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顔合わせは婚約する二人・両家両親・兄弟などが同席し、共に食事を楽しむ食事会形式がほとんど。選んだ会場が自宅かお店かによりますが、時間は約3時間ほどが想定されるため、歓談時間にどんな話題を振るのかネタを準備し、両家が不快にならない会話の内容を考えておきましょう。顔合わせを成功させるための大切な準備です。
目次
顔合わせ食事会の会話のきっかけ「話題」とは
顔合わせ食事会で親睦を深めるために
婚約する二人以外は初めて顔を合わせる両家の両親と、家族たち。緊張していないわけがありません。なんの準備もなく、初めて顔を合わせる同士でいきなりスムーズに楽しく会話をしようと思っても無理があります。そのため、顔合わせ食事会でどんな話題で会話を楽しむのか、事前にいくつかネタと内容を準備しておくと心強く、当日落ち着いて臨むことができます。
顔合わせ食事会での話題のネタの準備
顔合わせ食事会前に、両家の会話を和やかにするためにできる準備には次のようなものがあります。
両家家族のプロフィールを事前に共有しておく
会話のきっかけや話題のテーマになりそうな、当たり障りのない両家家族のプロフィールはパートナを通して共有しておきましょう。事前に仕事・趣味・思い出・直近の話題など、何か明るい話題やネタになりそうなものは伝えておくとベターです。
話題選びでOKとNGの範囲のすり合わせ
両家家族の中で、あまり触れられたくない話題や突っ込んでほしくない部分があれば、事前にパートナーには伝えておきましょう。両家家族まで知る必要はありませんが、万が一、話の流れでその話題に触れそうになった場合は、パートナーと協力して話題を変えるよう段取りを。
特に話したい話題があれば事前に家族の意見はまとめておく
両家家族が顔を合わせる場というのは、今後そう頻繁にあるわけではありません。これを機に両家の意見を決めておきたい話題（例：結婚式の費用や今後の新居についてなど）があれば、事前に両家家族の意見をまとめておきましょう。
顔合わせ食事会で望ましい話題例
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無難で失敗があまりないような、緊張感なく盛り上がれる話題選びが大切です。誰でも気軽に会話に参加できる、という気楽さを重視しましょう。両家の共通点が多い話題や、明るい気持ちになれる話題を選んで会話を楽しむコツです。
天気、天候・気候の話
挨拶後に会話のきっかけになる、定番の話題です。話し始めに、いきなり盛り上がるような話題や話しあいたい本題から切り出すには、両家の緊張がほぐれていないことが多く、場の流れから言って難しいでしょう。誰でも相槌を打って簡単に話ができる天気の話題は、会話の切り出しに最適ですし、次の話題につなげることができます。
会話のきっかけづくりとしての役割
天気や気候の話題で
「今年は例年になく暑いですね。こちらまでいらっしゃるのは大変だったでしょう」
「雪が降るかもと言っていたのですが、いいお天気に恵まれましたね」
といったふうに、話題の切り出しに使われます。
地元の話、家族思い出話、結婚式の話などメインの話題へ誘導する役割
「こんな暑い日と言ったら、昔、やはりこんな暑い日に家族で海に行ったときに…（と思い出話につなげる）」
「雪が降る季節には、私たちの地元の〇〇が美味しい季節でいま食べごろなんですよ（と地元の話につなげる）」
天気・季節・気候の話題と関連した、家族の思い出や地元の話など、新たな話題につなげることができます。
家族の自己紹介とそれぞれの話題
まずは家族の自己紹介を行いましょう。自己紹介で、両家の家族についての話題に振れやすくなり、会話がしやすくなるため、顔合わせが始まったらすぐに自己紹介をするのが望ましいです。
できれば事前にプロフィールの共有を
顔合わせ食事会に参加する家族の簡単なプロフィールは、事前にパートナーからその家族に、お互い共有しておいてもらいましょう。自己紹介がスムーズになります。
家族紹介時にそれぞれが挨拶と自己紹介をする
家族の紹介の際に、それぞれの参加家族が一言づつ挨拶と自己紹介をしましょう。事前にプロフィール共有があると、その後の話題作りに一役買います。
家族の話題や思い出話
身近な話題で興味をもちやすく、全員が盛り上がれる話題です。事前に両家家族のプロフィールを確認する際に、両家に共通する点や近い部分などをいくつか見つけておきましょう。人は共通する部分が多いほど、安心して初対面でも仲良くなりやすいものです。
用意しておく話題の内容として、次のようなものが挙げられます。
家族構成の紹介
家族構成が近いと、それだけで会話が弾むことがあります。兄弟の構成や祖父母と同居など似た環境だと、身近な話で「あるある！」と会話が盛り上がるネタに。
婚約する二人や兄弟の昔話
婚約する主役本人の親しか知らないエピソードや、兄弟の面白エピソードなど、顔合わせ用に仕込んでおくのも一案です。
両家の両親や家族の思い出話
主役は二人ですが、顔合わせ食事会はここまで育ててくれた両親に晴れ姿を見せ、感謝する会でもあります。親同士のなれそめや、自分が感謝しているいいエピソードなどを披露すると、全員の気持ちが盛り上がるのではないでしょうか。
両家の地元の話
両家の地元が離れている場合、それぞれの家庭がどんな場所なのか話題にすると、会話や今後の予定などに話が発展して弾みそうです。
地元の観光地
顔合わせ食事会がどちらかの地元で行われる場合は、地元の観光地など紹介してあげると、顔合わせ後のお楽しみが広がります。
地元のグルメや食材
地元のグルメや食材など、食にまつわる話題は誰もが楽しめる話題です。今後両家が付き合いを続けていく上で、ご挨拶やお礼の際に、会話で興味を持ってもらった地元の名産品や食材を贈ることができます。
地元のお祭りや行事
地元のお祭りや行事の紹介は話題作りに最適です。行事にちなんだ家族の思い出や、その時期に相手側の家族を招待するなど、両家の交友のきっかけになります。
顔合わせ食事会を盛り上げる話題作りのためのアイデア例
顔合わせ食事会で会話のきっかけになるよう、話題作りとして事前に準備するアイデアとして、次のような工夫をしている例が。
・家族の自己紹介パンフレットを作成
・お互いの家のアルバムを持ち寄る
・地元の名産品・銘酒などを手土産にする
顔合わせ食事会前に配慮やすり合わせが必要な話題例
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顔合わせ食事会で話題になる、できれば深く話を聞きたい話題なのですが、事前に配慮や家族間での意見のすり合わせが必要な話題があります。
趣味・仕事の話
仕事や趣味の話については、深く話すとプライベートな部分まで掘り下げてしまう恐れかあります。二人の結婚によって結びつきができるとはいえ、まだ初めて会った者同士です。適度な距離感が大切に。趣味・仕事の話題には注意が必要です。
家族の趣味の話
お互いの家族の誰かが共通の趣味を持っていたり、前から興味がある分野だとすれば、お互いが仲良くなるきっかけになります。ただ、趣味の話は専門性が深くなると、つい熱くなりすぎて周囲がついていけない事態になりかねません。全員が会話を楽しめるよう、話題に選ぶ場合はちょっとした配慮を心がけましょう。
家族の仕事の話
婚約する二人はお互いの家に結婚の挨拶に行った際に、それぞれ家族の仕事は確認済みであることが多いでしょう。今回同席する家族の仕事について、やんわりと事前に共有しておきましょう。同じ職種であったり、興味がある職種の場合には話題のきっかけに。
結婚・結婚式の話
結婚・結婚式については、両家が費用負担についてどう考えているか、など、お互い確認したい部分が出てくるため、顔合わせ食事会で話題になることがあります。その際にその場で深く話し合ってしまうと、両家が揉める原因になりかねません。
次のような話題については、まず両家がどういう考えを持っているのか、事前にそれぞれの家庭で話し合い、それを二人がすり合わせをして相手家族がどう考えているのかを伝えておきましょう。顔合わせ食事会で話題になった際に、両家で確認を取るだけにするまで進めておくのがベストです。
・正式な結婚までの今後の予定
・結婚式の計画や費用について
・結婚後の住居や仕事の予定
結婚・結婚式の親を交えた費用負担や分担について詳しくはこちら
顔合わせ食事会で気を付ける話題例
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以下の話題に踏み込みすぎると、お互いが譲らずに気分を害することが多くなる確率が高いため、避けるべき話題です。また、家族間であまり触れないほうがいい話題に関しては事前に確認を。両家の家族はまだ知り合ったばかりです。お互いほどよい距離感を大切に。
政治・宗教・スポーツ
「友人の間でもしてはいけない」と言われる3つの話題。政治や宗教はその人のイデオロギーに深くかかわっているため、気軽な話題にするにはリスキーです。同じ方向だったとしても、細部の考え方が違って互いに譲れずもめごとにつながるケースは多いためです。スポーツチームに関しても同様の考え方の人が多いため、話題にあげるのは避けましょう。
仕事・プライベートの詳細
相手側の家族に興味があると言っても、仕事の詳細や年収、兄弟のプライベートや結婚についてなど、プライベートの詳細についてまで話題にするのは避けましょう。
病気・健康問題
家族が何らかの持病や健康問題を抱えているとき、それについて触れるのはやめておきましょう。
顔合わせ食事会の話題や会話の内容とネタの例まとめ
顔合わせ食事会で、両家の家族がスムーズに会話を始められるように、幾つか話題を用意しておくと安心です。挨拶・自己紹介から始まり、どのような会話をするのか、きっかけづくりのネタを用意しておきましょう。和やかな会にしようとする配慮が伝われば、きっと楽しい顔合わせ食事会の場になり、素敵な思い出になるでしょう。
