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結婚式を1.5次会でしたいと考えたとき、1.5次会に向いている会場を探すために会場見学をしなくてはなりません。会場見学をするときは事前に準備をしておくことでスムーズに決まりやすくなります。では、実際にどのような準備やどんな会場選びのポイントが必要なのでしょうか。それぞれご紹介します。
目次
1.5次会の会場見学前に準備しておくこと
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1.5次会をおこなう会場のピックアップ数
1.5次会の会場を決定するにあたって、平均3~5件程度の会場を探しましょう。会場によってそれぞれ特徴が異なることや料金なども変わってきます。会場の見学をするまではどの会場がベストかイメージしづらいので、あまり固定概念にとらわれず気になったところに決めます。
ゲストの会費を決める
1.5次会の会費は新郎新婦が自由に決めることができます。会費が1.5次会全体の予算にもつながるので、お二人でしっかり考えておきましょう。会費の金額は主に用意する料理のスタイルによって異なります。立食ビュッフェは10000~14000円、着席コースは15000~20000円以内の設定が平均的。また、友人中心ではなく親族や上司を招待する場合は、ゲストの立場を考えた料理のスタイルを考えることも大切です。
予算を立てる
会場見学の際は具体的な見積もりを作成してもらえます。1.5次会の予算は「ゲストの人数×会費」で決まります。自己負担としてどの程度準備ができるかおおよその予算を検討しておくと、希望に沿った見積もりで相談をすることが可能になります。
1.5次会のパーティスタイルを考えておく
1.5次会は一般の結婚式よりも自由なスタイルで結婚式ができることが魅力です。スタイルによってもパーティの雰囲気は変わります。フォーマルさを大切にしたい、お料理を楽しんでもらいたい、人前式でカジュアルに楽しみたいなど、具体的なパーティスタイルをイメージしておくと会場が決定しやすくなります。
1.5次会の見学するときのポイント
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1.5次会の会場見学をするときにいろいろチェックしようとしても、実際に会場で説明を聞いていると確認したかったことを忘れてしまうことも。下記の内容をチェックリストにしておくと、気になるところや不安な点がクリアにできるので会場見学もしやすくなります。自分の中で「ここは譲れない」など優先順位を付けておくことも大切です。見学ポイントをそれぞれ見ていきましょう。
スタッフの対応
会場スタッフの対応は1.5次会を素敵な結婚式にできるか左右するところです。スタッフが明るく礼儀正しくしているか、丁寧な接客をしてくれるかどうか、会場見学に訪れたときに感じることのできるところを選びましょう。
控室
1.5次会の会場では新郎新婦の控室がないことや、用意されていたとしても非常に狭い空間という可能性も。挙式を別会場でおこない、1.5次会でお色直しをすることを考えているときには、十分なスペースの控室を確保してくれるかどうかチェックしましょう。
ウエディングプランナー
1.5次会の会場でも専属のウエディングプランナーがいるかどうかもチェックするポイント。1.5次会当日までの準備や計画をいっしょにしてくれます。提案力があり、お二人の希望を汲み取ってくれること、細かい気配りができるプランナーであるかどうかを見ておくと当日まで安心して準備を進めることができます。
レイアウト
招待しようとしているゲストの人数に対して、1.5次会を開く会場が十分なスペースがあるか確認します。お二人からの目線だけでなく、ゲストとして来場したときの目線を持って見学しましょう。また、天井の高さもこだわって見ておくポイント。あまり低いと圧迫感があり、チープな会場に見えてしまう恐れもあります。
料理
1.5次会はカジュアルなパーティであっても、料理のクオリティは落とさず味や見た目はこだわりを持ちたいところです。試食ができる会場であれば、料理を提供する食器や盛り付け方は当日と同じになるか、料理の冷たさ、温かさは工夫されているか、料理全体のボリューム感を確認しましょう。
内金・キャンセル
1.5次会の会場見学をおこなって、いざ契約となったときには仮契約は可能か、もし可能であれば、仮契約できる期間の確認をしましょう。本契約となった場合には5~10万円程度の内金が必要に。本契約後のキャンセルは基本的に返金できないケースが大半です。また、ゲストの会費で多くの費用をまかないたいときは、支払いのタイミングの確認を。前払い、後払い、一部前払いなど会場によって異なります。見学時に聞いておくとスムーズに進めることができます
1.5次会におすすめの会場
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1.5次会は会費制がほとんど。パーティスタイルも幅広くあるため、会場もさまざまあります。それぞれのメリット、デメリットを見ていきましょう。
レストラン
レストランの最大のメリットは料理でおもてなしが叶うこと。フォーマルからカジュアルまで会場の雰囲気が幅広いのでイメージに合った結婚式ができるところもよいところです。アットホームな1.5次会がおこなえます。また、その後の記念日に利用ができ、思い出を重ねることも。デメリットとしては結婚式に特化した会場ではないので、クロークや新郎新婦の控室がないことやテーブル間隔が狭い会場の場合は、ドレス選びが限られることがあります。
ゲストハウス
ゲストハウスは一軒家貸切というようなプライベート感を重視した造り。開放感があり海外のようなおしゃれな雰囲気の中でパーティをできるところがメリットです。会場の装飾をオリジナリティ溢れる空間にしたい方には向いている会場です。デメリットとしてはガーデンを利用した演出をしたいときに天候に左右されやすいところがあります。また、郊外にある会場も多く、ゲストの交通手段が限られることもあります。
専門式場
専門式場のメリットは結婚式に特化した施設であるため、ブライズルームや親族やゲストの控室など設備が整います。スタッフも結婚式の経験が豊富なため、要望や細やかな対応がききます。デメリットとしては、専門式場は入れ替え制であることから、同日に式を挙げるカップルやゲストとはち合わせということも。見学の際にそのようなことがないのか事前に確認しましょう。
ホテル
ホテルのメリットはホスピタリティあふれるクオリティ高いサービスがあることです。宿泊施設をはじめ、どのような招待客の要望にも応えられる設備があります。1.5次会であっても贅沢なおもてなしを感じてもらいたいと考えるカップルにはおすすめです。デメリットは費用の価格設定がやや高めになるので、1.5次会を会費制でおこなうことを考えるとゲストの負担が重くなることになるかもしれません。
1.5次会の会場見学はチェックリストを作って見に行く準備をしよう
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1.5次会は結婚式のスタイルが自由に選べるので、会場見学もどのようなところをポイントにして見ればよいか迷うと思います。理想の会場を探すためには会場見学の準備として、ゲストの会費を決めておくことや予算をある程度決めておくことが大切です。会場見学には3~5件程度選んでおきましょう。1.5次会の会場を見学するポイントをチェックリストにしておくと、気になるところや不安な点がクリアにできるので会場見学もしやすくなります。また、他の気になる会場と比較しやすいところもあるので、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。お気に入りの会場が見つかるとよいですね。