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同棲に向けて部屋を選ぶ際、どれくらいの間取りにすべきかという点は、悩みどころの一つではないでしょうか。
同棲をするのに最適な間取りは、お二人の性格によって大きく変わります。お互いが快適に暮らせるよう、ベストなお部屋選びをしましょう!
同棲する部屋のタイプを決めるポイントや、一般的に同棲向きとされている間取りのご紹介などの情報をご紹介していきます。
目次
同棲する部屋の間取りを決めるポイントは?
同棲をするのにピッタリな間取りは、カップルによって異なります。そのため「〇〇な間取りが同棲に向いている」というように、大枠で語ることはできないのです。
お二人の生活に合う間取りを見つけるためには、まずはご自分たちが誰かと空間を共にする際、どのような点を重視しているかを知る必要があります。
二人暮らしをする場合に求める生活スタイルのタイプは、大きく分けて4つあります。
- 手狭でもOK!少しでも家賃を抑えたい
- 個室は無くても特に気にならないが、ある程度の広さは欲しい
- ゆとりある生活スペースより個室の有無を重視
- 個室も欲しいし共有スペースでもゆったり過ごしたい!
これらのうち、お二人がどれに該当するのかをチェックしてみましょう。次からは、タイプ別におすすめな間取りをご紹介していきます。
手狭でもOK!少しでも家賃を抑えたいなら【1K】
部屋の広さや個室の確保に頓着せず、家賃を抑えて一緒に暮らせれば良いとお考えのカップルには、1Kの部屋がおすすめです。
物件によっては二人以上入居が不可な場合もありますので、事前に確認を取っておく必要がありますよ。
広くないので掃除がしやすく、近い距離感で生活できますので、一人でいるよりも二人でいる方が良い方にはピッタリではないでしょうか。
ただし、収納スペースの狭さが難点ですので、荷物が多い人には向かないかもしれません。
個室は無くても特に気にならないが、ある程度の広さは欲しいなら【1LDK】
「個室は無くても構わないけど、ある程度はゆったりと暮らしたいな……」と思うなら、1LDKのお部屋を選んではいかがでしょうか。
1Kよりも家賃は少し高くなりますが、その分窮屈さはかなり軽減されます。また、個室は無いとはいえ空間は二つありますので、頭を冷やしたい時や一人になりたい時、別々のスペースを確保することも可能です。
一室丸々生活を共にする空間になりますので、掃除の頻度や水回りの使い方など、衛生的な価値観が合わないと喧嘩になるリスクがありますよ。
ゆとりある生活スペースより個室の有無を重視するなら【2DK】
生活スペースの広さよりも個室の有無が重要な方には、2DKの部屋がいいでしょう。一人一人に部屋があるため、プライベートな時間を確保することも可能です。
客人を招く空間の広さが十分ではないことがネックですが、頻繁にホームパーティなどを行わないのであればさして問題はありません。
ですが、個室があることで生活にすれ違いが起きてしまう可能性も。自分の時間と相手との時間のバランスがうまく取れる方におすすめですよ。
個室も欲しいし共有スペースでもゆったり過ごしたい!と考えるなら【2LDK】
個室と広い共有スペースのどちらも必要な方は、2LDKを選んではいかがでしょうか。家賃が高めですので、ある程度経済的な余裕があることが求められます。
キッチンも広めなので作業がしやすく、収納スペースも充実していますよ。
お互いのタイムスケジュールにズレがあり、片方が眠っている時間に帰宅するようなカップルも、2LDKなら相手の睡眠時間を邪魔せずに済むので安心です。
居住空間が広くなる分、掃除も大変になりますので、その点は十分に考慮しておく必要がありますよ。
同棲カップルにおすすめの間取りは1LDK!
これまでに4タイプの間取りをご紹介してきましたが、同棲カップルに特におすすめなのは1LDKの部屋です。
一時的にではありますが、プライベートな空間を守ることが不可能ではなく、家賃も手ごろな範囲で済ませられることがその理由ですよ。
まずは1LDKでお互いの暮らしぶりや生活を共にして苦ではないかを確認し、もし結婚に至ったらもっと広い部屋に引っ越すこともできるでしょう。もちろん、居心地が良ければそのまま住み続けてもいいですね。
結婚生活ではなく、あくまで同棲をするのでしたら、手始めに1LDKの部屋を選んでみてはいかがでしょうか。
同棲する時はお二人に合った広さやレイアウトの部屋を選ぼう!
誰かと生活を共にする際、譲れないと感じる点は人それぞれですよね。お二人が快適に暮らすためにも、まずはお互いの要望をきちんとすり合わせることが必要不可欠です。
相手に合わせるだけでなく、自分自身の居心地の良さも併せて追求する必要がありますよ。
同棲する際はお二人に合った広さやレイアウトの部屋を選べるよう、情報収集も手を抜かないようにしましょう!