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妊娠や出産が重なり結婚式を挙げなかった方などが、赤ちゃんといっしょに結婚式を挙げたい!とお披露目会を兼ねておこなう結婚式「パパママ婚」が増えてきています。赤ちゃんがいるからできる演出もあり、結婚式の楽しみが広がります。しかし、普通の結婚式とは少し違うパパママ婚のスタイルに招待ゲストが戸惑うこともあるかもしれません。招待するときの注意点にも気をつけながら赤ちゃんお披露目会とパパママ婚の魅力をしょうかいしていきます。
目次
赤ちゃんお披露目会を兼ねたパパママ婚とは
パパママ婚は「ファミリーウエディング」とも呼ばれ、妊娠や出産でタイミングを逃してしまった…などの理由から、結婚式を挙げられなかった夫婦が子どもと一緒におこなう式のことをいいます。最近では出産後に、赤ちゃんのお披露目会を兼ねて新しい家族の誕生を祝う結婚式をおこなう夫婦も増えています。お二人の晴れ姿を披露できるのはもちろん、ゲストに赤ちゃんも一緒にお披露目ができることで二重の喜びが味わえるのが魅力です。赤ちゃんが挙式や演出に参加することで、家族の絆が深まる結婚式が楽しめます。
赤ちゃんお披露目会を兼ねたパパママ婚をするときに気をつけること
赤ちゃんの月齢
結婚式で赤ちゃんのお披露目会をするときに気をつけたいのが、赤ちゃんの月齢です。首が安定しない6カ月未満に結婚式を挙げるのは、生まれて間もない赤ちゃんには負担がかかります。結婚式は打ち合わせや準備が多く体力が必要なため、赤ちゃんもそうですが、産後間もない新婦も体調を崩してしまう可能性があります。ベストな時期は、首がすわり始める6カ月以降から準備を始めて10カ月以降に結婚式を挙げるのがよいでしょう。首が安定した時期を選ぶことで結婚式の準備もしやすく当日も安心して過ごすことができます。
プログラムの組み方
お披露目会を兼ねた結婚式ということで、赤ちゃんメインでプログラムを組むことがあるかもしれません。ですが、赤ちゃんはいつも機嫌がよいわけではありません。一歳未満の赤ちゃんならなおさら。この時期は起きている時間も短いため、式中に寝てしまったり、機嫌が悪くぐずってしまったりすることも。普段から機嫌がよい時間帯に赤ちゃんとの演出を取り入れるとよいでしょう。しかし、当日になってハプニングが起こりうるのが赤ちゃんです。赤ちゃんが参加できなくなっても問題ないよう、ムービーを流すなど別のプログラムも考えておきましょう。
赤ちゃんと一緒にできる演出
一緒にバージンロードを歩く
赤ちゃんといっしょに歩くバージンロードはより感動的なものになるでしょう。パパやママが抱っこをしながら歩くことで赤ちゃんも安心していられます。
リングガール・リングボーイ
パパママ婚で人気の演出の一つ、リングガール・リングボーイ。赤ちゃんは一人で歩くことができないため、歩行器やカートに乗ってパパとママのもとに向かいます。一人でおすわりができる時期の赤ちゃんにおすすめです。
家族で誓いのキス
赤ちゃんを抱っこして両側から誓いのキスを。お二人の大切な存在となる赤ちゃんといっしょに幸せを誓うと幸せが二倍に。
結婚証明書
結婚証明書に赤ちゃんも一緒にサインするのもおすすめです。家族の証明書としても思い出の品になるでしょう。
赤ちゃんの紹介写真
スピーチで赤ちゃんの紹介をするのももちろんですが、ウェルカムスペースや、会場内に赤ちゃん紹介として写真を飾るのもよいでしょう。赤ちゃん成長が見られる写真は、ゲストもほっこりとした気持ちに。
赤ちゃんお披露目会を兼ねたパパママ婚の招待の仕方
親族や友人を招待する場合
パパママ婚に親族や友人を招待する場合、まずは「赤ちゃんのお披露目会と一緒に結婚式をしようと思う」ということを事前に伝えておくとよいでしょう。どのような結婚式なのか戸惑うゲストもいるかもしれないので、きちんと説明することが必要です。
報告が終わったら次に、ゲストに招待状を送ります。
招待状には
・赤ちゃんが誕生したこと
・お披露目会を兼ねた結婚式をおこなうこと
を記載しておくと丁寧で分かりやすいです。
会費の設定の仕方
入籍してから日にちが経ってからの結婚式となると、入籍祝いや出産祝いをいただいた親族や友人にはご祝儀をいただくのに気が引けてしまうという方も多いと思います。その場合、ご祝儀制ではなく会費制がおすすめです。会費を10000円前後に設定することで、ゲストの負担が少なく参加しやすくなります。お料理はビュッフェでも美味しいものを用意し、引き出物など形式張ったものを省くなど工夫をすることで、ゲストも新郎新婦も満足できる結婚式にすることができるでしょう。
赤ちゃんお披露目会を兼ねたパパママ婚を成功させる秘訣まとめ
パパママ婚は、大切な親族や友人に赤ちゃんのお披露目会もできることでより喜びを感じることができます。ですが、パパとママに合わせたスケジュールにしてしまうと赤ちゃんが疲れてしまうことも。赤ちゃんのことを一番に考えたプログラム作りをしましょう。お二人の大切な赤ちゃんと一緒に素敵なパパママ婚をあげてください。