結婚式を自由に!自由な結婚式のアイデア10選!

開放的な新郎新婦© iStock.com/kyonntra

ご祝儀の額やゲストの服装、「みんながやっているから」という理由で行われる演出など、結婚式にはさまざまなしがらみがあるように感じられます。

そんな中で、今「結婚式にもっと自由を!」という機運が高まりつつあるそうですよ。

ですが、自由な結婚式とは具体的にどのような式を指すのでしょうか。詳しくご紹介していきましょう!

結婚式を自由なスタイルで挙げるメリットって?

結婚式に憧れを抱いている方がいる一方、「大して興味がない」「積極的に実施したいとは思わない」という意見もあります。

ですが、そのようにあまり前向きではない考えを抱く対象は、あくまで「従来のスタイルの結婚式」だという事も少なくはないのです。

従って、オーソドックスな結婚式ではなく、もっと自由なスタイルの結婚式にすることで、

  • 結婚式への苦手意識が軽減される
  • 格式張らないことで間口が広がる
  • 気軽な気持ちで結婚式の計画が立てられる

というようなメリットが期待できますよ。

では、具体的にどのような要素を取り入れることで、結婚式に自由さを生み出すことができるのでしょうか。次から詳しくご紹介していきます。

自由な結婚式の例:やりたくない演出はとことん省く!

楽し気な新郎新婦© iStock.com/themacx

「結婚式は挙げてみたいけど、どうしてもやりたくない演出がある……」とお悩みでしたら、思い切って削ってしまいましょう!

例えば、

  • 誓いのキスをしたくない→額や頬へのキス・ハグに変更
  • ファーストバイトが嫌→ケーキカットのみ
  • ブーケトスをしたくない→別の演出に変更

などというように、アレンジを加えたり、丸ごとカットしてしまっても構いませんよ。

自由な結婚式の例:引き出物の代わりにギフトカードを準備

ゲストに喜んでもらえるような引き出物を選ぶのは骨が折れますし、カタログギフトにするにしても、必ずしもゲストの欲しいアイテムが載っているとは限りません。

ですが、ギフトカードを用意すればゲストが欲しいアイテムを思い思いに購入してもらうことができますよ。

自由な結婚式の例:新郎新婦がゲストをお出迎え

ゲストが待つ会場に入場していくのではなく、新郎新婦がゲストをお出迎えすると、仰々しさがかなり抑えられます。

ゲストとの距離感が近い結婚式にしたい方に、おすすめの演出です。

自由な結婚式の例:ブーケトスは男女交えて

ブーケトスをする花嫁© iStock.com/Galina-Zhigalova

ブーケトスは「独身女性が晒し上げになるようで嫌だ」という意見も多い演出です。

カットしてしまうのももちろんアリですが、男性女性、未婚既婚関係なく参加してもらうのも楽しそうです。ブーケではなくブロッコリートスを実施した、という声もありますよ。

自由な結婚式の例:ケーキ以外で〇〇バイト

ケーキを食べさせ合うのではなく、アレンジを加えてみても。

例えば、お二人にとって縁の深い食べ物をチョイスしたり、新郎新婦だけでなく会場の全員で一斉に同じものを食べるイベントにしてみたりと、工夫次第でより楽しい演出にできますよ。

自由な結婚式の例:新郎新婦も食事を楽しむ

せっかくの特別なお料理ですので、できることなら新郎新婦のお二人も心ゆくまで味わいたいですよね。

演出を詰め詰めにせず、歓談の時間を長めに取ればゆったりとした式にできるので、新郎新婦も食事を楽しむことができますよ。

自由な結婚式の例:ドレスコードに縛られない服装で

自由な服装の新郎新婦© iStock.com/manifeesto

白いドレスやワンピースは花嫁と被るからNG、ファーアイテムは殺生を連想させるからタブー、パンプスは指先が見えないものを……。などなど、結婚式のドレスコードは何かと制約が多いもの。

それをすべて取っ払い、ドレスコードにとらわれない思い思いの服装で参加してもらう結婚式もあるそうです。

友人や親しい間柄の相手が多い結婚式に取り入れるのが良さそうですよ。

自由な結婚式の例:招待状やご祝儀をWEB上で

招待状の発送やご祝儀の集計など、リストで管理しなければならない作業は新郎新婦にとってかなりの負担になります。また、これらはゲストにとって面倒な作業でもありますよ。

例えば、招待状を返送するにはポストへ投函する必要がありますし、ご祝儀の準備に関しては、

  • ご祝儀袋
  • 新札
  • ふくさ

を用意しなければなりません。ですが、すべての作業をWEB上で済ませることで、自宅から指先ひとつですべて済ませることができます。

ただし、ご高齢の方や会社の上司・取引先の方が多い結婚式の場合は、導入を慎重に見極めましょう。

自由な結婚式の例:オンラインでの結婚式

新型コロナウイルスの影響で、オンラインでの結婚式を開催するカップルも増えているそう。

会場入りするのは新郎新婦だけなので感染リスクも抑えられますし、ゲストは自宅から参加できるため、たとえ地球の裏側からでも環境さえ整っていれば参列することができますよ。

自由な結婚式の例:あえてオーソドックスなスタイルを選択するも良し!

ケーキカット© iStock.com/VAKSMANV

必ずしも「自由=従来のスタイルを壊す」ということではありません。オーソドックスなスタイルを選択するのも、これまでに無いスタイルを選択するのも、みな等しく自由なのです。

「自由な結婚式を!」という雰囲気に振り回され過ぎず、ご自分が思う理想の結婚式を作り上げましょう。

自由なスタイルの結婚式にする際の注意点

結婚式は新郎新婦のためのもの。とは言え、両家が関わる儀式でもありますから、当日にいきなり自由なスタイルの結婚式を披露することで、角が立ってしまうかもしれません。

なので、周囲に確認を取ってから実行すると角が立ちにくくなりますよ。もしも理解を得られなくても、辛抱強く説得してみることが大切ですよ。

もっと結婚式を自由に挙げよう!

従来のスタイルの結婚式は細かい制約も多く、ハードルが高いと思われることもしばしばです。

なので、思い切ってもっと結婚式を自由なものにすることで、「こんな式ならできそう!」と前向きに考えられるようになるかもしれませんよ。

格式やしきたりではなく、新郎新婦とゲストがいかに楽しめるかという視点で作り上げた結婚式こそが、自由な結婚式と呼べるのではないでしょうか。

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