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女性のゲストが結婚式にお呼ばれしたら、ドレスアップを考えるのは楽しみの一つ。1.5次会ウエディングは指定された会場や会費から、どのぐらいのフォーマル度でドレスアップするか予想しファッションを考える必要があります。会費・会場別で、心が躍る素敵な服装とコーディネートをピックしました。その際の注意点も。
目次
1.5次会ウエディングの服装とファッション
判断基準はカジュアル寄りかフォーマル寄りか
結婚式に呼ばれたら、ドレスアップについていろいろ考えるのは女性ならではの楽しみ。1.5次会ウエディングでは、新郎新婦の趣向が強く反映されるため、パーティの規模やフォーマル度の判断がとても難しく、ゲストが着ていく服装に迷ってしまうケースや悩みをよく聞きます。
参加費もご祝儀制だったり会費制だったりとまちまちです。会費も二次会より高い設定であることが多いため、二次会のようなラフな雰囲気でいいの…?と服装の判断をどこでしたらいいのか、悩みはつきません。招待状にドレスコード指定がない、あったとしても「平服で」としか指示がない場合の服装は、会費の金額の大きさ、またはご祝儀かどうかでざっくり判断できます。
・会費指定がないご祝儀制の場合は、披露宴のイメージでフォーマル寄りまたはセミフォーマルで
・会費制15000円~20000円の場合は、レストランウエディングを想定してセミフォーマルまたはインフォーマルで
・会費制8000円~15000円以下の場合は、セミフォーマルまたはスマートカジュアルで
会場の雰囲気を調べ適したスタイリングを
1.5次会ウエディングで服装のフォーマルさを決定する要素に、会場の雰囲気があります。
・式場や高級レストランでの1.5次会なら、服装はフォーマルまたはセミフォーマルで
・レストランや一軒家ゲストハウスでの1.5次会なら、服装はセミフォーマルで
・レストランや式場のガーデンウエディングでの1.5次会なら、インフォーマルまたはスマートカジュアルで
・カフェやパーティスペースでの1.5次会ならスマートカジュアルで
1.5次会のおすすめワンピース・ファッション
フォーマル
昼なら肩をしっかり覆えるスタイリングが望ましく、夜ならロングドレスやイブニングドレスなど華やかなものが好まれます。ゲストに目上の方が多いようであれば、迷わずフォーマル寄りの選択を。
セミフォーマル
華やかな素材のドレスで、ノースリーブなら簡単に肩を覆えるストールかボレロを。大抵の結婚式であれば、このスタイリングでほぼ間違いないです。華やかなドレスの種類がそろっていて、値段もお手頃で選びやすいのがポイント。
スマートカジュアル
デイリー用のワンピースを、パーティらしいエレガンスさや華やかなカラーで選んでください。アクセサリーで工夫すると都会的でこなれた感じに。自分のセンスとインスピレーションを思いっきり生かせます。
1.5次会のおすすめセットアップ・ファッション
フォーマル
実は一着持っていると、ものすごく心強いフォーマル用セットアップ。お揃いのフォーマル素材のしっかりしたセットアップのドレススタイルは、どんなパーティシーンで着用しても絶対に間違いない強い味方です。
セミフォーマル
フォーマル素材で上下お揃いのブラウス+スカートの組み合わせは、今後の二次会やカジュアルパーティでの着回しで活躍度120%。アフターパーティがあるなら、トップスまたはボトムだけ変えて、簡単にイメージ替えもできます。
スマートカジュアル
普段着でも使いまわし出来そうな、ブラウス+パンツのセットアップスタイル。カジュアルな素材でのセットアップには、できるだけ華やかなアクセサリーを合わせてドレスアップを。
1.5次会のおすすめパンツスタイル・ファッション
フォーマル
フォーマル寄りでのパンツスタイルでは、パンツスーツはNGとされています。ベルベッドやサテンなど華やかな素材でドレッシーなシルエットの、パーティパンツやパンツドレスを選ぶこと。セパレートの場合はトップスで鮮やかなカラーを選んで、できるだけ女性らしさを強調してください。
セミフォーマル
トレンドはパーティ素材のオールインワンタイプ。パンツスーツのスタイルもOKです。スーツのインナーには、フリルのシャツや光沢感のあるものをチョイスしてエレガンスさや華やかさをプラスしてください。ネックレスや女性らしいパンプスもドレスアップに必須です。バッグはクラッチバッグや小さめのパーティバッグにする等、アクセサリーの演出には十分気を配ってくたざい。
スマートカジュアル
カジュアルすぎないクロップドパンツにフォーマル感のあるブラウスとの単品コーディネートは、パーティシーンでのパンツスタイルのマスト。スマートカジュアルでのパンツのドレスアップはアイデア勝負です。
1.5次会で大人気のベージュカラーのファッションの注意点
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1.5次会ウエディングで大人気のファッションカラーであるベージュ。女性らしく上品で、優しい雰囲気になる魅力的なカラーです。ただ、1.5次会で着用する際にはいくつか注意点が。まずは白に間違えられるような薄いベージュの色には注意すること。花嫁カラーの白と間違えられてしまい、気まずい思いをすることも。出来るだけシャンパンゴールドや、濃い色を選ぶようにしましょう。素材にも注意が必要です。特に気を付けたいのは1.5次会でカジュアル寄りパーティでの、スマートカジュアルなスタイル。普段着使用の素材でベージュを選ぶと、カジュアル感が増してしまうことがあります。ベージュの素材はサテンやベロア、透け感のある素材でフォーマル寄りのものを選んだほうがよいでしょう。
1.5次会の服装やファッションの注意点
1.5次会ウエディングでは、服装に関してそこまでうるさく言われないことがほとんど。ただ、一般的な「結婚式でこれは絶対にNG」と言われるマナーに関しては守ったほうがいいでしょう。
女性では【白または全身すべてが真っ黒になるのは避ける】
白は花嫁カラーなので、主催者からのドレスコード指定がない以外では絶対に避けるべき色。黒も、結婚式のドレス選びで「間違いない」と好まれる人気ナンバーワンカラーです。が、全員真っ黒で会場がお葬式のようだった…というのは実はよくあるケース。黒なら、バッグやアクセサリー・パンプスを鮮やかなカラーにして、華やかな雰囲気になるように工夫を。
【毛皮・レザー・アニマル柄について】
結婚式は殺生を嫌うお祝いの場。そのため、毛皮・レザー・動物を連想するアニマル柄は避けるべきと言われてきました。
現在はファッションの一部で、レザーの靴やベルトでマナー違反といわれることはほぼありませんし、ボレロやストール・アクセサリーでのファー毛皮ぐらいはOKとされています。
ただ、とがったイメージのアニマル柄は、出来れば避けたほうがいいでしょう。季節に合わないファー小物の使用にも、気を付けてください。
【露出】
女性の露出に関しては、昼と夜のパーティではフォーマルのドレスコードが違うので注意してください。昼のパーティや屋外のパーティは、ノースリーブのように分かりやすい露出は避けたほうが無難です。露出といえば、ストッキング着用がマナーとして一般的です。
が、1.5次会では、足の色がヌーディに透けて見える60デニール以下のカラータイツや、ラメ入りの黒ストッキングならほぼOK。足元の露出を隠して華やかに魅せるアイテムが充実しています。
1.5次会の服装を通販サイトで買う場合の注意点
女性ゲストがパーティの服装を探す際、店を何店舗もまわる労力を解消してくれたのがパーティ専門の通販サイト。
いろんなブランドのフォーマル・セミフォーマルウェアが、一気に検索できます。手軽で非常にありがたいのですが、注意が必要なのは、素材とサイズ感のチェック。店舗と違ってその場で試着できないため、ドレスアップした全身イメージがつきづらいのが難点です。通販する際にはギリギリではなく、パーティ本番までの時間をしっかりとってください。万が一シルエットやサイズ感が違ってしまった場合のために、サイトの返品に関する情報もしっかり読んでから注文すること。また素材は、薄手に作られていることが多いフォーマルウェアで一番心配な部分です。格安サイトや海外のパーティウェアサイトでは、光沢感のあるフォーマル素材かと思いきや実はカットソーだったり、裏地がついていなくて下着のラインが丸見えだった…なんてことも。素材表示で裏地の有無の確認と繊維の混合率は、しっかり目を通してください。
1.5次会での女性ゲストの服装とファッションのまとめ
自由なパーティ形式が多い1.5次会ウエディングで、着ていく服装を決めるときには、会費と会場の様子から予想を立てて決めることが大切です。通常のパーティよりラフなことが多いので、普段着の着回しもしやすいインフォーマルやスマートカジュアルのスタイリングも、ぜひ検討してください。お友達への祝福が伝わるすてきなファッションで、パーティを思いきり楽しんでくださいね。