© naka – stock.adobe.com
友達の結婚式に招待されたけど、正直行きたくない……。なんて思ったことはありませんか?実は、友達の結婚式を面倒に思ってしまう人は意外に多いんです。結婚式はおめでたいものですが、色々な理由から素直に参加したいと思えないこともあるのです。
一体どのような理由で人は友達の結婚式に行きたくないと思ってしまうのでしょうか?
目次
なぜ友達の結婚式に行きたくないのか?
あなたは友達の結婚式を面倒だと感じてしまったことはありませんか?こんなこと思うなんて、私って薄情……。なんて落ち込む必要はありません!
行きたくないと感じてしまうのは、必ずしもあなたが情に欠けているというわけではなく、様々な原因が考えられます。理由は4つに分類することができ、
- 「友達との関係性」
- 「金銭的理由」
- 「そもそも結婚式が苦手」
- 「他のゲストが原因」
に分けられます。次の見出しからご解説していきましょう!
友達の結婚式に行きたくない理由:友達との関係性
関係性の問題は一番メジャーな友達の結婚式に行きたくない理由だと考えられます。いい関係を築けていない相手に呼ばれても、安くはないお金をかけて出席しようとはなかなか思えませんよね。
あまり仲が良くないのに呼ばれた
学生時代もほとんど話したことがなかったのに招待状が来た……。これってもしかして人数合わせ?と思ってしまっても仕方がないケースです。仮に人数合わせではなかったとしても、深いかかわりも思い入れもない友達が相手では、祝うものも祝えませんよね。
不倫の末の結婚で心から祝えない
良い恋愛の果ての結婚は素直にお祝いできますが、不倫などの末に結ばれた二人を心から祝福できるでしょうか?今は幸せそうに笑っていても、近い将来どちらかがまた不倫をするんじゃないか、なんて疑念が頭を過ります。
再婚の度に式を挙げる
「もうこれで3回目!あなたにご祝儀いくら出したと思っているの!?」という怒りが湧き上がってしまいそうな理由ですね。どんなに仲がいい友達でも、式への参加はせいぜい2回目までが限度な気がします。
自分が招待したときは断ったのに……
自分の結婚式には来なかった相手に呼ばれても、二つ返事で行く!とは言い難いもの。お祝い金を送ってくれていた相手ならまだしも、こちらから一方的にご祝儀を出すことを考えると、どうにも腑に落ちません。
友達の結婚式に行きたくない理由:金銭的理由
友達の結婚式に行きたくないというよりは、行けない理由といった方が正しいでしょうか。ご祝儀、ヘアメイク代、ドレス代と、結婚式に参加するためには少なくとも5万円ほど費用がかかります。
自分の生活を圧迫してまで参加することはないので、無理な時は正直にお断りの連絡を入れましょう。
結婚式が重なった
運悪くひと月のうちに何人もの結婚式が重なってしまうことがあります。1回につき5万円と考えて、月に4回なら20万円の出費……。
ちょっとした海外旅行に行けてしまいますし、人によっては月々の手取り額を超える金額なので、ためらってしまうのも無理はありません。
求職中で金欠
実際に仕事を辞めてみるとよくわかるのですが、求職中は本当にお金がありません。貯金を切り崩しながら日々の生活に怯えている時に、結婚式のお誘いはあまりにも酷です。友達には申し訳ありませんが、ここは事情を話して断りましょう。
会費+ご祝儀で財布が痛い
友達へのご祝儀は3万円と相場が決まっていますが、一体誰がこんなことを決めたのか……。と思ってしまいますよね。それだけでも苦しいのに、会費まで別に取られてしまってはもう大変です!
そもそも会費制の結婚式でも会費の設定が高い場合もありますし、支払ったご祝儀でまかなえる範囲でのおもてなしをしてほしいと思ってしまいます。
友達の結婚式に行きたくない理由:そもそも結婚式が苦手
人と話すのが大好き!知らない人との出会いは楽しい!という性格の方がいる一方、なるべく誰にも会いたくないと思いながら生活をしている人もいます。そんなタイプの方々にとって、結婚式はかなり苦痛なイベントではないでしょうか。
人前に立ちたくない
人前に立つとものすごくあがってしまい、汗は止まらず顔はどこまでも赤くなり続ける、という方もいらっしゃいます。ただでさえ、知らない人に囲まれて緊張状態になることが分かり切っている場に、自ら進んで参加しようとは思いにくいです。そんな人がもしスピーチを頼まれてしまったら……。悪夢のような光景が目に浮かびます。
出席するたびに結婚を急かされる
「〇〇ちゃん本当に綺麗!で、あなたは?」なんてことを言われたらたまったものではありません。結婚は人に急かされてするものではありませんが、その思いをストレートに伝えると「負け惜しみだ」なんて言われてしまう可能性も。特に、一度このような思いをしたことがある方は、なおさら行きたくないと思ってしまうでしょう。
結婚式そのものを茶番のように感じてしまう
キリスト教徒でもないのに教会で愛を誓うというその行為が、茶番のように感じられてなんだか冷めてしまうことも。式の一連の内容を「神聖な儀式」ではなく「おままごと」と思ってしまうタイプの方にとって、結婚式は苦痛以外のなにものでもないのかもしれません。
友達の結婚式に行きたくない理由:他のゲストが原因
新郎新婦には少し申し訳ない理由ですが、嫌なものは嫌!不快になると分かっている場に行くことは、大変勇気のいる行為です。
絶対に会いたくない相手が来る
遠い昔の嫌な思い出から、もう一生会いたくない!という相手が、一人や二人いるものです。そんな相手も出席すると分かったら、いくら友達とはいえ参加したくないと思ってしまいますね。
知り合いが一人もいない
嫌な人はいないけど、知ってる人も一人もいない……。これはこれでかなり厳しい状況です。コミュニケーション能力の塊のような人ならいざ知らず、すでにコミュニティが形成されている人々の集まりに飛び込むなんて、想像しただけで恐ろしいです。結果、楽しそうな雰囲気の中で一人ポツンとしてしまうような状況になりかねません。
一部だけの盛り上がりを見ているのが苦痛
ノリのいいゲストが大勢いる場合、自分があまり積極的には騒いだりしないタイプだと、会場内の温度差を顕著に感じてしまいそうです。静かにお祝いしたかったのに、結局飲めや歌えやの大騒ぎで全然楽しめなかった、という悲しい状況も想像に難くないです。
行きたくない友達の結婚式には出席すべき?
行きたくはない結婚式だけど、でもせっかく誘ってくれたんだし……。という気持ちも分かります。ですが、自分の心とお金を削ってまで、無理に参加しなくても良いのではないでしょうか。
誘ってきた友達も、まさかそこまであなたが深く苦しむとは考えていません。苦しみながら上辺だけで祝うくらいなら、潔く欠席したほうが結果的に相手のためにもなるでしょう。
「その日は別の結婚式が入ってて……」「日にちは決まってないんだけど、その月は出張に行くことが決まってるんだ」という具合にやんわりとした理由をつけで欠席してしまうのも手です。
そして、もし行きたくない気持ちの原因が新郎新婦や金銭面でないのなら、祝電やお祝い金を送って気持ちを伝えるのもアリです。
自分が心から行きたいと思える結婚式に出席しよう!
いくら友達に招待されたからといって、友達の結婚式でも行きたくない場合があるものです。何が何でも絶対に参加しなければいけない結婚式はありません。無理はしなくていいですし、結婚式への参加を断ったぐらいで崩れるような友情なら、所詮はそれまでの仲だったというだけのことと割り切る気持ちも大事です。
親族が相手ではどうしようもない場合もありますが、友達の結婚式は行きたいと思った時だけ出席しましょう。そして、心からの祝福を贈りましょう!