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新婚旅行で人気の高まる国内旅行。皆さんは、国内でもまだまだ足を運んだことのない場所はたくさんありますよね。その中でも今回は人気のエリア、観光スポットが満載の北海道に注目しました。北海道をエリア別に分けたおすすめの観光地や、気になる北海道までの費用など紹介します。
目次
観光とグルメが楽しめる北海道とは?
北海道は広いのは、地図を見ての通り知ることができますが、一体どれほど広いのかご存じですか?敷地はなんと関東の3倍もの広さがあり、同じ北海道内でも隣町まで200km~300km離れている町もあるほどです。広大な北海道にはあらゆる場所に、人気の観光スポットがあります。また、カニやいくら、ジンギスカンなど豊富なグルメも人気の理由。北海道は4つのエリアに分けられていますので、それぞれ4つのエリアを説明します。北海道への新婚旅行を計画する際、知っておくと役に立つエリアをしっかりと見ていきましょう。
北海道は4つのエリアに分けられる
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道北(上川・留萌・宗谷)エリア
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道北は内陸から海に面したほうまで位置しており、北海道を広く見れるエリアといえます。旭川が中心地となり、礼文島や利尻島など最果ての地と呼ばれるエリアも。内陸は山が多く、自然も満載です。
道央(石狩・空知・後志・胆振・日高)エリア
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道央は、雪まつりが開催される大通公園、北海道の繁華街・すすきのや新千歳空港、レンガ造りが美しい小樽など北海道の中心とされる街が集まっています。
道南(渡島・檜山)エリア
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札幌の西から南にかけての地域を指します。函館を中心としたエリア。函館山の夜景は世界三大夜景とされています。津軽海峡や日本海に面しており、海の幸が豊富。夏は道南の美しい海で海遊びを楽しむことができます。
道東(釧路、根室、北見、十勝)エリア
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範囲が広く、観光スポットが多く道東エリアだけでも十分に楽しめます。帯広を中心とし、十勝平野が有名。日本一寒い町「陸別町」が含まれていることからも分かるように、北海道でも一段と寒い地域です。
北海道の気候とベストシーズン
北海道は、夏と冬の寒暖差が激しいのが特徴的です。石狩山地に面していたり、日本海・オホーツク海・太平洋と海にも囲まれているため、気候は土地によってさまざまです。新婚旅行を北海道へと考えているカップルにとって気になる気候を、上記で説明したエリア別に紹介します。
《道北》……日本海とオホーツク海に囲まれた北側に位置するエリア。冬の冷え込みは、海洋性の気候で比較的厳しくないとされていますが、冬には豪雪地帯となりますので春から秋がおすすめのシーズンです。
《道央》……夏は気温が25度を超える日が少なく真夏でも快適なことが魅力です。冬は平均気温よりも下回り氷点下になる日が多く、道央へは夏に訪れるとよいでしょう。
《道南》……海の玄関口と呼ばれる海に面したエリア。道南の一部では比較的積雪量が少ない地域もあり、道南は函館や五稜郭公園など観光スポットも多く位置しているおり、年間を通して楽しめます。
《道東》……年間を通しての平均気温が低いが、冬の寒さは厳しいが降雪量が少ないのが特徴です。スキー場などのレジャースポットが多く、長くゲレンデがオープンしているため、秋から冬にかけてウィンタースポーツを楽しむことができます。
「エリア別」新婚旅行におすすめのスポット
広大な敷地が魅力の北海道。おすすめのスポットを分かりやすく「エリア別」に紹介します。
道北エリア
富良野公園のラベンダー畑
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春から夏がベストシーズンの道央の人気スポットのひとつは、富良野公園です。日本最大級とされるラベンダー畑は国内外からの観光客で賑わいます。
旭山動物園
「行動展示」を行ったことで有名になった動物園。動物本来の行動や能力をみることができるという展示方法は、動物たちそれぞれの特徴や魅力を十分に感じることができることが魅力です。季節によって閉園時間が異なるため、事前に調べておくとよいでしょう。
道央エリア
支笏湖(しこつこ)
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厳しい冬を迎える時期でも、湖面が凍結しな日本最北の不凍湖。札幌から一時間ほどで行ける絶景スポット。ベストシーズンは1月から7月までとされています。アクティビティとしてカヌーも楽しめるのも魅力です。
大通り公園
札幌市内の中心を東西に渡り続く大通り公園は、毎年2月の上旬から中旬にかけて開催されるさっぽろ雪祭りが有名です。
小樽運河
レンガ造りの建物の間を走る運河は、夜間はガス灯が点き、温かい灯に照らされる倉庫群は美しくロマンチックなスポットで有名です。
道南エリア
五稜郭公園
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星形五角形の建物。五稜郭タワーからは函館山や港も一望できます。春には園内の1600本以上の桜の木が、五稜郭を取り囲みます。
函館山
世界三大夜景ともされる函館山からの夜景は極上の絶景スポットです。ゆっくりとロープウェイで上りながら、温かな光に包まれた街並みを眺めながらロマンチックな時間を過ごせるでしょう。
道東エリア
摩周湖
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摩周湖の美しい透明な湖面は、世界でも有数。多くの時間が霧に覆われており、霧が晴れた瞬間は貴重です。展望台がいくつか設置されているので、澄んだ青の湖面をゆっくりと眺めましょう。
釧路湿原
日本一の湿原地とされる釧路湿原は、多くの野生動物が生息することでも有名です。釧路湿原の間を渡る、カヌー体験のアクティビティが人気です。
北海道旅行にかかる費用は?
北海道旅行にかかる空港券や宿泊代など、気になる費用の目安や、旅行会社のツアーを使いわけるなど説明します。
主に空港(新幹線)券+宿泊代
羽田空港から新千歳空港まで、大手空港会社でおおよその運賃は、片道「33,000円」程度。格安航空券になると片道17,000円ほどとなっています。時期によっては、さらに安く用意できる場合も。宿泊代は、それぞれの場所によって異なりますが、宿泊とセットのプランもたくさん用意されていますので、時期や場所によって使い分けしましょう。
大手旅行会社の新婚旅行ツアーも視野に
各旅行会社で出している新婚旅行のツアーも、格安なプランがたくさん用意されています。往復の飛行機代はもちろん、食事やレンタカー代が含まれているパックもあります。それぞれの旅行会社のセット内容を比較して、検討してみるとよいでしょう。
北海道の新婚旅行を楽しむポイント
北海道の四季は、他地域と比べると寒さが厳しい印象がありますよね。春から冬にかけて気を付けたい服装のポイントや、北海道の旅行を十分に楽しむためのポイントを説明します。
季節ごとに合った服装
3~4月といった春でも、薄手のスプリングコートでは若干肌寒さを感じます。厚手のコートでも中のトレーナーなどで調節するとよいでしょう。夏は北海道でも25度を上回る日もありますが、日陰では肌寒く感じることがありますので薄手の羽織りを用意してくださいね。秋、冬は、寒さを厳しく感じる日も多く厚手のコートやダウンで、中のインナーも厚手のものを用意しましょう。
北海道の新婚旅行、おすすめの日数
北海道は、広く広大な敷地を有する地域。そのため、移動に時間がかかることが挙げられます。新婚旅行として選ぶなら、5日間など多めに時間を取ると、北海道の主要な観光スポットを巡ることができます。時間が取れないカップルは、移動距離が少なくすむエリアに絞ったり、宿泊先を観光地の近くにするなどして、北海道を楽しんでくださいね。
自然と観光スポットが満載の北海道
広大な北海道の魅力をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?雄大な自然や、情緒ある歴史的な街並み、夜景が美しいスポットなど伝えきれない魅力がたっぷりの北海道。国内での新婚旅行をどこにしようか悩んでいるカップルも、二人で楽しめるアクティビティもある楽しさもたっぷりの北海道を、新婚旅行の候補にいれてみてはどうでしょうか?二人にとって素敵な新婚旅行にしてくださいね。