家族婚での両親の服装マナー!手配方法や着付け代の負担について

家族婚の両親の服装©penfold – iStock.com

少人数でアットホームな雰囲気でおこなえると人気の家族婚では、両親はどのような服装をするのでしょうか。身内のみの結婚式ではありますが、お祝いの席として両親も正装をし母親は留袖など着物を着る方も多くいるようです。母親が着物を着る場合の着付けの手配方法や、着付け代の負担など、家族婚での両親の服装についてまとめました。

 

家族婚での両親の服装

一般の結婚披露宴とは違い、家族婚ではカジュアルな雰囲気でおこなうこともあり、必ずしも正装でなくてはいけないというわけではないようです。とはいえ、ホテルなど格式高い会場でおこなうこともあります。服装は会場に合わせて選ぶとよいでしょう。

父親

 
 
 
 
 
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結婚式での父親の服装は、正礼装が一般的です。正礼装といえば「モーニング」、夜からの場合は「テールコート」になり、格式高いホテルやレストランなどでおこなう場合におすすめです。カジュアルなレストランであれば「ディレクタースーツ」や「タキシード」がよいでしょう。

母親

 

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母親の結婚式での正装として、留袖を着る方が多くいます。家族婚でも同様、格式高い会場であれば、正礼装として「留袖」や「フォーマルアフタヌーンドレス」、夜の場合は「イブニングドレス」になります。カジュアルレストランであれば「セミアフタヌーンドレス」がよいでしょう。着物を着る場合は、カジュアルな雰囲気に合わせた色留袖など柄が華やかなものがおすすめです。

家族婚でも一般の結婚披露宴と同様、着物を着る母親は多いようです。ですが母親が着物を着る場合、着付けが必要になることがあります。家族婚では、結婚を専門としていないレストランなどでおこなうこともあり、会場によっては着付けサービスがないことも。その場合、どのように着付けの手配をすればよいのでしょうか。

両家でバランス合わせるのがおすすめ

正礼装を選ぶ場合も、もう少しカジュアルに抑える場合も、両家でスタイルを合わせるのがおすすめです。どちらかがきっちりした服装なのに、片方がカジュアルだと気まずい思いをしてしまいますよね。

父親がモーニングを着る場合は襟の種類「ウィングカラーやレギュラーカラーシャツ」、チーフやグローブの有無など、細かい部分まで合わせておくと安心です。慣れた式場であれば良いのですが、そうでない場合は両家が別々に衣装を用意することもありますよね。主役のお二人が事前にリードして、両家の服装のバランスが合うように調整していきましょう。

家族婚で両親が着付けをするときの手配方法

家族婚の両親の服装©Kanawa_Studio – iStock.com

式場で着付ける場合

ホテルや専門式場で結婚式を挙げる場合、多くの会場ではゲストも着付けのサービスを受けられます。両親が式場で着付けをおこなう場合、予約は新郎新婦がまとめて手配をするとスムーズに進みます。衣装を持ち込むのか、レンタルするかによって費用も変わってくるため、式場に確認してから両親に伝えるとよいでしょう。

時間調節など、式場と両親の間に入ってお二人が手配をするため、当日の時間や必要なものを忘れずに伝えることはもちろん、変更があればすぐに報告をしましょう。

式場以外で着付けをする場合

家族婚の場合、食事のみをおこなうこともあります。会場によっては着付けがおこなえないことも。その場合、別の美容室などで着付けをしてもらわなくてはいけません。

両親が普段から通っている美容室にお願いする場合は、ご自身で予約をしてもらったほうがスムーズかもしれません。それ以外の場所でお願いする場合、新郎新婦が会場近くの美容室を探して予約をおこなうのがよいでしょう。事前にどこに着付けをお願いをするのか、手配はどのようにするかを新郎新婦から声をかけておくと安心です。

手配は早めに

美容室の予約が埋まってしまって、希望の時間に着付けができない!なんてことがあっては困ります。着付けにはおよそ1時間ほどかかるので、挙式や食事会に合わせ早すぎず遅すぎない時間帯を手配できるよう早めに予約をしましょう。

そのため、着付けを利用するかしないか、ご両親と事前に相談しておくことが大切です。衣装をレンタルする場合は、試着をする日にちも忘れずに手配しておきましょう。

着付け代はどちらが負担?

結婚の挨拶をする女性とその両親

両親の着付け代は新郎新婦が負担するという方が多いですが、結婚式の費用の負担方法や両親の考え方でも変わってきます。

両親が結婚式の費用を負担していたりゲストを招待する側の場合、着付け代は親が自分たちで負担するという方が多いようです。結婚式の費用の援助なしで両親もゲスト側として招待する場合は、新郎新婦が負担することがあります。

ですが、「着付け代ぐらいは自分たちで…」と親が申し出てくることもあるため、着付け代をどのように負担するのか事前に両親と相談しておくことがよいでしょう。費用を負担する場合、会場内の美容室であれば、新郎新婦側に請求してもらえるよう手配をしておくとスムーズです。式場以外の場合は、事前に着付け代を渡しておくとよいでしょう。

家族婚での両親の服装と着付け代や手配方法まとめ

家族婚での両親の服装は、会場の格によって決めていくとよいでしょう。母親が着物を着ることもあるため、着付けが必要になることがあります。

式場内で着付けをおこなう場合は、新郎新婦が手配をするとスムーズに進みます。式場以外の場合は、両親が困らないようどのようにするのか新郎新婦から声をかけるなどサポートするとよいでしょう。手配方法や着付け代の負担について、事前に両親と相談しておくのが大切です。