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幸せムードたっぷりの中で行われる結婚式、さぞかし素敵な思い出になると思いきや「つまらない結婚式だった」とゲストに感じさせてしまうことも。
今までお世話になった相手に、お祝いの席で不快な思いをさせたくないですよね。
ゲストにつまらないと感じさせてしまう結婚式の特徴を知り、いかに回避できるかが結婚式を成功させる重要なカギになりますよ♪
目次
ゲストが「つまらない」と感じる結婚式:新郎新婦とほとんど話せない
ゲストの多くは、新郎新婦におめでとうの気持ちを伝えるために式場へ足を運んでいます。
なので、時間やお金をかけて会いに行った新郎新婦とほとんど話せなかったとなれば、ゲストも「つまらない結婚式だなあ」と退屈で残念な思いをすることは想像に容易いですよね。
また、新郎新婦が特定のゲストとばかり話していたため、話しかける機会を失ってしまったという声も。
すべてのゲストと満遍なく触れ合えることが理想的ですが、なかなかうまく行かないことが多いみたいです。
ゲストが「つまらない」と感じる結婚式:料理がおいしくない
いくらドレスや演出が華やかでも、料理がおいしくないという点だけですべてが台無しになってしまいます。
「私たちに使うお金をドレスと演出に回したんだろうな……」と思わず考えてしまうほど、あからさまなケースもあるようですよ。
冷めていて不味い料理ほど、人を残念な気持ちにさせるものはありませんよね。
どんなに内容のいい結婚式でも、満足できない料理を提供されたことで一気に「つまらない結婚式」にランクダウンしてしまうので注意が必要です。
ゲストが「つまらない」と感じる結婚式:なにかと時間が掛かる
メリハリが無く、冗長な印象を与えてしまう結婚式はつまらないと思われやすいです。
- スピーチの時間が長い
- お色直しの時間が長い
- 式そのものがダラダラと長い
など、無駄に時間が掛かる結婚式はつまらないと思われてしまう危険性が高くなってしまいますよ。
ゲストが「つまらない」と感じる結婚式:内輪ノリばかりの余興
いくら会場が盛り上がっていても、自分には全く理解できない内容ではつまらないと感じてしまいますよね。
特に余興はゲストが「つまらない」という気分になってしまうことが多く、内輪ノリのネタにうんざりしてしまうこともしばしば。
とはいえ、全員が盛り上がれる余興を考えるのも難しいので、かなりの悩みどころではないでしょうか。
ゲストが「つまらない」と感じる結婚式:お祝いムードが感じられない
花嫁からの手紙の場面でガヤガヤと騒がしかったり、友人スピーチが皮肉っぽかったりと「本当に結婚のお祝いに来たの?」というゲストが多い結婚式は、つまらないを越えてむしろ不快です。
空気が読めない、舞い上がっておかしなテンションになってしまったなど原因はいろいろ考えられますが、いずれにしても結婚式に水を差していることには変わりありません。
素直な気持ちかつ新郎新婦の邪魔にならないよう、お祝いをしたいものですね。
ゲストが「つまらない」と感じる結婚式:会場に知り合いがいない
会場に一人も知り合いがおらず、式の間中孤独を感じ続けたという悲しいケースも……。
結婚式はだいたい2時間半ですから、その間ずっと話し相手がいないというのは苦痛以外の何ものでもないでしょう。
嬉しい気持ちを共有する相手もいないまま、ただただ居心地の悪い思いをする結婚式、想像するだけでかなりつまらないのではないでしょうか。
ゲストが「つまらない」と感じる結婚式:式と式の間が長い
挙式と披露宴、披露宴と二次会など、式と式との間が長い結婚式はゲストに退屈だと思わせてしまいます。
時間をつぶせるような施設が周りにあればまだマシかもしれませんが、それらしきものが一つも無かったり、真夏や真冬で移動だけでもしんどいと言う場合、ゲストの心は「帰りたい」という思い一色になります。
つまらない気持ちのまま式に参加するのはかなりの苦痛ですので、できることなら切れ目のない日程であってほしいものです。
つまらない結婚式だとゲストに思わせないためには?
お世話になったゲストにつまらない結婚式だと思わせないためには、どんな点に気をつけるべきなのでしょうか。
ポイントは、「ゲストの立場になって考える」ということです!
新郎新婦とゲストとの間に一体感を作る工夫を!
高砂や立派すぎる装花など、物理的に新郎新婦とゲストの間に立ちはだかるものを取り払ってしまえば、会場全体に一体感が生まれます。
話しかけやすさ、同じ時間を共有している感がグッと上がりますので、かなりおすすめですよ。
ゲストにかけるお金をケチらない
結婚式はどこにお金を掛けて、どこの費用をカットしたのかがゲストに比較的バレやすいイベントです。
特に、ゲストに掛けたお金をカットすると、料理や引出物という分かりやすい形で現れてしまいますよ。
過剰にお金を掛ける必要はありませんが、ゲストがつまらない思いをしない程度のクオリティは最低限維持しなければなりませんよ。
スピーチや・余興は時間や内容込みで依頼すると〇
長すぎたり、理解できずに退屈な気持ちになってしまう可能性が高いスピーチ・余興は、お願いする際にあらかじめ所要時間や内容を伝えておくことをおすすめします。
時間管理がある程度できるので進行もスムーズになりますし、なによりつまらない思いをゲストにさせることがありませんよ。
ただし、あまりにも内容の縛りをきつくしたり、頼み方を間違えると高圧的だと取られかねませんので、十分に気をつけてくださいね。
人数合わせや妥協でゲストを呼ばない
明らかな人数合わせや「そんなに仲良くないけど呼んでおいた方がいいかも」という選び方でゲストを招待してしまうと、その気持ちが相手に伝わってしまいます。
なるべくなら、人数合わせや妥協でゲストを招待することは控えましょう。
「その演出は本当に面白いの?」という視点を忘れない
前のめりな気持ちで結婚式の準備を進めていると、段々と視野が狭まってきます。
仮に面白そうだと思った演出だとしても、相手によっては不快感を覚えてしまうかもしれませんよ。
すべてのゲストにとって面白い演出を考えるのは難しいことですが、嫌な気持ちにさせてしまうことは心がけ次第で可能です。
つまらない、嫌だとゲストに思わせてしまわないよう、客観的に演出内容を組むことを忘れないようにしてくださいね。
「つまらない」と思わせない結婚式にはおもてなしの心が重要!
「参加者全員大絶賛!」という結婚式にするのは至難の業ですが、ゲストを思って準備をすれば、壊滅的につまらない結婚式にはならないはず。
何よりも大切なのは、おもてなしの心を忘れずに結婚式を組み立てて行くことです。
「つまらない」ではなく「良い式だった!」とゲストが笑顔で帰れるような結婚式にしてくださいね。