制限のある結婚式は、気心の知れた友人や家族だけを招待するような、カジュアルな結婚式にしたい人に向いているでしょう。

二次会の有無

ナイトウエディングのような、遅い時間帯に結婚式を行うなら、二次会の開催はやめるべきでしょう。どうしても行いたい場合は、別日に設定した方が、ゲストの負担が減らせます。

また、早朝の結婚式の場合、終わりの時間が見えず、ゲストの拘束時間が長くなってしまうので、二次会をするなら事前に案内をしておくのがベストです。

必要性を考える

絶対にナイトウエディングや早朝の結婚式でなければならないか、を考えるのも大事なことです。わざわざ時間帯を絞った結婚式にする理由がなければ、あえて行う必要はありませんよね。

理想だけを追い求めてゲストに迷惑をかけるのではなく、ナイトウエディングや早朝の結婚式が本当に必要なのかを考え、お互いに気持ちよく結婚式を迎えられるようにしましょう。

ナイトウエディングや早朝の結婚式はゲスト目線で考える!

早朝の結婚式2© iStock.com/caughtinthe

一般的な結婚式の時間帯に比べると、ナイトウエディングや早朝の結婚式はゲストに迷惑をかける可能性が高くなります。もしも、時間帯を絞った結婚式をしたいと考えるなら、招待するゲスト層に合っているか、時期や日程は適切かなど、迷惑にならないように工夫しましょう。

ナイトウエディングや早朝の結婚式では、ゲストに迷惑をかけないための配慮が欠かせません。ゲストあってこその結婚式ですから、自分たちの希望を叶えつつ、ゲストにも迷惑のかからない、結婚式のスタイルを選んでくださいね。

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