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少人数でアットホームな結婚式に注目が集まる今、フォトジェニックで非日常たっぷりのロケーションと解放感を味わえるリゾート婚を調べているカップルが急増中です。新婚旅行を兼ねた海外挙式も素敵ですが、言葉の心配がない安心気軽な国内リゾート婚の人気が上昇中。人気エリアは海外リゾートに負けにない魅力いっぱいです。
目次
国内リゾートウエディングの人気エリアとその魅力とは
国内リゾート婚の魅力
アットホームな少人数結婚式を検討しているカップルに人気の高い「リゾート婚」。
大切な人に囲まれて、憧れのリゾート地で挙げる結婚式です。国内リゾート婚は海外リゾート婚とは同じ魅力、そしてちょっと違う魅力が詰まっています。
国内リゾート婚を検討しているカップルに魅力的な点を挙げてみましょう。
・海や緑の素晴らしいロケーションをたっぷり味わえる
・フォトジェニックな場所で素敵な写真が撮れる
・有名観光地で家族旅行として親孝行ができる
・海外よりも近いので、本人・家族・ゲストの日程調整がしやすい
・海外挙式に比べ挙式にかかる費用総額・準備期間が少ない
・日本なので日本語が通じるため招待のハードルが低い
大切な人達とリゾート地の非日常感を生かした結婚式が挙げられますし、国内ゆえに滞在日数が短めでも対応できます。
国内リゾート婚の場所・会場の探し方
国内の会場であるため、通常の結婚式紹介サイト等で、自分で式場を探して手配することができます。
自分の力だけで探す・または手配するのが不安な方は、ウエディング相談カウンター、全国に施設を持つ系列ホテルやブライダル会場の最寄りの相談カウンターで会場検討や打ち合わせが可能です。
リゾート婚の場合はその土地それぞれの、結婚式に適したベストシーズンがありますが、その時期は当然予約は激戦です。希望の日取りを予約したい場合は、1年前~遅くても8カ月前にはリゾート地と会場を検討しましょう。
また、結婚式のベストシーズン=観光のハイシーズンでもあるため、会場が決定したらすぐに家族・ゲストの交通手配・宿泊先の手配に動くのがポイントです。ゲストへのお声がけも、検討期間からリゾート婚を計画していることを早めに打診し、スケジュール調整の根回しをしておきましょう。
北海道でのリゾート婚
北海道リゾート婚のベストシーズン
5~9月までは、過ごしやすい気候の下、北海道の雄大な自然を目いっぱい楽しめます。特に6月のジューンブライド期間に北海道は梅雨がないため、すがすがしい空の下の結婚式という夢が叶いやすく、7月は北海道が誇るラベンダー満開期で、美しいロケーションフォト撮影が可能です。
10月からは早くも紅葉が始まり、真冬は日本とは思えない広大な白銀の世界に浸ることができるため、北海道は1年を通して四季折々の結婚式を楽しむことができます。
海の幸も取れたての新鮮野菜も楽しめる多彩なグルメ
グルメ食材の宝庫北海道の広大な大地が育んだ新鮮野菜と畜産・三海の海の幸が、結婚式のおもてなし料理で存分に味わうことができます。多彩で上質な食材は年配の方からお子様まで非常に幅広く喜ばれるため、おもてなしの満足度も高いはずです。
北海道のロケーションを生かしたウエディングスタイル
北海道のリゾートウエディングの特色は、なんといっても雄大な自然。日本にリゾート地は数あれど、北海道突き抜けた解放感とどこまでも続く別世界の雰囲気は、なかなか味わえません。
そんな北海道では、家族やごく親しい友人との少人数で、アットホームなウエディングスタイルが主流。結婚式の後はおいしいグルメ・温泉・観光旅行を家族と一緒に楽しむスタイルが多いようです。
交通アクセス
人気のリゾート地のため、各主要都市から飛行機の直行便が運航しています。また、人気の会場は札幌や新千歳空港に近い場所が多く、1泊2日の短い滞在でも、最終フライト時間ギリギリまでパーティも観光も楽しむことが可能です。
軽井沢でのリゾート婚
軽井沢リゾート婚のベストシーズン
歴史ある避暑地の軽井沢は通年通して四季折々の魅力にあふれていますが、特に人気が集中するのは5~7月の新緑の季節。まぶしい光と鮮やかなグリーンで、歴史ある洗練されたチャペルでの結婚式を思い描く方も多いのではないでしょうか。真夏と残暑の厳しい8・9月も平均最高気温は26度と、首都圏に比べたら圧倒的な過ごしやすさです。
美しい紅葉シーズンは比較的早めで見ごろは9月中旬~11月上旬。この時期は観光客も多いでしょう。真冬の軽井沢はオフシーズンですが、静寂に包まれた白銀の世界で、ロマンチックなウエディングが演出できるため、あえてオフシーズンで式を挙げる新郎新婦もいます。
深い歴史を感じるリゾートウエディングの発祥地
軽井沢のセレブ達の避暑地としての歴史は古く、もともとはカナダ人宣教師が教会を軽井沢に設立し、1890年ごろから外国人の別荘が立ち並び始め、それを追うように日本の上流階級の人たちが軽井沢に別荘をもつように。その後、集まった外国人たちによって「教会の街」と言われるほど数多くのチャペルが立てられ、避暑に集まる人々を洗練されたおもてなしで迎え続けた軽井沢は、「ここで結婚式を挙げたい」というウエディングシーンの憧れの街になっていったのです。
軽井沢でおすすめのチャペル・ガーデンウエディング
軽井沢でのリゾート婚の花形は何といってもチャペル挙式。歴史あるクラシックな教会から、ホテルの比較的新しい雰囲気たっぷりのチャペルまで、様々なロケーションから選択できます。また、避暑地としての古い歴史から、グリーンを生かした魅力的なガーデンをもつ会場が多いことも特徴。新緑の5~7月にウエディングが多いのは、ガーデンウエディングを希望するカップルが多いため。
常にセレブをおもてなししてきたホスピタリティ・サービスのレベルが高く、フォーマルな挙式からアットホームなウエディングまでいろいろなシーンに対応できます。
交通アクセス
リゾート婚での軽井沢の強みは、なんといっても首都圏からのアクセスの良さ。長野新幹線の開通によって、軽井沢までの乗車時間は東京・上野駅から、約1時間とちょっとで着いてしまうのです。
そのため、「リゾート婚=少人数ウエディング」のイメージが強いのですが、軽井沢では50~80人規模の結婚式を計画するカップルが多いのが特徴です。
沖縄でのリゾート婚
沖縄リゾート婚のベストシーズン
年間通して気温は高めの沖縄ですが、梅雨入り、台風の影響を考えると、ベストシーズンは3月~6月上旬、梅雨明けの6月下旬~7月下旬もおすすめです。ただ7~8月は観光ハイシーズンのため、かなり早めに計画しないと飛行機の手配が厳しいことに。また、全体的な値段も上がります。台風の影響が出始めるのは9・10月。海に入らないのであれば、11月~2月は平均最高気温も18~22度と過ごしやすく、観光もオフシーズンのため、のんびりしたリゾート婚が楽しめます。
観光アクティビティが充実
暖かい沖縄では通年通して観光が楽しめるため、海・自然を生かしたアクティビティが充実。そのため、ウエディングと旅行を兼ねたプランも数多くあります。家族のみの少人数ウエディングが多いため、海に入らなくても年間を通してツアー体験やゴルフのような年配者が好むアクティビティが充実しているのは嬉しいところ。ツアーとウエディングを一緒に取り扱っている窓口も多く、現地に行かなくても打ち合わせがスムーズに済むことが多いようです。
沖縄ならでは青い空と海のロケーションウエディングフォト
沖縄でのリゾート婚での注目は、日本ではここだけしか撮れない「青い空・碧い海」を生かした、楽園のようなロケーションフォト。二人だけのフォトウエディングを計画するカップルが非常に多いのも、沖縄リゾート婚の特徴です。
リゾート地として充実しているため、新しく設備が整った会場がどんどん増えているのも沖縄の強み。現在は離島も選択肢にいれられるため、「思い描いていた南の島の結婚式」の理想をかなえる会場を探しやすいのです。
交通アクセス
人気のリゾート地のため、各主要都市から飛行機の直行便が運航しており、首都圏からなら3時間弱で到着します。ただ、観光ハイシーズンの7~8月は宿泊先・航空券ともに抑えるのが非常に難しくなるため、早めの準備が必要です。台風シーズンはエアが欠航になることも非常に多いため、注意が必要です。
京都でのリゾート婚
京都のリゾート婚のベストシーズン
京都でのリゾート婚のベストシーズンは、気候の良い3~6月、9~12月がおすすめです。京都は盆地の地形のため、真夏・真冬は寒さ暑さが厳しく感じられる土地柄です。ですが、いにしえの歴史ある都なので、真夏真冬含め、四季それぞれの魅力があります。桜の時期(3月下旬~4月上旬)、新緑の初夏、紅葉の時期(11月上旬~下旬)は観光のハイシーズンで、会場・宿泊先の手配が非常に難しくなります。観光ハイシーズンでの日取りを考えているようなら、挙式日一年前からの予約決定が望ましいでしょう。
古来からの神社・歴史あるホテル・重文ゲストハウスなど多彩な会場
1000年もの間、日本の都だった京都は、歴史的な価値ある文化財・文化財級の会場でのリゾート婚が可能です。格式あるホテルやゲストハウス、数々の歴史をもつ神社仏閣が会場としての選択肢に挙がります。また、今注目の和装だけでなく・洋装スタイルもクラシックな街の風情にぴったり。有名なあの場所・あの風景でのロケーションフォト撮影で、一生の思い出に残る結婚式に。
日本屈指のグルメタウン・京料理でおもてなし会食
京都といえば、日本でも屈指の料理人が集うグルメな都市。そんな京都の真髄ともいえる京料理は、和食の代表的な有職料理、精進料理、懐石料理、おばんざいが融合したもので、見た目も美しい和のおもてなしの心が詰まったハレの日にふさわしい料理と言えます。
京料理だけでなく、京都には挙式後の会食にぜひ選びたい有名シェフを有した会場・レストラン・料亭が多数あり、家族で大切なお祝いの膳を囲むのに最適です。
交通アクセス
日本で最も有名な観光地である京都は、全国どこからでも飛行機・新幹線・高速バス等のアクセス方法が充実しています。一泊二日の短期滞在でも観光スポットがぎゅっと凝縮された街のため、充実した観光が楽しめます。
国内リゾート婚の人気エリアと魅力のまとめ
一生に一度の結婚式だからこそ、大切な家族・ゲストとともに特別な場所で幸せな思い出を作りたい。そんな夢をかなえられる国内リゾートウエディング。海外と違って、国内だからこその準備・手配のしやすさがあります。
人気の場所には、それぞれの土地の魅力がたくさん詰まっています。今回紹介した北海道・軽井沢・沖縄・京都以外でも、日本全国どこでもリゾート婚は実現可能です。
あなたのお気に入りの特別な場所で、大切な人に囲まれて素敵な結婚式を挙げてみませんか。