1.5次会・会費制結婚式に上司や親族も呼ぶ?上司・親族をゲストに呼ぶなら注意したいこと!

結婚式のゲストは親族や上司も呼ぶ?© iStock.com/DNY59

披露宴と二次会の中間的な結婚式スタイルである1.5次会・会費制結婚式。そこまでかしこまらないパーティに、上司や親族を招待しても良いのでしょうか?1.5次会・会費制結婚式と言っても、そのスタイルは様々です。

基本的には、上司や親族を招待しても問題ありません。しかし、いくつか注意してもらいたい点をこの記事でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.5次会・会費制結婚式はゲスト選びも大切なポイント

自由度が高い1.5次会結婚式はボーダーが大切© iStock.com/nzphotonz

自由度が高い1.5次会・会費制結婚式では、招待客のリストアップは楽しく進めることができます。挙式・披露宴・二次会と分けず、ウエディングスタイルに決まりがなくすべてを兼ねたパーティなので、自分たちにとって大切な人を招き、お祝いすることができるからです。

ただ、大切な人だからと全員やみくもにお呼びしては、パーティのスタイルや場の空気になじめないゲストも出てくるでしょう。人間関係は、様々な側面を持っています。親族や会社の上司、親しい友人、どれも自分にとって大切な人たちですが、果たして友人と同じおもてなしをして、親族や上司に失礼にあたらないのだろうか……と気になりますよね。

自分たちが選んだスタイルやおもてなしから、納得してもらえる人をリストアップしてゲスト選びをしましょう。リストアップから漏れてしまったゲストの方へは、別の形でフォローすることが、1.5次会・会費制結婚式には求められます。

両親・家族・身内・親族を招待する場合

両親や兄弟姉妹・祖父母など同じ家で暮らした大事な家族は絶対に呼びたい、という人がほとんどでしょう。

遠い親族に関しては、最近会っているか会っていないか、関係が浅いか深いかが招待のボーダーラインになります。フォーマル寄りな1.5次会・会費制結婚式であれば、親族の招待は両親に相談をしましょう。

仕事関係者・上司・同僚を招待する場合

仕事関係者や上司を招待するボーダーラインは、おもてなしが手厚くできるフォーマル寄りか、そうでないかです。上司や仕事の社会的な礼節を踏まえた間柄の人に、カジュアルすぎるおもてなしで失敗して後々の関係に支障をきたすわけにはいきません。

しかし同僚を呼んで上司にお声がけしないわけには…と悩むようなら、仕事関係者は一切呼ばない、と決断するのも1つの方法です。

1.5次会・会費制結婚式に上司や親族を呼んでも良いのか?

1.5次会結婚式に親族や上司を呼んでも良いのか?© iStock.com/monzenmachi

披露宴よりもカジュアルな雰囲気の1.5次会・会費制結婚式に、上司や親族を招待しても失礼にあたらないか……不安ですよね。果たして1.5次会・会費制結婚式のスタイルに招待をしても問題ないのでしょうか?

1.5次会・会費制結婚式は上司や親族を招待しても良い!

1.5次会・会費制結婚式のスタイルであっても、上司や親族を招待しても問題ありません。しかし、後ほどご紹介します注意点は、事前にチェックしてほしい項目です。パーティー形式や当日の配慮はしっかりと対策しておきましょう。

1.5次会・会費制結婚式でもパーティスタイルは様々

1.5次会・会費制結婚式と聞くと「カジュアル」なイメージをもつ人もいます。しかし1.5次会・会費制結婚式の形式でも、披露宴寄りのフォーマルなパーティもあれば、二次会のように立食ビュッフェでワイワイ盛り上がるカジュアルなパーティもあります。

披露宴ほどかしこまらず、親族や上司を招待しても恥ずかしくないパーティにすることは可能です。フォーマル感ある雰囲気なら、親族や上司もしっかりとおもてなしできるでしょう。

1.5次会・会費制結婚式に上司や親族を招待する際の注意点

1.5次会結婚式に親族や上司を招待する際の注意点kyonntra© iStock.com/

1.5次会・会費制結婚式で親族や上司を招待する際に、気を付けてほしい注意点をご紹介します。

親族がいない場合、上司を招待するのは失礼?

親族が参列しない結婚式に上司を招待する場合、一般的な挙式・披露宴に比べ格式が下がる印象を与えてしまうかもといった理由から、失礼にあたるのではないだろうか?と考えてしまいますよね。

「披露宴だと思って参加をしたのに……」など失礼にならないよう、事前に以下のことをお伝えておきましょう。

  • 会費制結婚式や1.5次会の雰囲気を伝えおく
  • ご祝儀は不要であること
  • 当日の服装のイメージを伝えておく

など、1.5次会・会費制結婚式になじみがない方には特徴などを説明しておきましょう。

親族や上司にはカジュアルな雰囲気であることを伝える

自分たちよりも目上の方が多いであろう親族や上司を招待する際に注意したい点は、事前にどんなスタイルの結婚式なのかイメージを伝えておくことです。一般的な挙式・披露宴のイメージを強く持つ世代の方には、会費制の結婚式に抵抗を感じる方もいるためです。

上司を招待したら主賓挨拶は必要?

せっかく招待をするのなら、主賓挨拶を取り入れることをおすすめしますが、主賓の挨拶はなしでも問題ありません。主賓挨拶がなくても上司の方が気にする場合は少ないですが、ご両親が心配する場合はあります。1.5次会・会費制結婚式で主賓挨拶を取り入れないことを、事前にご両親に報告をしておきましょう。

立食よりも着席スタイルを選ぶ

1.5次会・会費制結婚式には立食スタイルと着席スタイルがあります。親族の中には、年配のゲストや遠方から来られる方もいます。上司を招待する際も、立食だと落ち着きがなく、カジュアルな雰囲気が与えてしまうため、上司や親族を招待するなら、披露宴に近いフォーマル感のある着席スタイルを選びましょう。

ビュッフェよりもコース料理を

1.5次会・会費制結婚式の料理は

  • ビュッフェ
  • 大皿料理(テーブルシェア)
  • コース料理

の3つのスタイルがあります。親族や上司を招待するなら、フォーマル度の高いコース料理が良いでしょう。ビュッフェ形式だと、賑やかな友人に混ざり、お料理を取りに行かないといけなくなりますよね。

中には取りに行かない人もでてくることもあります。お料理はゲストへおもてなしが伝わる大切な部分なので、みんなが納得できる内容のプランを考えましょう。

会費制の場合、ご祝儀不要をしっかりと伝える

1.5次会・会費制結婚式ではほとんどの場合、会費制で行われます。着席コース料理の場合は、会費15,000円程度が相場です。披露宴の場合、親族や上司のご祝儀相場は5万円~10万円なので、15,000円の会費のみでは申し訳ないと考える方もいらっしゃるでしょう。

しかし、おもてなし内容が披露宴並みではないことや、ゲストへの負担を軽減するために選んだスタイルであることを、事前にしっかりとご祝儀不要の旨をお伝えしましょう。

ご祝儀をいただく場合もあるので、内祝いの用意を

1.5次会・会費制結婚式であっても、ご祝儀をいただく場合があります。金額の半分から3分の1をお礼として頂いた方にギフト等でお返しをします(内祝いを贈ります)。ギフトでは相手が気を遣う場合は、お食事をお誘いする形でも良いでしょう。

引出物や引菓子を用意する

1.5次会・会費制結婚式において、一般的な挙式・披露宴に近い形にするといった理由から引出物や引菓子を用意するカップルも多いようです。

上司や親族を招待する際におすすめの1.5次会スタイル

1.5次会・会費制結婚式に上司や親族を招待することになった際に、おすすめのパーティープランをご紹介します。

会場:ホテルやレストラン
形式:着席
お料理:コース料理
会費:15,000円
時間:朝~昼の間で行う
ギフト:引菓子

1.5次会・会費制結婚式の会費は基本的に「お食事代+ドリンク代」で設定します。友人のみで行う1.5次会・会費制結婚式ならお料理のグレードを下げ、会費10,000円でギフトなしでも大丈夫でしょう。しかし、上司や親族を招待する際は、15,000円程度でしっかりとしたおもてなしをするのに相応しいです。会費15,000の場合は、引菓子を用意すると良いでしょう。もし、もっとグレードを上げて会費20,000万円にする場合は、引出物の用意も必要になってきます。

1.5次会・会費制結婚式に上司や親族も呼ぼう!

結婚式は今までの人生、これからの人生に関わってくれる方に、結婚の報告をする場です。友人のみならワイワイとしたパーティでも良いですが、親族や上司の方も招待をするなら、フォーマル感ある結婚式にしましょう。

最近では1.5次会・会費制のスタイルを選ぶカップルも増え、1.5次会・会費制結婚式でも上司や親族を招待する場合が多いです。招待することに問題はないので、「いかに喜んでもらえるか」に焦点をあててパーティスタイルを考えると良いですよ。

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