結婚式二次会パーティで着たいメンズのスマートカジュアルコーデ

メンズのスマートカジュアルコーディネート©Alex Yakimovski – shutterstock.com

結婚式二次会の男性の服装で、以前はスーツスタイルが主流でした。が、現在は個性や華やいだ雰囲気をプラスした、スマートでカジュアルな要素を含んだコーディネートの好感度が高いよう。パーティに華やぎを加える役目は男性にも求められています。パーティでゲストの視線を自然に集めるメンズファッションとは。

二次会で急増中「スマートカジュアル」のドレスコード指定

メンズスマートカジュアル©izusek – iStock.com

結婚式の二次会を披露宴とはがらりとおもむきを変えて、カジュアルにアットホームにゲストと楽しみたい新郎新婦が急増中です。そのため、二次会のドレスコード指定で、「スマートカジュアルで」「カジュアルで」と書かれている場合も少なくありません。ドレスコード指定がない普通の二次会や結婚パーティでも、カッチリした定番スーツスタイルより、少しラフで遊び心と余裕が見えるキレイめなファッションに、自然と視線が行くようです。

ドレスコード「カジュアル」「スマートカジュアル」とは

最近よく耳にするドレスコード「スマートカジュアル」とは、具体的にはどんな雰囲気を想定すればいいのでしょうか。
「休日におしゃれをして女性同伴で名のあるレストランに食事に行く」ようなシーンのファッションだと思い描いてください。
オンタイムでかっちりしたビジネスシーンではないので、遊び心や男性の色気・女性の目線を意識した華やぎがあっていいのです。そして“名のあるレストラン”であることを想定すると、コーディネートに清潔感やきちんと感が必要です。

基本はジャケパンスタイルが主流

現在の日本では、“スマートカジュアル=ジャケパンスタイル”という認識がほぼ一般的です。日本のパーティのイメージはヨーロッパのスタイルに準じているので、ジャケットの着用はカジュアル指定でも必須です。
ジャケパンスタイルはその名の通り、ジャケットとパンツの組み合わせなのですが、このスタイルは現在ビジネスシーンでも多くみられるファッションです。そのため、ビジネスカジュアルとは差をつけた、パーティらしい華やかな要素や、アットホームなラフさを加えると、場のムードに合わせてグッとおしゃれに見えるコツです。

カジュアル度に迷ったら

実際いざカジュアルで攻めようと思っても、一番心配になるのは「ファッションがフォーマル、またはカジュアルに寄りすぎて、周囲と浮かないか」という部分ではないでしょうか。
周囲はどんな感じなのかをよく知り、それに合わせるのが、服装を考える近道です。
服装を決めたら、できるだけ全身が映る大きな鏡で靴までコーディネートして何度かチェックすると、自分のファッションへの自信につながります。見慣れることが大切です。

二次会の服装を考える際のチェック3ポイント

会場を調べる

会場名と場所がわかったらむ、インターネットやSNSなどで検索してみましょう。会場の建物の雰囲気・インテリア・そこで行われているパーティの様子などがわかります。ゲストが映っていることも多く、雰囲気をつかむことができます。

ゲスト構成を調べる

どんな人たちがゲストで呼ばれているのか調べましょう。共通で呼ばれている友人に探りを入れたり、新郎新婦に聞いてしまってもかまいません。カジュアル指定されている場合はたいてい友人・知人・会社の同僚といった親密な間柄のゲストが多いと思われますので、共通の友人にどんなコーディネートで行くのか聞いてみても。

新郎新婦に聞く

服装で迷ったら新郎新婦にズバリ「どんな感じの服装を着てきて欲しいか」聞いてみましょう。新郎新婦が思うカジュアルの範囲が正解です。

二次会スマートカジュアル基本のジャケパンスタイル

清潔感がありキレイめであることが大切

sasashunさん(@sasashun1008)がシェアした投稿

スマートカジュアルなジャケパンスタイルは、濃淡の色合わせで、同系色でもメリハリを見せることが大切です。カラーが明るめのジャケットは清涼感が、はっきりしたダークトンカラーなら重厚感が出ます。

シルエットは体系にぴったりあったものを

ジャケットの肩線、シルエットは必ず体形に合ったものが、パーティでスッキリ上品に見えるコツです。たっぷりしたシルエットでのパーティらしい着こなしは、かなりおしゃれ上級者のテクニックがいります。ジャケット選びは慎重に。できるだけ信頼のおけるお店に行くか、誰かに見立ててもらうことをおすすめします。

チーフやタイ・スカーフをパーティ風に

襟元のネクタイを、アスコットタイや蝶ネクタイでパーティスタイルにするのがジャケパンの定番パーティスタイルですが、思い切ってスカーフを取り入れるのもグッと華やかで魅力的です。

これもOK!遊びが効いたスマートカジュアル

ノーネクタイは襟元が命

空きすぎず、襟元がだらしなく見えないシャツをインナーに選ぶのが、顔まわりをすっきりシャープに見せるコツです。

シャツの代わりにキレイめのインナーを

思い切ってシャツではなく、清潔感のあるキレイめなインナーを取り入れてみると目先が変わります。Tシャツには見えないカットソーか、ニット素材がおすすめ。ポケットチーフをプラスして、砕けすぎないようバランスをとりましょう。

ジレを取り入れたコーディネート

Hiroshiさん(@inaly_fox)がシェアした投稿

スリーピースは本来フォーマル寄りの着こなしですが、ジャケパンスタイルでジャケットとおそろい、または違った色のジレを合わせるのも、余裕を感じる雰囲気が出ます。暑くてジャケットを脱いでも決まりやすく、隙がありません。

カジュアルなスーツの着こなし

カジュアルスーツとは同素材・同色で作っていて、トレンドのシルエットや要素が上下に組み込まれている、別々でも着こなせるセットアップのこと。
上下セットなのでコーディネートに迷わず、こなれた雰囲気が出る優れものです。デイリーの着回しにも便利。
インナーの着こなしやポケットチーフを加えることで華やかさや男性の魅力が引き立ちます。二次会定番のダークスーツではなく、カジュアルスーツをパーティらしく着こなすのも華やかです。

超細身の仕立てのカジュアルスーツ

Peperoncino Sartoさん(@pepe_sarto)がシェアした投稿

身体にピッタリと沿ったカジュアルスーツは、男性の洗練された華やかな魅力を引き出します。

ダブルジャケットスーツのカジュアルダウン

ダブルジャケットのスーツはクラシックで華やかな印象ですが、ともすると貫禄が出てしまいがち。インナーに落ち感のあるキレイめカットソーをインすることで、肩の力の抜けた、ほどよい色気のあるコーディネートになります。

上下にデザインのあるカジュアルスーツ

UNITさん(@unit_kyoto)がシェアした投稿

ジャケットのアウトポケット・裾の丈短ロールアップとカジュアル要素が強いのですが、パリッとしたコットンの風合いを生かし、すっきりしたセンタープレスで全体的にカッチリとした要素を強めまとめる、おしゃれ上級者の着こなしです。

結婚式二次会のメンズのカジュアルなコーディネートまとめ

メンズの結婚式二次会ファッションは、スーツの縛りから徐々にジャケパンスタイルのようなスマートカジュアル寄りへ移行しつつありります。パーティ会場の雰囲気をよく調べ、服装やコーディネートのカジュアル度を確認を。
清潔感と遊び心のあるコーディネートで、パーティファッションを楽しみましょう。

関連するキーワード