同棲は節約するべき?同棲生活の節約方法をご紹介!

同棲スタート© iStock.com/Viorel-Kurnosov

同棲生活をスタートさせるなら、お金に困らない生活をしたいと思う人も多いでしょう。同棲をするということは、少なくとも結婚を視野に入れているはずです。

しかし、同棲前は仲が良かったのに、同棲を始めてから生活費や食費のことで喧嘩が多くなってしまった…なんてカップルも少なくありません。

そんな状態にならないよう、二人でしっかりとお金に向き合い、節約して生活をしていきましょう。

なぜ同棲で節約したほうがいいの?

好きな人と一緒にいたい、経済的負担を減らしたいなど、同棲を始める理由は人それぞれです。同棲で節約したほうがいい理由はいくつかありますが、一番のメリットは「貯金」ができることでしょう。貯金がないと、いざというときの出費に備えることができませんし、同棲の先に結婚を考えているなら、将来のために貯蓄しておくことは大切です。

また、同棲生活で節約をすることで、お金だけでなく、心にも余裕を持てるようになります。せっかく同棲を始めたのに、生活するだけで精一杯になってしまっては、同棲をした意味がなくなってしまいますよね。気持ちにゆとりを持ち、二人の関係を良好に保つためにも、同棲生活の節約は大事なことといえるでしょう。

同棲にかかるお金はどのくらい?

生活費の計算© iStock.com/Ivan-balvan

同棲生活にはどのくらいお金がかかるのでしょうか。同棲してから失敗することがないよう、何にどのくらいお金が必要かを知っておきましょう。

家賃

生活費で最も大きな比率を占めるのが家賃です。家賃は、手取り総収入の1/3以下に抑えるのが一般的といわれています。同棲の間取りは2K、2DK、2LDKなどが一般的で、地域によって差はありますが、家賃平均は9万円~15万円程度です。各々のライフスタイルや価値観、将来設計に合わせて間取りを考えるといいですね。

光熱費

光熱費も地域によって差があり、季節によって使用頻度も変わります。一概にいくらという金額は提示できませんが、電気代・ガス代・水道代の合計は、ひと月あたりの平均18,000円前後のようです。また、生活スタイルに合わせた様々なプランを用意している電力会社や、電気とガスとセットで契約するとお得になるというケースもあります。

通信費

携帯電話会社や申し込みプランによって金額は異なりますが、各自のスマートフォンやインターネットの契約を合わせたものが、平均で月15,000円~2万円程度のようです。

食費

同棲生活の食費の平均はひと月あたり4万円~5万円程度です。お酒を飲む頻度や、どの程度食べるかによってばらつきはありますが、生活を共有することで節約の幅は広がります。

その他の生活費

同棲を始めるにあたっての引っ越し費用や、家具・家電のほか、月ごとにかかる費用として、被服費、日用品費、娯楽・交際費、医療費、保険、交通費などが挙げられます。

同棲生活の節約方法!

節約を考える© iStock.com/takasuu

同棲生活で取り入れやすい節約方法をご紹介します。初めから全て節約しようとは思わず、できるものから一つずつ同棲での節約を実践していきましょう。

家賃を節約

家賃の目安は、手取り収入の1/3以下が目安とされています。まずは二人の収入を合わせ、無理なく支払える金額を算出してください。もしも、間取りや広さにこだわりがなければ、広すぎない部屋を見つけて、家賃負担を軽くするのもいいですね。 また、家賃以外にかかる管理費も、月単位でみればわずかな金額かもしれませんが、長い目でみるとそこそこの金額になるので、管理費なしの物件を探すのも賢い選択です。

光熱費を節約

光熱費は節約しやすい項目のひとつでしょう。例えば、洗い物やシャワーの水を出しっぱなしにしない、都市ガスを選ぶ、電力プランを変えるなど、小さな積み重ねが大きな節約に繋がるのです。

食費を節約

食費も、光熱費同様、節約しやすい項目です。単身生活よりも食材を余らせる可能性低くなり、一緒に食事をすることによって調理のためのガスや水道にかかる費用も減らすことができるというメリットがあります。

通信費を節約

もし結婚を前提にしているなら、二人で同じ通信会社にするのも節約方法の一つです。家族割引のようなプランに変更することで、通信費用を抑えられる可能性があるでしょう。

生活費の見直し

生活費における交際費を見直すことで、節約に大きな期待ができます。会社や友人との付き合いは大切ですが、付き合いばかりに参加してしまうと一人で生活していた頃と何も変わりません。二人で生活していることを忘れずに、参加頻度を少なくするよう心がけましょう。

家計簿をつける

同棲で節約生活を始めるのなら、家計簿をつけてみるのもいいですね。慣れないことで続かないと思うかもしれませんが、新しい生活のスタート同時に始めてみることが大切です。まずは、レシートを取っておく習慣をつけ、ノートやアプリを使って家計簿をつけ、節約生活を見える化しましょう。

貯金の目標額を決める

節約をするには意思が必要です。その意思を強くするには、目標を定めると良いでしょう。二人の目標として設定しやすいのが、貯金です。目的なく節約をするよりも、貯金の目標額を明確にして、そこに向かって節約していくようにしましょう。 貯金の使い道が、旅行や結婚、出産に関わるものであれば、さらにモチベーションが上がるかもしれませんね。

生活のリズムを合わせる

二人の生活のリズムを合わせるだけでも、節約効果が得られます。食事や入浴、就寝の時間を合わせることで、電気代やガス代が余分にかからなくなるでしょう。生活リズムを揃えると、二人のすれ違いもなくなり、同棲生活を楽しむことができるかもしれませんね。

支払いのルールを決める

同棲において支払いのルールを決めているカップルもいるようです。例えば、お小遣い制にする、収入から定額を出し合う、費用を分担するなど、自分たちに合った支払いスタイルを選択しています。ルールを決めておけば、負担額で揉めることも防ぐことができるので、取り入れてみてはいかがでしょうか。

同棲で節約に協力できるかが結婚の判断材料になる!?

同棲から結婚© iStock.com/itakayuki

同棲してみると、別々に暮らしていた頃より相手のことが見えてくるはずです。生活にはお金が不可欠なので、その部分で「節約」という協力ができる相手なら、結婚相手としても安心できるのではないでしょうか。

結婚には金銭感覚が重要だといわれています。節約をすることで相手の金銭感覚が分かり、同じ目標を持って節約していける相手なら、金銭感覚が近いと考えてもいいでしょう。同棲で一緒に節約できるかどうかは、結婚の判断材料になるのかもしれませんね。

無理のない節約で同棲生活を充実させよう

同棲は、二人の収入でやりくりをしていくので、結婚生活の予行演習ともいえます。将来を見据えて二人で生活を始めたのなら、お金にも心にも余裕を持って生活していきたいですよね。同棲生活で節約をすることは、貯蓄をすることにも繋がり、一緒に節約できるか同課は、結婚の判断材料にもなるのです。

ただし、節約をするうえで忘れてはいけないのが、二人の立場が平等であること。同棲を始める前にルール決めをして、無理のない範囲で節約するようにしましょう。

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